かなり昔に読みました。
ですが、今でも印象が鮮烈に残っています。
樹川さんというと「楽園の魔女〜」が代表作に思い浮かびますが、
こちらは比較的しっとりとした作風で、また違った魅力があります。
「女の子が男の子を装う」
「騎士と身分違いの恋」
「妖精、魔法てんこ盛り」
…という、ありがちなモチーフを使いながらも、
面白く、切なく感動的に読ませるところはさすが。
神話や伝承に関する知識が乏しいのですが、
恐らく、ケルト神話や美術が好きな方ならツボにはまるのでは?
…と、勝手に思っています。
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時の竜と水の指環(前編) (時の竜と水の指環) (コバルト文庫) 文庫 – 1994/12/2
森の中でひっそりと暮らす少女・アイリは、家の生業である薬師の地位を亡き兄にかわって引き継ぐために、男と偽っていた。だがある夜、騎士であるク・オルティスにむりやり森から連れ出されて!?
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1994/12/2
- ISBN-104086140187
- ISBN-13978-4086140188
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1994/12/2)
- 発売日 : 1994/12/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4086140187
- ISBN-13 : 978-4086140188
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,300,788位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1967年1月24日生
鹿児島生まれ、宮崎育ち
佐賀大学教育学部 卒
大学在学中の1988年新書館『第1回ウィングス小説大賞』大賞受賞
受賞するも、華々しく学生作家として活躍することもなく、卒業後はデザイン系のフリーターと会社員生活を経ながら、その間も細々と書きつづける。
ついでに別ペンネームにてイラストレーターとしても活動。常に3足のワラジを履いていたために当然、足はたりずに会社を辞める。
以降、少女向けレーベルを中心として執筆活動をつづける。
罹患率が低すぎる難病にかかり、2013年より1年間の入院、闘病、それをネタにして本にするしぶとさが売り。
日本SF作家クラブ会員。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月29日に日本でレビュー済み
かなり昔に読みましたが今でもずっと記憶に残ってる本です。挿絵も綺麗で何度でも読みたい本です。
文庫本も持ってるけど電子書籍になったら即買いするのに・・^^;
文庫本も持ってるけど電子書籍になったら即買いするのに・・^^;
2011年5月9日に日本でレビュー済み
中世の世界観。
柔らかな言葉で紡がれる、お伽話のような小説です。
随所にあわられる、世界観の描写は樹川さとみさんの豊富な知識をぎゅっと濃縮され、
分かりやすく胸に残ります。
ファンタジーが好きな方、王道恋愛小説が読みたい方、
必見です!
王道少女小説とでも言えば良いのでしょうか。
樹川さとみさんファンであればマストアイテムです。
私的に樹川さとみさん作品の中で一番好きな小説です。
実は、私この作品を買ったのは後編からでした。
それでも十分に楽しめた、というとても素敵な作品です。
手に入れて10年以上たった今でも本棚に大切にとっています。
きっとこれからさきも、ずっとそうでしょう。
柔らかな言葉で紡がれる、お伽話のような小説です。
随所にあわられる、世界観の描写は樹川さとみさんの豊富な知識をぎゅっと濃縮され、
分かりやすく胸に残ります。
ファンタジーが好きな方、王道恋愛小説が読みたい方、
必見です!
王道少女小説とでも言えば良いのでしょうか。
樹川さとみさんファンであればマストアイテムです。
私的に樹川さとみさん作品の中で一番好きな小説です。
実は、私この作品を買ったのは後編からでした。
それでも十分に楽しめた、というとても素敵な作品です。
手に入れて10年以上たった今でも本棚に大切にとっています。
きっとこれからさきも、ずっとそうでしょう。
2003年6月1日に日本でレビュー済み
真面目で弱気、しかし薬師としての腕と使命感は人一倍。そのおかげで、主人公は隠れ住んでいた森からズルズルと引っぱり出され、なしくずしにお城で暮らす羽目になってしまいます。元凶である騎士は、どうやら薬師が実は女であることなど、思いもしない大ボケ君・・・。笑える、笑えるんである、このカップル(予定、たぶん)は・・・。
初期作品の中では、かなりバランス良くまとまっている前後編。クセ者揃いの登場人物に囲まれて、力一杯大ボケな主役達が微笑ましい一作です。
初期作品の中では、かなりバランス良くまとまっている前後編。クセ者揃いの登場人物に囲まれて、力一杯大ボケな主役達が微笑ましい一作です。