今回は黄薔薇さまである鳥居江利子にスポットライトが当たった「黄薔薇まっしぐら」と
他、「いと忙しい日々」「一寸一服」の短編二本の構成になっています。
鳥居江利子の援助交際疑惑ということでブラックなシリアス展開になるかもと思ったのですが、
そんな事はなくドタバタコメディになっています。鳥居家の方々には腹抱えて笑いました。
「いと忙しい日々」の主人公まさかのどじょうすくいも最高! でも、本当にこれでいいんでしょうか?(笑)
それでも、三年生の卒業ということでノスタルジックな雰囲気に包まれていて、しんみりしちゃいます。
この絶妙な塩梅が堪りません!
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マリア様がみてる 7 いとしき歳月(前編) (コバルト文庫) 文庫 – 2001/2/2
超お嬢様女子高校・リリアン女学園で、バラ様といわれる3年生のお姉様たちがついに卒業の時期を迎えた。下級生たちの愛憎のドラマはクライマックスを迎える……ネットでも大人気のシリーズ!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2001/2/2
- ISBN-10408614817X
- ISBN-13978-4086148177
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2001/2/2)
- 発売日 : 2001/2/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 408614817X
- ISBN-13 : 978-4086148177
- Amazon 売れ筋ランキング: - 159,965位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮 竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お釈迦様もみてる S-キンシップ』(ISBN-10:4086014513)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月28日に日本でレビュー済み
第7巻・「いとしき歳月(前篇)」。
表紙は黄薔薇さまである鳥居江利子さま。もともと気怠い雰囲気を常に纏っていた江利子さまですが、今回はそれに拍車がかかり、その理由と共に彼女のぶっ飛んだ本性を知ることができます。
珍しく男性が多数登場しますが、どの殿方も個性的に描かれており素晴らしい。特に、江利子さまの恋?のお相手に至ってはもう、強烈すぎる個性と真面目すぎる性格の差がたまりません。
三年生の卒業を間近に控えた時期となり、山百合会の活動も大忙し。
一抹の寂しさを抱えつつ、仕事に没頭する一年生たち。次巻はついに卒業式を迎えますので、悲しくも感動的なエピソードになるのは間違いないでしょうね。
卒業前という微妙な時期の雰囲気をよく表現している良い巻です。自分にもそんな時期があった、と懐かしい記憶を思い起こさせてくれました……。
表紙は黄薔薇さまである鳥居江利子さま。もともと気怠い雰囲気を常に纏っていた江利子さまですが、今回はそれに拍車がかかり、その理由と共に彼女のぶっ飛んだ本性を知ることができます。
珍しく男性が多数登場しますが、どの殿方も個性的に描かれており素晴らしい。特に、江利子さまの恋?のお相手に至ってはもう、強烈すぎる個性と真面目すぎる性格の差がたまりません。
三年生の卒業を間近に控えた時期となり、山百合会の活動も大忙し。
一抹の寂しさを抱えつつ、仕事に没頭する一年生たち。次巻はついに卒業式を迎えますので、悲しくも感動的なエピソードになるのは間違いないでしょうね。
卒業前という微妙な時期の雰囲気をよく表現している良い巻です。自分にもそんな時期があった、と懐かしい記憶を思い起こさせてくれました……。
2003年12月29日に日本でレビュー済み
基本的には、黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)こと鳥居江利子お姉さまの初恋を描いた『黄薔薇まっしぐら』が中心になっている単行本です。初恋というか、貴重な遊び道具を見つけたという感じですけど(笑)。
水野蓉子、佐藤聖、鳥居江利子お姉さま方の卒業シーズンを描いた「いとしき日々」の前編です。読んでいて、作者の今野緒雪さんって上手だな~と思ったのは、『いと忙し日々』のロサ・キネンシスの視点から描いた章です。高校3年生が卒業式に後輩を思い、自分の思い出の詰まっている空間を旅立っていくせつなさ、甘酸っぱさがとても伝わってきます。なんだか、自分が学生時代の卒業式に感じた独特の感覚を、思い出させられました。ある種の雰囲気というか空気を、思い起こさせたり感じさせたりできるっていうのは、とてもいい作品ですよね。
水野蓉子、佐藤聖、鳥居江利子お姉さま方の卒業シーズンを描いた「いとしき日々」の前編です。読んでいて、作者の今野緒雪さんって上手だな~と思ったのは、『いと忙し日々』のロサ・キネンシスの視点から描いた章です。高校3年生が卒業式に後輩を思い、自分の思い出の詰まっている空間を旅立っていくせつなさ、甘酸っぱさがとても伝わってきます。なんだか、自分が学生時代の卒業式に感じた独特の感覚を、思い出させられました。ある種の雰囲気というか空気を、思い起こさせたり感じさせたりできるっていうのは、とてもいい作品ですよね。