岡篠さんにしては珍しく、流されるタイプの主人公。
序盤の「流される経緯」に共感できないまま読み進めることになりました。
後半、主人公が恋心を自覚するあたりから、岡篠さんらしい「キュン」が多発して少し面白くなるのですが、トータルとしてはいまいち、かなあ。
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花咲ける庭 お嬢さんと花嫁のススメ (コバルト文庫) 文庫 – 2010/9/1
読者大賞受賞作に加筆! レトロなお見合いラブ
お嬢様学校に通う琴子は、親から見合いを勧められて戸惑っていた。そんなとき、近所の家の「家守」を頼まれる。気軽に引き受けた琴子だったが、誰もいないはずのその家には、不思議な青年がいて…!?
お嬢様学校に通う琴子は、親から見合いを勧められて戸惑っていた。そんなとき、近所の家の「家守」を頼まれる。気軽に引き受けた琴子だったが、誰もいないはずのその家には、不思議な青年がいて…!?
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2010/9/1
- ISBN-104086014475
- ISBN-13978-4086014472
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2010/9/1)
- 発売日 : 2010/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4086014475
- ISBN-13 : 978-4086014472
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,747,941位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年9月29日に日本でレビュー済み
昭和レトロな時代、かつての女主人を慕い、お客が絶えない「羽多」のお邸。
既に亡きその女性「キリエさん」にとって、邸は家であり墓でもある。だからこの家には生者の客をもてなす「家守」と異界の客を相手にする「墓守」がいる。
ヒロインの女学生・琴子は本人の意思抜きで今にも決められそうな見合い話に反発し、仕事内容をよくやからないまま臨時の「家守」を引き受けた本来おっとりしたお嬢さん。
対して「墓守」は無愛想で辛辣な青年、道秋さん。
このお話は日常の中に異界が入りこんでいるお屋敷を舞台にキリエさんを訪ねて不思議な客人達がやってくるなか、琴子がだんだんと道秋さんに惹かれていく初恋のお話でもあります。
琴子を臨時の「家守」とした羽多の現家守で品の良い老婦人・志津香さん初め「花守」の幽霊の少女・小晴、(そしてキリエさんも)本人達の進展状況関係なく二人の行く末で盛り上がっています。
最初こそ周りの煽りに気後れしていた琴子だけど、自覚してしまったらけっこう潔よい。ですが、道秋さんの方がね〜。
琴子の気持ちを知ったはずな後でも、彼の反応は変わらない。ツンデレのデレがまったく来ない…。
道秋さんの一挙一動に揺れるヒロインの気持ちは丁寧に描いてあるけど、お相手道秋さんの本心は垣間見えないのでニヤニヤが薄くなってしまいました。道秋さんの心情について、琴子は第三者から聞かされてそこから推察すると…って描写が多かったけれどやっぱりツンには本人のデレがないと物足りない。ずっとお預けな分、ラストのデレがちょっとなのに輝かしい(笑)。
今作品は、三本立て。投稿受賞作、雑誌掲載の続編、プラス書き下ろしです。二人の恋は方向見えたけれど、守人の仕事はどうなっていくのかな?。キリエさんは成仏するのか。もし続きがあるとしたらその辺りが気になります。
既に亡きその女性「キリエさん」にとって、邸は家であり墓でもある。だからこの家には生者の客をもてなす「家守」と異界の客を相手にする「墓守」がいる。
ヒロインの女学生・琴子は本人の意思抜きで今にも決められそうな見合い話に反発し、仕事内容をよくやからないまま臨時の「家守」を引き受けた本来おっとりしたお嬢さん。
対して「墓守」は無愛想で辛辣な青年、道秋さん。
このお話は日常の中に異界が入りこんでいるお屋敷を舞台にキリエさんを訪ねて不思議な客人達がやってくるなか、琴子がだんだんと道秋さんに惹かれていく初恋のお話でもあります。
琴子を臨時の「家守」とした羽多の現家守で品の良い老婦人・志津香さん初め「花守」の幽霊の少女・小晴、(そしてキリエさんも)本人達の進展状況関係なく二人の行く末で盛り上がっています。
最初こそ周りの煽りに気後れしていた琴子だけど、自覚してしまったらけっこう潔よい。ですが、道秋さんの方がね〜。
琴子の気持ちを知ったはずな後でも、彼の反応は変わらない。ツンデレのデレがまったく来ない…。
道秋さんの一挙一動に揺れるヒロインの気持ちは丁寧に描いてあるけど、お相手道秋さんの本心は垣間見えないのでニヤニヤが薄くなってしまいました。道秋さんの心情について、琴子は第三者から聞かされてそこから推察すると…って描写が多かったけれどやっぱりツンには本人のデレがないと物足りない。ずっとお預けな分、ラストのデレがちょっとなのに輝かしい(笑)。
今作品は、三本立て。投稿受賞作、雑誌掲載の続編、プラス書き下ろしです。二人の恋は方向見えたけれど、守人の仕事はどうなっていくのかな?。キリエさんは成仏するのか。もし続きがあるとしたらその辺りが気になります。