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鏡の国の仮面舞踏会 (鏡の国シリーズ) (コバルト文庫) 文庫 – 2011/6/1

4.8 5つ星のうち4.8 3個の評価

鏡の国の偽装結婚(?)ファンタジー、第6弾!
シリンと晴れて想いが通じ合ったティファニー。だが、突然深い眠りに落ちてしまうため、ふたりの仲は思うように進展しない。そんな折、王妃グリンダがちょっと変わった仮面舞踏会を開くと言い出し…!?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2011/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4086015315
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4086015318
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 3個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
3グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きなシリーズですが、この巻はとくに!!
やっとシリンがデレて面白くなってきたと思ったら、面白いという切ないというか、なんともやりきれないというか....。
いきなりの急展開でした。

シリンの覚悟(諦めともいう)のせいで、先にティファニーが腹をくくってしまいました。
そして覚悟を決めた人がもう一人、エディスです。

ティファニーとエディスの起こしたそれぞれの行動の結果、シリンを縛る未来がどう変わるのか?

在りし日のシリンの母、インドラ、クインシ―らも、シリンと魔王の運命に何やら関わりがある様子。
ルーダンの理とは何か、神を欺くとはどういう意味なのか...
まだまだ謎がありますが、長く続いて欲しいので種明かしはゆっくりでもいいのですが(笑)

シリンが愚図の王太子のままなので周りが活躍してしまいましたが、そろそろシリンも仮面を脱いでほしい。
「ちゃんと自分の命に執着しろ!死んだらティファニーを誰かに取られるぞ!!馬鹿!!!」とか説教したい...(笑)

それからニカとエンブリオ大好きなので、次の活躍が楽しみです。
エンブリオがいればティファニーはきっと大丈夫でしょう。

山本先生、王道なようで少し変わった展開をされる方ですので、あんまり先が読めません。勿論いい意味で。
この巻はシリーズ屈指のイチャイチャ編でもあるのでそういう意味でも楽しめます。
次巻も期待大☆
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月6日に日本でレビュー済み
魔王に奪われた命の炎。けれど愛し愛される想いが代わりの炎となってティファニーの身のうちに灯ったことで、一安心したのだけれど・・・。

想いの通じ合った『仮面夫婦』の王太子夫妻。自称「後ろ向きな人間」で、幸せに対して臆病なティファニーは「両想い」という人生初の状況に順応できません。贅沢とか幸せとか、それがあるって事が当然になってしまうと失った時のダメージがはかりしれない・・・と考えてしまう貧乏性。
かたやシリンは、「遠まわしは性に合わない」と、逃げ腰の妻にしっかりアプローチ。いいところまで押すのだけれど、肝心な時にティファニーは・・・。命の炎を奪われた影響が、やはりありました。あれは一種、自己防衛反応なんでしょうか?

元々シリンの「愚鈍な王太子」演技の背景には魔王に囚われた双子の兄との事があって、そこが解決しない限り、この物語の真の幸せな結末はありえない。
だから王宮へ、自分へと伸びてくる魔王の手が、ティファニーにある決断をさせます。そして実行前のあの夜、彼女からの行動は、読者としても待っていたものではあったけれど、その後がわかっているだけにやはり切なかった・・・。

一夜にしてルーファスの人々に忘れ去られてしまった『王太子妃』その人。
あの魔法、ルーファスを旅立ったエディスにはどうなの?とか、ニコは含むところありっぽいとか、勝手に藁に縋ってます(笑)。
そして王様のかけた招集は、ガラスの靴の変わりに何をもって確かめるのか―シリンにはなんでかわかったりしそう、とか?。早く続きが読みたいです。
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