第35巻・「ハローグッバイ」。
卒業式。ついにこの時がやってきました。もともと「マリア様がみてる」は祐巳と祥子の物語ですから、三年生……特に祥子さまの卒業は、物語の終わりを意味します。
蓉子さま、祥子さま、そして祐巳へと受け継がれた『紅薔薇』の名。その名に恥じない成長を見せた祐巳の、最後の見せ場ですね。
卒業式自体は淡々と進みます。送辞や答辞も山百合会の面々が担当しますが、前年程のアクシデントはありません。元薔薇さまたち三人もやってきますが、あくまで妹たちの門出を祝いに来た、という程度で話にはあまり関わりません。
けれどもひとつひとつの場面に、ファンならクスリとくるような要素がいくつも盛り込まれており、感慨深いです。ちさとさんの『令ちゃんのばか』はかなりツボでした。
どちらかというと、今回主役だったのは黄薔薇姉妹。最後の最後で由乃さんのサプライズが待っており、これまで未完結だった事柄全てに決着をつけた印象です。
10年と8カ月ほど続いた長い「マリみて」シリーズも、ここで一区切り。最後の行に「了」の一字が刻まれている以上、本来は完結のはずですが……あとがきにもあるように、まだ物語は終わるわけではありません。
どうせなら、祐巳が卒業するまでは続けてほしいものです。
またこの作品に触れる機会が来るのを、心待ちにしています。
ごきげんよう、お姉さま。
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マリア様がみてる 33 ハローグッバイ (コバルト文庫) 文庫 – 2008/12/26
さようなら、お姉さま――
卒業式当日。二年生は、三年生の胸に薔薇をつけにいく。二年松組の祐巳は、三年松組の祥子の教室へ向かう。クラスが違うため、由乃は令に薔薇をつけられなくて…。同じ頃、校門には蓉子と聖の姿が!?
卒業式当日。二年生は、三年生の胸に薔薇をつけにいく。二年松組の祐巳は、三年松組の祥子の教室へ向かう。クラスが違うため、由乃は令に薔薇をつけられなくて…。同じ頃、校門には蓉子と聖の姿が!?
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/12/26
- ISBN-104086012448
- ISBN-13978-4086012447
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/12/26)
- 発売日 : 2008/12/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4086012448
- ISBN-13 : 978-4086012447
- Amazon 売れ筋ランキング: - 628,773位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
5 星
良い終わり方
良いお話でした。いい幕の引き方だったと思います。主要キャストはほぼ勢揃い(静さまさえいれば……)。懐かしの鵜沢美冬さんも再登場したりして、色々な意味で集大成といった感じでした。黄薔薇ネタが多くて、黄薔薇好きとしては嬉しい限り。「令ちゃんのバカ!」由乃と菜々のその後とか、祐巳と瞳子の姉妹愛とか、まだまだ読み足らないと思うことはありますが、巻数や展開を冷静に考えるとこの辺りが区切りには相応しいでしょう。本当に今回は綺麗に締めていて、リリアンを卒業する祥子と令の気持ちがそのまま読み手にも伝わってきたかのようです。今は、こんな素晴らしい作品を創り上げてくれた作者に感謝の気持ちで一杯です。「形を変え」たリリアンの物語も楽しみにしています。この作品に出会えて本当に良かったです。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月5日に日本でレビュー済み
終わってしまった…祐巳や祥子様と長い長い時間を一緒にすごしてきたような気がします、それがついに終わった。
でも、いい最終回だったという感じ。3つまえのキラキラまわるで感じたようなついに終わるんだ、もうあえなくなるんだ!という巨大な喪失感はあまり感じられなく
少ししんみり、でも卒業は別離じゃないという晴れやかな寂しさというのが見事に表現されていました。
前のレビューで書かれてる方もいらっしゃいましたが瞳子とのからみの少なさ、祐巳達の送辞・祥子の答辞の省略はやや消化不良といえなくもないですがアレが逆にねっとりとた寂しさや辛さを軽減し、いつも物語の終りに感じるぶっつりとその世界から引き剥がされる感覚がなく僕としてはアレが最高の形だった、と思えます。
ただかなりのメインキャラを登場させたのに柏木さんが出てこなかったのが少し残念で少し笑えました。
でも、いい最終回だったという感じ。3つまえのキラキラまわるで感じたようなついに終わるんだ、もうあえなくなるんだ!という巨大な喪失感はあまり感じられなく
少ししんみり、でも卒業は別離じゃないという晴れやかな寂しさというのが見事に表現されていました。
前のレビューで書かれてる方もいらっしゃいましたが瞳子とのからみの少なさ、祐巳達の送辞・祥子の答辞の省略はやや消化不良といえなくもないですがアレが逆にねっとりとた寂しさや辛さを軽減し、いつも物語の終りに感じるぶっつりとその世界から引き剥がされる感覚がなく僕としてはアレが最高の形だった、と思えます。
ただかなりのメインキャラを登場させたのに柏木さんが出てこなかったのが少し残念で少し笑えました。
2008年12月28日に日本でレビュー済み
卒業式、ひとつの区切りというべき催しをむかえて、少女達は、成長していきます。
シリーズは、祐巳がリリアン女学園に入学してから、3年生になるまでの物語、
少女の成長が、瑞々しく描かれています。
友情と学び、先輩と後輩、学園社会での様々な出来事。
それぞれの少女たちの家庭の事情とそれにまつわる友情。
それぞれの視点や想いによって時には同じものも違ってみえたりするもの。
祐巳と祥子の物語は、祥子の卒業でひとつの幕がおりたわけです。
螺旋に続く学園の物語は、ひとつの区切りとなりました。
蓉子のポジションについた祐巳。
ぜひとも今野さんには、次の螺旋の物語を紡ぐことにチャレンジして欲しいです。
新たな祐巳の物語でも、
志摩子と由乃をあわせたようなポジションについた奈々の物語でも、
もうひとりのプチスールの物語でも、よいので、
文壇初になるとおもわれる学園もののシリーズに、
育ててみて欲しいなっとおもったりします。
シリーズは、祐巳がリリアン女学園に入学してから、3年生になるまでの物語、
少女の成長が、瑞々しく描かれています。
友情と学び、先輩と後輩、学園社会での様々な出来事。
それぞれの少女たちの家庭の事情とそれにまつわる友情。
それぞれの視点や想いによって時には同じものも違ってみえたりするもの。
祐巳と祥子の物語は、祥子の卒業でひとつの幕がおりたわけです。
螺旋に続く学園の物語は、ひとつの区切りとなりました。
蓉子のポジションについた祐巳。
ぜひとも今野さんには、次の螺旋の物語を紡ぐことにチャレンジして欲しいです。
新たな祐巳の物語でも、
志摩子と由乃をあわせたようなポジションについた奈々の物語でも、
もうひとりのプチスールの物語でも、よいので、
文壇初になるとおもわれる学園もののシリーズに、
育ててみて欲しいなっとおもったりします。
2012年11月26日に日本でレビュー済み
ここまでシリーズ全作読みました。感想はタイトルの通り。
少女達の恋愛や女子校ものは大好きだから買ってみたら
初読はともかく再読出来る話が無い…退屈すぎて。
とにかく物語が薄い。エピソードが少ない。文化祭も体育祭も修学旅行も。バレンタインイベント、バレンタインデート、楽しいのかあれ。
人物の心理描写が細やかだというレビューが多いですが
空を見れば青いお菓子食べりゃ美味しいお姉様に会えば嬉しいとごくごく当たり前の事をいちいち言ってるだけで
読みごたえのある心理描写なんか無かったけどなあ…
そもそも同性愛なのか擬似恋愛なのかすら解らず
ヒロインがどのくらいの気持ちでお姉様に入れあげているのかも全く解らず…
ヒロインは祥子様に男の恋人が出来たら泣くの?祝福するの?
こういう基本的な所が解ってないからヒロインに感情移入出来ないし…
勿論光る断片やキャラは至る所に散りばめられていて、おうそこもっと描いてーとか期待したシーンもあったんだけど
ことごとくすかされた。
余りに作者の熱を作品から感じとれなかったもので、ひょっとして作者は義務で百合描いてるの?本当に描きたいのはBLとかなの?とお釈迦様シリーズもちょい読んだがこれも薄かったなあ…。
少女達の恋愛や女子校ものは大好きだから買ってみたら
初読はともかく再読出来る話が無い…退屈すぎて。
とにかく物語が薄い。エピソードが少ない。文化祭も体育祭も修学旅行も。バレンタインイベント、バレンタインデート、楽しいのかあれ。
人物の心理描写が細やかだというレビューが多いですが
空を見れば青いお菓子食べりゃ美味しいお姉様に会えば嬉しいとごくごく当たり前の事をいちいち言ってるだけで
読みごたえのある心理描写なんか無かったけどなあ…
そもそも同性愛なのか擬似恋愛なのかすら解らず
ヒロインがどのくらいの気持ちでお姉様に入れあげているのかも全く解らず…
ヒロインは祥子様に男の恋人が出来たら泣くの?祝福するの?
こういう基本的な所が解ってないからヒロインに感情移入出来ないし…
勿論光る断片やキャラは至る所に散りばめられていて、おうそこもっと描いてーとか期待したシーンもあったんだけど
ことごとくすかされた。
余りに作者の熱を作品から感じとれなかったもので、ひょっとして作者は義務で百合描いてるの?本当に描きたいのはBLとかなの?とお釈迦様シリーズもちょい読んだがこれも薄かったなあ…。
2008年12月26日に日本でレビュー済み
良いお話でした。
いい幕の引き方だったと思います。
主要キャストはほぼ勢揃い(静さまさえいれば……)。
懐かしの鵜沢美冬さんも再登場したりして、色々な意味で集大成といった感じでした。
黄薔薇ネタが多くて、黄薔薇好きとしては嬉しい限り。
「令ちゃんのバカ!」
由乃と菜々のその後とか、祐巳と瞳子の姉妹愛とか、まだまだ読み足らないと思うことはありますが、巻数や展開を冷静に考えるとこの辺りが区切りには相応しいでしょう。
本当に今回は綺麗に締めていて、リリアンを卒業する祥子と令の気持ちがそのまま読み手にも伝わってきたかのようです。
今は、こんな素晴らしい作品を創り上げてくれた作者に感謝の気持ちで一杯です。「形を変え」たリリアンの物語も楽しみにしています。
この作品に出会えて本当に良かったです。
いい幕の引き方だったと思います。
主要キャストはほぼ勢揃い(静さまさえいれば……)。
懐かしの鵜沢美冬さんも再登場したりして、色々な意味で集大成といった感じでした。
黄薔薇ネタが多くて、黄薔薇好きとしては嬉しい限り。
「令ちゃんのバカ!」
由乃と菜々のその後とか、祐巳と瞳子の姉妹愛とか、まだまだ読み足らないと思うことはありますが、巻数や展開を冷静に考えるとこの辺りが区切りには相応しいでしょう。
本当に今回は綺麗に締めていて、リリアンを卒業する祥子と令の気持ちがそのまま読み手にも伝わってきたかのようです。
今は、こんな素晴らしい作品を創り上げてくれた作者に感謝の気持ちで一杯です。「形を変え」たリリアンの物語も楽しみにしています。
この作品に出会えて本当に良かったです。
良いお話でした。
いい幕の引き方だったと思います。
主要キャストはほぼ勢揃い(静さまさえいれば……)。
懐かしの鵜沢美冬さんも再登場したりして、色々な意味で集大成といった感じでした。
黄薔薇ネタが多くて、黄薔薇好きとしては嬉しい限り。
「令ちゃんのバカ!」
由乃と菜々のその後とか、祐巳と瞳子の姉妹愛とか、まだまだ読み足らないと思うことはありますが、巻数や展開を冷静に考えるとこの辺りが区切りには相応しいでしょう。
本当に今回は綺麗に締めていて、リリアンを卒業する祥子と令の気持ちがそのまま読み手にも伝わってきたかのようです。
今は、こんな素晴らしい作品を創り上げてくれた作者に感謝の気持ちで一杯です。「形を変え」たリリアンの物語も楽しみにしています。
この作品に出会えて本当に良かったです。
いい幕の引き方だったと思います。
主要キャストはほぼ勢揃い(静さまさえいれば……)。
懐かしの鵜沢美冬さんも再登場したりして、色々な意味で集大成といった感じでした。
黄薔薇ネタが多くて、黄薔薇好きとしては嬉しい限り。
「令ちゃんのバカ!」
由乃と菜々のその後とか、祐巳と瞳子の姉妹愛とか、まだまだ読み足らないと思うことはありますが、巻数や展開を冷静に考えるとこの辺りが区切りには相応しいでしょう。
本当に今回は綺麗に締めていて、リリアンを卒業する祥子と令の気持ちがそのまま読み手にも伝わってきたかのようです。
今は、こんな素晴らしい作品を創り上げてくれた作者に感謝の気持ちで一杯です。「形を変え」たリリアンの物語も楽しみにしています。
この作品に出会えて本当に良かったです。
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2012年6月24日に日本でレビュー済み
一巻から続く祐巳、祥子編の完結です。
別れと旅立ち。誰もが一度は経験したことのあるその切ない雰囲気が琴線に触れること間違いなしでしょう。
祐巳と祥子が共に成長して、ここまで素晴らしい関係を築き上げたと思うと感無量です。
また、個人的には由乃の姉妹問題を持ってくるところが絶妙でやられました。
姉妹離れの問題がでてからの令と由乃のお互いに適切な距離を手探りに探していく2人が、雰囲気が大好きでした。
別れと旅立ち。誰もが一度は経験したことのあるその切ない雰囲気が琴線に触れること間違いなしでしょう。
祐巳と祥子が共に成長して、ここまで素晴らしい関係を築き上げたと思うと感無量です。
また、個人的には由乃の姉妹問題を持ってくるところが絶妙でやられました。
姉妹離れの問題がでてからの令と由乃のお互いに適切な距離を手探りに探していく2人が、雰囲気が大好きでした。
2009年1月18日に日本でレビュー済み
発売日に買ったのですが、心の準備が出来ず、グズグズしていたらなんだかんだで読み終わるのが遅れました。
今回の『ハローグッバイ』に関して言えば、いつも通りの印象。普段と別段変わるわけでもなく、良くも悪くも淡々と進みます。これがマリみての良さ、なのですよね。10年間の作品を締めくくる最終巻とは思えないほど「普通」な一冊。というか、今野先生、もう次のリリアン話に行く気満々なのでしょう。だからこんなに飄々(ひょうひょう)としているのかな、と思います。
あまりに長い間「マリみて」と接してきたので、まあ、なんというか、終わった実感が全っ然ありません・・・。マリみてを読むと、自分も学生に戻ったようで楽しかったのですが、キャラクター達も卒業してしまったら、もうどうしようもないですね・・・。さ〜びし〜いな〜あ
・・・でも、まっ!ハローグッバイってことで!笑今野先生、そしてリリアンのキャラクター達に本当に感謝。ありがとう&おつかれさま、を言いたいです。
また会う日まで!ごきげんよう!(涙)
(2009 6/28追記)どうやら祐巳&祥子編は終わったけど、祐巳&瞳子編ということで続くらしいです。なあんだ、よかった。
※以下、超個人的な感想(愚痴)なので読まなくてもいいです。
個人的にはこのシリーズを振り返って思うのは「祐巳の妹問題」です。妹を決めかねて、結局ラストに慌てて瞳子にしたような気がします。もっと早くにスマートに祐巳の妹が決まっていたら面白かったのに。私は可南子が出てきた時、「おっ、いいタイミングでなんか出てきた」と思ったものです。可南子であれば、祐巳ちゃんとビジュアルとのバランスもとれます。瞳子&祐巳のようにビジュアルが被ることなく、デコボコで面白かったし、話の展開としても、祥子様と可南子で祐巳ちゃんの取り合いでもすれば、祐巳ちゃんも初期のようにアタフタする動きのあるキャラでいられたし(瞳子相手では必然的に大人なお姉さまにならざるを得ない)。ていうか、仲良くなる者同士というのは、大抵出会ったらすぐ仲良くなりませんか?。なので、いまさら瞳子×祐巳という組み合わせがどうも違和感ありました。まあ、とにかく可南子でよかったのに・・・と思ったんです。最後に超個人的な文句をすみませんでした(反省)。
今回の『ハローグッバイ』に関して言えば、いつも通りの印象。普段と別段変わるわけでもなく、良くも悪くも淡々と進みます。これがマリみての良さ、なのですよね。10年間の作品を締めくくる最終巻とは思えないほど「普通」な一冊。というか、今野先生、もう次のリリアン話に行く気満々なのでしょう。だからこんなに飄々(ひょうひょう)としているのかな、と思います。
あまりに長い間「マリみて」と接してきたので、まあ、なんというか、終わった実感が全っ然ありません・・・。マリみてを読むと、自分も学生に戻ったようで楽しかったのですが、キャラクター達も卒業してしまったら、もうどうしようもないですね・・・。さ〜びし〜いな〜あ
・・・でも、まっ!ハローグッバイってことで!笑今野先生、そしてリリアンのキャラクター達に本当に感謝。ありがとう&おつかれさま、を言いたいです。
また会う日まで!ごきげんよう!(涙)
(2009 6/28追記)どうやら祐巳&祥子編は終わったけど、祐巳&瞳子編ということで続くらしいです。なあんだ、よかった。
※以下、超個人的な感想(愚痴)なので読まなくてもいいです。
個人的にはこのシリーズを振り返って思うのは「祐巳の妹問題」です。妹を決めかねて、結局ラストに慌てて瞳子にしたような気がします。もっと早くにスマートに祐巳の妹が決まっていたら面白かったのに。私は可南子が出てきた時、「おっ、いいタイミングでなんか出てきた」と思ったものです。可南子であれば、祐巳ちゃんとビジュアルとのバランスもとれます。瞳子&祐巳のようにビジュアルが被ることなく、デコボコで面白かったし、話の展開としても、祥子様と可南子で祐巳ちゃんの取り合いでもすれば、祐巳ちゃんも初期のようにアタフタする動きのあるキャラでいられたし(瞳子相手では必然的に大人なお姉さまにならざるを得ない)。ていうか、仲良くなる者同士というのは、大抵出会ったらすぐ仲良くなりませんか?。なので、いまさら瞳子×祐巳という組み合わせがどうも違和感ありました。まあ、とにかく可南子でよかったのに・・・と思ったんです。最後に超個人的な文句をすみませんでした(反省)。
2008年12月26日に日本でレビュー済み
マリア様がみてる 祥子・祐巳編完結。
これを読むまで各編で構成されているとは全く気づかなかった。
作中で「聴衆を魅せた」ことになってる答辞の内容が描いて欲しかった。
最後の写真撮影+その後への展開はすばらしかった。
逆にこれがなければ評価が更に下がりそう。
マリみては全体を通して面白く感動した作品。
興味持った方は是非読んでみてください。お勧めです。
マリア様がみてる (コバルト文庫)
これを読むまで各編で構成されているとは全く気づかなかった。
作中で「聴衆を魅せた」ことになってる答辞の内容が描いて欲しかった。
最後の写真撮影+その後への展開はすばらしかった。
逆にこれがなければ評価が更に下がりそう。
マリみては全体を通して面白く感動した作品。
興味持った方は是非読んでみてください。お勧めです。
マリア様がみてる (コバルト文庫)