悪の手下の生き様&死に様があまりにも個性的で印象深いものとなっている点が
素晴らしいと感じました。
特にジャギ・アミバといった通常なら「ただの嫌われ者」で終わる悪役を
コミカルな魅力を持ったダークヒーローの領域にまで高めた手腕は
まさに「神業」といえるのではないでしょうか。
まさに少年漫画の歴史に残る1作といえるでしょう!!!。
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北斗の拳 1 (集英社文庫(コミック版)) 文庫 – 1997/5/16
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世紀末、暴力の嵐が吹き荒れる無法の荒野で力なき民は苦悶の声をあげていた。そんな時、廃墟の町に現れた謎の男、ケンシロウ。ケンシロウの必殺拳、北斗神拳が悪党たちを倒す…!!
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1997/5/16
- ISBN-104086172836
- ISBN-13978-4086172837
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1997/5/16)
- 発売日 : 1997/5/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 360ページ
- ISBN-10 : 4086172836
- ISBN-13 : 978-4086172837
- Amazon 売れ筋ランキング: - 365,431位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 528位集英社文庫コミック版
- - 2,076位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 3,057位集英社文庫
- カスタマーレビュー:
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2016年10月27日に日本でレビュー済み
歴史的ギャグ「ひでぶ」を生んだ1980年代の名作。
余りにも行き当たりばったりな展開、主役に負けた後にあっさりこちらの味方になったかと思ったら濃い死に様で退場していくライバルキャラ達、後付けで出てくるキャラクター同士の過去の因縁、どれを取っても突っ込みどころ満載なのだが読ませる。
世紀末と言われた1990年代の空気がどんな作品を生んだか、把握するために一読するのも良いだろう。
余りにも行き当たりばったりな展開、主役に負けた後にあっさりこちらの味方になったかと思ったら濃い死に様で退場していくライバルキャラ達、後付けで出てくるキャラクター同士の過去の因縁、どれを取っても突っ込みどころ満載なのだが読ませる。
世紀末と言われた1990年代の空気がどんな作品を生んだか、把握するために一読するのも良いだろう。
2008年6月14日に日本でレビュー済み
大好きです。北斗の拳。
「ひでぶ」だの「あべし」みたいな断末魔の叫び?・・・そんなモノはどうでもいいんです。
この作品にでてくる『男達の生き様』をしっかりと見てください。
なかでもラオウが好きです。昇天するときは体の底からジワァ〜っと何かが出てくるのを感じました。
ラオウが死んでからはあまり面白くありません(でも★5つ)。
北斗の拳という作品はラオウ編までと考えたほうが良いです。
マンガ史に残る名作です。ぜひ一読を。
「ひでぶ」だの「あべし」みたいな断末魔の叫び?・・・そんなモノはどうでもいいんです。
この作品にでてくる『男達の生き様』をしっかりと見てください。
なかでもラオウが好きです。昇天するときは体の底からジワァ〜っと何かが出てくるのを感じました。
ラオウが死んでからはあまり面白くありません(でも★5つ)。
北斗の拳という作品はラオウ編までと考えたほうが良いです。
マンガ史に残る名作です。ぜひ一読を。
2015年3月7日に日本でレビュー済み
北斗の拳は、30年たった今でも読み続けられている名作です。
『マッドマックス』のような文明が破壊された後の近未来が舞台です。
圧倒的に強く、孤独な男。ケンシロウ。
なぜ、これほどまで、支持されたのか。
今ではそこに興味がわきます。
『マッドマックス』のような文明が破壊された後の近未来が舞台です。
圧倒的に強く、孤独な男。ケンシロウ。
なぜ、これほどまで、支持されたのか。
今ではそこに興味がわきます。
2006年2月6日に日本でレビュー済み
北斗の拳はギャグ漫画である。私はこの漫画は初め友人に借りて読んだのだが、実に一度目は感動した。
そして私は、また読みたくなったのでまた買い直し読み始めたらとても驚いた・・なんと無理な設定が多いこと・・後から必死に考えたのが、ひしひしと感じられます・・初め読んだ時感動した所が、なぜか笑えます。 一度目と二度目でこんなに違う作品に感じれるのは、この漫画くらいでしょう。
初読はバイオレンスアクション、二度目以降はギャグバイオレンスとでも言いましょうか。私は決してこの漫画を馬鹿にしているのではなく本当にこの漫画は面白いのです。色んな意味でこの漫画は伝説です・・まだ読んでない人は2回は最低読みましょう。本当にいろんな発見があります。
そして私は、また読みたくなったのでまた買い直し読み始めたらとても驚いた・・なんと無理な設定が多いこと・・後から必死に考えたのが、ひしひしと感じられます・・初め読んだ時感動した所が、なぜか笑えます。 一度目と二度目でこんなに違う作品に感じれるのは、この漫画くらいでしょう。
初読はバイオレンスアクション、二度目以降はギャグバイオレンスとでも言いましょうか。私は決してこの漫画を馬鹿にしているのではなく本当にこの漫画は面白いのです。色んな意味でこの漫画は伝説です・・まだ読んでない人は2回は最低読みましょう。本当にいろんな発見があります。
2001年5月15日に日本でレビュー済み
私が小学生の頃、「少年ジャンプ」にて連載が始まりました。文庫版も出ました。つい買ってしまいましたよ。全15巻。 いやー、最初は関東が舞台だったんですね。こわい関東地方だなあ! 最後には中国大陸(?)へ渡ってしまうケンシロウさん。
TVアニメ化もされて、暴力シーンとか「たわばっ」「あべしっ」「ひでぶ」等の人体爆発シーンが話題になりましたが、残虐なだけのマンガではありません。むしろ正義と友愛に満ちた、男のロマンの世界なのです。
男の世界ゆえ、女性キャラの描き方がいささか類型的なきらいはありますが(女から見るとそうなんだよ)、でも女性が読んでも「いい話だ~」です。このテの画風が苦手な方にはつらいと思うけれど。
199x年、核戦争後の荒廃した世界で、北斗神拳伝承者・ケンシロウとその強敵(とも、と読みます)たちが繰り広げる死闘と友情、兄弟愛の物語です。非情なる殺人拳法の使い手でありながら、しかし、悪党を倒し、弱きを守るケンシロウ。無表桊...でクールな顔をしているけれど、優しい心の持ち主なのです。
矜持(きょうじ)に満ちたストイックな世界、いまどき恰好いいっすよ!
「ラオウの愛馬の足がでかすぎる」 「世界に唯一残った海が日本海!?」 「日本がこんなえらいことになっちゃってて、米国なんかはいったい今頃どうなっているのだろう・・・」 「バットがあんなにかっこよく成長するなんて。詐欺だ~(??)」
「えっ、ケンシロウたちって、中国人なの? 日本人なの??」 「じゃあ、ジュウザとリュウガは兄弟ってこと?」
等々、突っ込みを入れたいところも多々ありますが、それがまた楽しかったりしてね。
また原哲夫さんの絵がだんだん巻を進めるごとにウマくなるんだな。ユリアは別嬪です。
私はストレートの女なので、レイとかリュウガが好きかなあ。ハンサム・ガイですからねっ。ジュウザもまあいいけど。
TVアニメ化もされて、暴力シーンとか「たわばっ」「あべしっ」「ひでぶ」等の人体爆発シーンが話題になりましたが、残虐なだけのマンガではありません。むしろ正義と友愛に満ちた、男のロマンの世界なのです。
男の世界ゆえ、女性キャラの描き方がいささか類型的なきらいはありますが(女から見るとそうなんだよ)、でも女性が読んでも「いい話だ~」です。このテの画風が苦手な方にはつらいと思うけれど。
199x年、核戦争後の荒廃した世界で、北斗神拳伝承者・ケンシロウとその強敵(とも、と読みます)たちが繰り広げる死闘と友情、兄弟愛の物語です。非情なる殺人拳法の使い手でありながら、しかし、悪党を倒し、弱きを守るケンシロウ。無表桊...でクールな顔をしているけれど、優しい心の持ち主なのです。
矜持(きょうじ)に満ちたストイックな世界、いまどき恰好いいっすよ!
「ラオウの愛馬の足がでかすぎる」 「世界に唯一残った海が日本海!?」 「日本がこんなえらいことになっちゃってて、米国なんかはいったい今頃どうなっているのだろう・・・」 「バットがあんなにかっこよく成長するなんて。詐欺だ~(??)」
「えっ、ケンシロウたちって、中国人なの? 日本人なの??」 「じゃあ、ジュウザとリュウガは兄弟ってこと?」
等々、突っ込みを入れたいところも多々ありますが、それがまた楽しかったりしてね。
また原哲夫さんの絵がだんだん巻を進めるごとにウマくなるんだな。ユリアは別嬪です。
私はストレートの女なので、レイとかリュウガが好きかなあ。ハンサム・ガイですからねっ。ジュウザもまあいいけど。
2004年9月7日に日本でレビュー済み
「ひでぶ」や「あべし」といったヘンな言葉を残して人の体が破裂する衝撃。きめゼリフ「お前はもう死んでいる」のかっこよさ。「強敵」に「とも(友)」とルビをふり、その強敵たちとの生死をかけた凄絶な闘い。雑誌連載時から絶大な人気を誇り、連載終了から10年以上たったいまでも別伝が新しく描かれたりオリジナルビデオアニメーションが作られたりと人気の高さがうかがえる『北斗の拳』。自分も連載時に北斗神拳の凄さとケンシロウをはじめとする登場人物たちに心を奪われた一人。久しぶりにまとめて読み返してみたんですが、やっぱりすごい。名作ですねぇ。
人が倒れるときの残酷な絵が問題になったこともあったそう。なるほど、人の頭が破裂したり胴体が真っ二つに切れたりと、残酷な表現であることは確かです。そこに目がうばわれがちなもので、絵だけで判断して読まず嫌いな人もいることでしょう(私の周りにもいます)。
が、ここには30男の眼をウルウルと潤ませる感動が宿っています。絵が残酷なことを承知の上で、すべての人に薦めてまわりたい!『北斗の拳』のテーマである「愛」と「友情」を感じてもらいたい!男たちの熱い魂を感じてもらいたい!
『北斗の拳』は永遠に不滅です!
人が倒れるときの残酷な絵が問題になったこともあったそう。なるほど、人の頭が破裂したり胴体が真っ二つに切れたりと、残酷な表現であることは確かです。そこに目がうばわれがちなもので、絵だけで判断して読まず嫌いな人もいることでしょう(私の周りにもいます)。
が、ここには30男の眼をウルウルと潤ませる感動が宿っています。絵が残酷なことを承知の上で、すべての人に薦めてまわりたい!『北斗の拳』のテーマである「愛」と「友情」を感じてもらいたい!男たちの熱い魂を感じてもらいたい!
『北斗の拳』は永遠に不滅です!
2010年3月3日に日本でレビュー済み
『北斗の拳』という作品そのもののレビューは他の方のレビューを読んでいただくとして、この1巻のレビューを書く。
最初は1話完結の読みきりのつもりだったのではないかと思った。
核戦争により滅びた世界の中で、秩序をなくした人間社会は、暴力の渦に飲み込まれている。主人公は北斗神拳という暗殺拳法の伝承者として、暴力社会では頂点に近いところにいるはずなのだが、仁慈の心を忘れておらず、人に君臨することをよしとしない、言ってみればデビルマンのようなキャラクター。
その彼・ケンシロウが、出会った人々に降りかかった謂れのない暴力を払いのけるという勧善懲悪ストーリーで、第1話は終了している。
第2話以降もその流れなのだが、悪党が組織立っており、裏には強大な力をもった男が存在する。その男はケンシロウにとって最強のライバルとして登場するのだったのだが、あっという間に倒される。
そのまま終わってしまうかと思いきや新編が始まり、今度はライバルが使っていた拳法の一派を使う男が現れ、これもまたケンシロウに敗れ去る。
ともかくも、いきあたりばったり感がものすごくある漫画なので、整合性や話の巧拙を考えてしまうと、面白みが目減りしてしまう(このあたり、『キン肉マン』も同じ)ので、深く考えずに、ケンシロウの強さ、愛、悲しみを味わうのが吉。
最初は1話完結の読みきりのつもりだったのではないかと思った。
核戦争により滅びた世界の中で、秩序をなくした人間社会は、暴力の渦に飲み込まれている。主人公は北斗神拳という暗殺拳法の伝承者として、暴力社会では頂点に近いところにいるはずなのだが、仁慈の心を忘れておらず、人に君臨することをよしとしない、言ってみればデビルマンのようなキャラクター。
その彼・ケンシロウが、出会った人々に降りかかった謂れのない暴力を払いのけるという勧善懲悪ストーリーで、第1話は終了している。
第2話以降もその流れなのだが、悪党が組織立っており、裏には強大な力をもった男が存在する。その男はケンシロウにとって最強のライバルとして登場するのだったのだが、あっという間に倒される。
そのまま終わってしまうかと思いきや新編が始まり、今度はライバルが使っていた拳法の一派を使う男が現れ、これもまたケンシロウに敗れ去る。
ともかくも、いきあたりばったり感がものすごくある漫画なので、整合性や話の巧拙を考えてしまうと、面白みが目減りしてしまう(このあたり、『キン肉マン』も同じ)ので、深く考えずに、ケンシロウの強さ、愛、悲しみを味わうのが吉。