大好きなシリーズですが、この巻はとくに!!
やっとシリンがデレて面白くなってきたと思ったら、面白いという切ないというか、なんともやりきれないというか....。
いきなりの急展開でした。
シリンの覚悟(諦めともいう)のせいで、先にティファニーが腹をくくってしまいました。
そして覚悟を決めた人がもう一人、エディスです。
ティファニーとエディスの起こしたそれぞれの行動の結果、シリンを縛る未来がどう変わるのか?
在りし日のシリンの母、インドラ、クインシ―らも、シリンと魔王の運命に何やら関わりがある様子。
ルーダンの理とは何か、神を欺くとはどういう意味なのか...
まだまだ謎がありますが、長く続いて欲しいので種明かしはゆっくりでもいいのですが(笑)
シリンが愚図の王太子のままなので周りが活躍してしまいましたが、そろそろシリンも仮面を脱いでほしい。
「ちゃんと自分の命に執着しろ!死んだらティファニーを誰かに取られるぞ!!馬鹿!!!」とか説教したい...(笑)
それからニカとエンブリオ大好きなので、次の活躍が楽しみです。
エンブリオがいればティファニーはきっと大丈夫でしょう。
山本先生、王道なようで少し変わった展開をされる方ですので、あんまり先が読めません。勿論いい意味で。
この巻はシリーズ屈指のイチャイチャ編でもあるのでそういう意味でも楽しめます。
次巻も期待大☆
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
鏡の国の仮面舞踏会 (鏡の国シリーズ) (コバルト文庫) 文庫 – 2011/6/1
鏡の国の偽装結婚(?)ファンタジー、第6弾!
シリンと晴れて想いが通じ合ったティファニー。だが、突然深い眠りに落ちてしまうため、ふたりの仲は思うように進展しない。そんな折、王妃グリンダがちょっと変わった仮面舞踏会を開くと言い出し…!?
シリンと晴れて想いが通じ合ったティファニー。だが、突然深い眠りに落ちてしまうため、ふたりの仲は思うように進展しない。そんな折、王妃グリンダがちょっと変わった仮面舞踏会を開くと言い出し…!?
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2011/6/1
- ISBN-104086015315
- ISBN-13978-4086015318
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2011/6/1)
- 発売日 : 2011/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4086015315
- ISBN-13 : 978-4086015318
- Amazon 売れ筋ランキング: - 984,287位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
3グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年6月6日に日本でレビュー済み
魔王に奪われた命の炎。けれど愛し愛される想いが代わりの炎となってティファニーの身のうちに灯ったことで、一安心したのだけれど・・・。
想いの通じ合った『仮面夫婦』の王太子夫妻。自称「後ろ向きな人間」で、幸せに対して臆病なティファニーは「両想い」という人生初の状況に順応できません。贅沢とか幸せとか、それがあるって事が当然になってしまうと失った時のダメージがはかりしれない・・・と考えてしまう貧乏性。
かたやシリンは、「遠まわしは性に合わない」と、逃げ腰の妻にしっかりアプローチ。いいところまで押すのだけれど、肝心な時にティファニーは・・・。命の炎を奪われた影響が、やはりありました。あれは一種、自己防衛反応なんでしょうか?
元々シリンの「愚鈍な王太子」演技の背景には魔王に囚われた双子の兄との事があって、そこが解決しない限り、この物語の真の幸せな結末はありえない。
だから王宮へ、自分へと伸びてくる魔王の手が、ティファニーにある決断をさせます。そして実行前のあの夜、彼女からの行動は、読者としても待っていたものではあったけれど、その後がわかっているだけにやはり切なかった・・・。
一夜にしてルーファスの人々に忘れ去られてしまった『王太子妃』その人。
あの魔法、ルーファスを旅立ったエディスにはどうなの?とか、ニコは含むところありっぽいとか、勝手に藁に縋ってます(笑)。
そして王様のかけた招集は、ガラスの靴の変わりに何をもって確かめるのか―シリンにはなんでかわかったりしそう、とか?。早く続きが読みたいです。
想いの通じ合った『仮面夫婦』の王太子夫妻。自称「後ろ向きな人間」で、幸せに対して臆病なティファニーは「両想い」という人生初の状況に順応できません。贅沢とか幸せとか、それがあるって事が当然になってしまうと失った時のダメージがはかりしれない・・・と考えてしまう貧乏性。
かたやシリンは、「遠まわしは性に合わない」と、逃げ腰の妻にしっかりアプローチ。いいところまで押すのだけれど、肝心な時にティファニーは・・・。命の炎を奪われた影響が、やはりありました。あれは一種、自己防衛反応なんでしょうか?
元々シリンの「愚鈍な王太子」演技の背景には魔王に囚われた双子の兄との事があって、そこが解決しない限り、この物語の真の幸せな結末はありえない。
だから王宮へ、自分へと伸びてくる魔王の手が、ティファニーにある決断をさせます。そして実行前のあの夜、彼女からの行動は、読者としても待っていたものではあったけれど、その後がわかっているだけにやはり切なかった・・・。
一夜にしてルーファスの人々に忘れ去られてしまった『王太子妃』その人。
あの魔法、ルーファスを旅立ったエディスにはどうなの?とか、ニコは含むところありっぽいとか、勝手に藁に縋ってます(笑)。
そして王様のかけた招集は、ガラスの靴の変わりに何をもって確かめるのか―シリンにはなんでかわかったりしそう、とか?。早く続きが読みたいです。