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マリア様がみてる 6 ウァレンティーヌスの贈り物〈後編〉 (コバルト文庫) 文庫 – 2000/4/25

4.8 5つ星のうち4.8 64個の評価

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購入オプションとあわせ買い

規律厳しい私立リリアン女学園。バレンタインデーにそっとチョコレートを渡したことが発端で、姉妹(スール)たちの関係は深まることに…。約束デートの結末は? 大好評シリーズ、中編3本立て!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2000/4/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/4/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4086147157
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4086147156
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 64個の評価

著者について

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今野 緒雪
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
64グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年6月6日に日本でレビュー済み
今回はバレンタインの行事で決まったデートの話です。
他にもバレンタインを蓉子、祐巳と温室で一緒になった冬美視点の短編がそれぞれあり
大変贅沢なものとなっています。
どのお話も良かったんですが、個人的には冬美の「紅いカード」が好きです。
どの登場人物も普段きっちりしている様にみえて、実は年相応に脆いところがあったり
相手に素直な気持ちを伝えられなかったりと本当に不器用で、まだ高校生の女の子なんだと
再認識させられ、応援したくなります。
誰もが一度は経験したことのある悩みなので深く共感できること、間違いなし。
2010年8月27日に日本でレビュー済み
第6巻・「ウァレンティーヌスの贈り物(後編) 」。

表紙には、初めて一年生三人組が登場。もうそれだけで、微笑ましい話が期待できますね。

憧れのお姉さまとの初デートに一喜一憂する祐巳の様子はとても面白い。また、祥子さまの世間知らずっぷりも露呈し、紅薔薇姉妹は本当に微笑ましいエピソードだらけです。

ロサ・カニーナの厚意により、珍しく白薔薇姉妹の聖さま・志摩子さんが二人きりで過ごす様子もあり、このシーンはとても貴重。いつも落ち着いた印象の志摩子さんが、お姉さまにすがりついて泣き出します。白薔薇姉妹だけは、他の姉妹とはやっぱり流れる空気というか……絆の深さが違います。必読の場面ですね。

バレンタインともなるとネタが尽きることなく、由乃さんの嫉妬、田沼ちさととの確執、消えた紅いカードの行方……最後には紅薔薇さまの「人生最良の日」の話もあり、とても満足できる巻でした。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年2月16日に日本でレビュー済み
もりだくさんである
さすが前後編にわけるだけはあるのである
前編「バレンタインカード争奪戦(大
嘘)」で~
惜しくもさちこさまのカードをハケーンで
きなかったゆみたんですが~
願望を口走り~
さちこさまとデート達成~(え)
隠したカードをハケーンされた志摩子たんは~
天敵?ライバル?ロサ・カニーナ静さまと
半日デートぉお~
もちろん令さまも忘れちゃいけません~
しかも、みんな同じ場所ですよデート
(ヲィ)
新聞部は張り込むわ
盗撮魔蔦子さんはは無料協力するわ(笑)
嫉妬にかられたよしのたんまで合流~
そして
17年間守り通したさちこさまの大切
な・・
そう
あんなことや
こんなことまで
初体験れふ!
おちつけ~オレ~深呼吸~すーはーすーは
ー念じろ~(?)
本編以外には、「紅いカード」 
前編での謎の人物の正体が明かされます~
「紅薔薇さま、最良の日」
ようこさま~ふらふらです~
涙あり、笑いあり、ほのぼのあり、しんみ
りあり、ほんわかあり、ふわふわあり
(?)
もう、大盛り・てんこもり~
最高です
ぢゃ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年5月2日に日本でレビュー済み
最近話題になりつつあるシリーズの6冊目。
コバルト文庫ということで、対象読者は中高生女子と思われる。
だが、本シリーズの根底に流れているテーマは、安易に『ライトノベル』と片づけられないほど深い。
人と人との関係の形を描いているこの物語に登場するキャラは、皆どこか不器用だ。
コミュニケーションが苦手というわけではなく、むしろ普通以上にこなせる。
けれど自分の求める『人と人との関係』を掴みきれずに悩んでいる。
彼女たちは自分の中にある欠損に気付いているのだ。
誰しもそういう部分はあるものだけど、それを乗り越えて自分の望む道を進んでいこうとする彼女たちは美しい。
人と縁を結び、紡ぎ、それにもいつか終わりが来る。
その紡ぎ方は十人十色だ。そしてそれは全て等価なのだ。
コミュニケーションの多様性。この物語はそれを語っている。
この物語に登場する人たちはみんな強く、自分の望む道を進んでいるけれど、そういう道を進めない人だっている。
そんな人達だって生きている限りどこかを歩いている。
『紅いカード』はそんなキャラにスポットを当てた出色の短編だ。
本作に登場する鵜沢美冬は、主人公・福沢祐巳の対になっている。
彼女は自分の望む縁を紡げなかった。
それは主人公・祐巳の『もしも』の姿でもある。
興味のある方は、この本までの5冊も含めてお読みいただきたい。
その価値はあるとお薦めできるシリーズだ。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年2月26日に日本でレビュー済み
いつも完璧にみえる紅薔薇(水野 蓉子)の「えっ!」と思うような
等身大の女子高生らしさが収録されています。
紅薔薇には強いイメージあったのですが、この1冊で微笑ましく
感じますヨ。
ぜひ、ご一読ください。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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