よくある、世間知らずの主人公ががむしゃらに奮闘する感じではなく、
女神姫という自分の立場をわきまえつつ
「自分は何が出来るのか、どうしたいのか」を
常に考えて行動しているのにとても好感が持てました。
登場キャラの心情がリアルで、感情移入がしやすかったです。
物語の後半になると、副題にあるとおりある災害が発生します。
その中で人々が逃げ惑い、街が崩壊していく様子、
主人公が命を賭けて思い人を助けようとするシーンは
もう目が離せなくて、ずっとハラハラしてしまいました。
題名だけ見るとありきたりなジュブナイル小説に見えますが、そんな事はありません。
街の生活感や人々がすごく細かく表現されていて、目に浮かぶようでした。
ポンペイをモデルにしているそうですが、実際にそうだとしても
全然問題ないレベルの作品だと思います。
とても面白かったです。作者さんのファンになりました。
これだけのボリュームをよく一巻に纏められたなあと感心しました。
タイタニックのような激しい恋が好きな方にはオススメです!
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アーレイティカの剣闘士と女神姫 運命のディザスター・ロマンス (コバルト文庫) 文庫 – 2010/7/30
大地が裂けても愛してる──!
豊かな古代都市アーレイティカ。アリアセラは海の女神の化身として育ち、神殿に仕える女神姫。許婚との婚儀が控えていた15歳のある日、初めて行った闘技場で、ある奴隷剣闘士に心惹かれて!?
豊かな古代都市アーレイティカ。アリアセラは海の女神の化身として育ち、神殿に仕える女神姫。許婚との婚儀が控えていた15歳のある日、初めて行った闘技場で、ある奴隷剣闘士に心惹かれて!?
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2010/7/30
- ISBN-104086014386
- ISBN-13978-4086014380
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2010/7/30)
- 発売日 : 2010/7/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4086014386
- ISBN-13 : 978-4086014380
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,093,063位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月3日に日本でレビュー済み
「運命のディザスター・ロマンス」という副題(あおり?)でしたがまさしくそのとおりでした。
派手ではありませんが、最近多い、頭の悪そうなギャグや文章の女性向けラノベと比べると本当に上質。
相羽さんの一作目は読みましたが全く覚えてなかったので、ウン百枚のボツ(カバー返しより)ですごく力をつけたんでしょうね。
ヒロインのアリアセラの「逃げる」が鍵になっていますが、最後はこちらが清々しくなる程強いです。
続きはおそらくでませんが、自然災害シリーズで同文庫の嫁恋みたいにシリーズ化してほしいなぁ(ディサ恋…やなシリーズ…)
難をいえばヒーローのキャラクターがやや薄いです。 ヒーローが序盤からずっと「強い」以外のイメージがなかったので最後にヒロインの方が強くなってしまい霞んでしまったかなとは思います。文章も読みやすかったです。絵も綺麗(背景がないのが非常に残念)
次回作も重めが良いな(シリアスな遣唐使なら拝見します)
派手ではありませんが、最近多い、頭の悪そうなギャグや文章の女性向けラノベと比べると本当に上質。
相羽さんの一作目は読みましたが全く覚えてなかったので、ウン百枚のボツ(カバー返しより)ですごく力をつけたんでしょうね。
ヒロインのアリアセラの「逃げる」が鍵になっていますが、最後はこちらが清々しくなる程強いです。
続きはおそらくでませんが、自然災害シリーズで同文庫の嫁恋みたいにシリーズ化してほしいなぁ(ディサ恋…やなシリーズ…)
難をいえばヒーローのキャラクターがやや薄いです。 ヒーローが序盤からずっと「強い」以外のイメージがなかったので最後にヒロインの方が強くなってしまい霞んでしまったかなとは思います。文章も読みやすかったです。絵も綺麗(背景がないのが非常に残念)
次回作も重めが良いな(シリアスな遣唐使なら拝見します)