男性は特に、うんちく系のマンガが好きなもの。
本書は、その楽しさを存分に味わわせてくれるものだ。
ただし、本書のメッセージはむしろ
「ワインの知識に惑わされず、人の心を読み取ることの重要性」
にある。
主人公・佐竹は、「肉には赤ワイン」「ボージョレは初心者向けのワイン」といった常識をことごとく覆し、「相手がおいしいと思ってもらうことが重要」という信念を貫き通す。
これには強く共感。
こんなソムリエがいたらなぁと、本気で思ってしまう。
全体に非常に深みのある話が多く、しかもそれが、笑いも織り交ぜながらわりと軽やかに展開されるところは、原作者、作画者双方の実力だろう。
読んでいてさわやかな作品である。
最初はちょっととっつきにくい感じの佐竹がだんだんいい人になっていく過程はほほえましいが、後半はちょっと毒気が抜けすぎて物足りない感じも・・・。
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ソムリエ 1 (集英社文庫(コミック版)) 文庫 – 2003/5/16
ここには僕の求めるワインはない。フランスのソムリエコンテスト優勝の栄誉を、こともなげに放棄した日本人ソムリエ・佐竹城。ワインに命をかけ、10万種の中の1本を探し続ける彼の想いとは……!? エッセイ・堀 賢一
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2003/5/16
- ISBN-10408618057X
- ISBN-13978-4086180573
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2003/5/16)
- 発売日 : 2003/5/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 408618057X
- ISBN-13 : 978-4086180573
- Amazon 売れ筋ランキング: - 580,349位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 933位集英社文庫コミック版
- - 4,740位集英社文庫
- - 278,080位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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ワイン研究者。著書に『ワインの自由』(集英社)、『ワインの個性』(ソフトバンク)、論文に ‘Bordeaux Futures: The Capital Asset Pricing Model and its Risk Hedging’ (1992)、共著に『ワインと洋酒を深く識る酒のコトバ171』(講談社)、監修に『ソムリエ』(集英社)、『ソムリエール』(集英社)、『ワインのばか』(フジテレビ)など。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2003年5月21日に日本でレビュー済み
ソムリエのコンテストに優勝し、世界一のソムリエの称号をもらったが、それを突っ返し、真のソムリエ、そして、はるか昔に一度だけ飲んだワインを捜し求めていく内容。甲斐谷 忍のたんたんとした絵が、とても物語にマッチしていてなにんげなーく読んでいるうちに引き込まれちゃいます。人情味にもあふれ、主人公ジョー・サタケがさいこーにいい味を出して、ほんとお勧めの一品!!
2014年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ライアーゲームの甲斐谷忍作画のソムリエ漫画。相変わらずさばさばで特徴のある絵です。
ライアーゲームほど分かり易い描写ではない、アダルティーな内容に仕上がっています。だいだい1話に1人若ーい女性が出てきて、その女性とワインにまつわる物語を主人公佐竹 城がなぞる。
話のどっかで、やらしー描写が多かれ少なかれ出てくる。
1人目はパリで知らない人がいない有名なシェフの一人娘。わがままで、父親を嫌っている。さもありなんなお話。
歴史あるシャンパン作りの女主人、勢いだけはあるけど、男性経験はない女記者、売れっ子だけど、闇がある女優。一人ぐらい分けて欲しいと思えるほど。
ソムリエとして超一流な佐竹はいろんな女性と触れ合い、文字通り、交わりながら求めるワインを探し求める。
【引用】
甘いけど悲しい香り。僕は悲しい女は抱かない。
一本のワインには処女と熟女が入っている。
ワインは人がつくるんだ。いや、人そのものといってもいい
理想のブドウが出来たからといって完全なワインが出来るわけじゃない。「熟成」という時の魔法に人は祈るしかない。そのとき人は自分がいかに小さな存在か分かるんだ
【手に入れたきっかけ】
Kindleの無料キャンペーン!
ライアーゲームほど分かり易い描写ではない、アダルティーな内容に仕上がっています。だいだい1話に1人若ーい女性が出てきて、その女性とワインにまつわる物語を主人公佐竹 城がなぞる。
話のどっかで、やらしー描写が多かれ少なかれ出てくる。
1人目はパリで知らない人がいない有名なシェフの一人娘。わがままで、父親を嫌っている。さもありなんなお話。
歴史あるシャンパン作りの女主人、勢いだけはあるけど、男性経験はない女記者、売れっ子だけど、闇がある女優。一人ぐらい分けて欲しいと思えるほど。
ソムリエとして超一流な佐竹はいろんな女性と触れ合い、文字通り、交わりながら求めるワインを探し求める。
【引用】
甘いけど悲しい香り。僕は悲しい女は抱かない。
一本のワインには処女と熟女が入っている。
ワインは人がつくるんだ。いや、人そのものといってもいい
理想のブドウが出来たからといって完全なワインが出来るわけじゃない。「熟成」という時の魔法に人は祈るしかない。そのとき人は自分がいかに小さな存在か分かるんだ
【手に入れたきっかけ】
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2005年1月13日に日本でレビュー済み
本作は、原作が城 アラキ、漫画を甲斐谷 忍、そして監修とコラムを堀 賢一が担当しています。
絵が好きで買いましたが、毎回様々なワインが登場します。
登場する人々の心の悩みや葛藤を、ワインにまつわる話や主人公佐竹城のワインを愛する姿勢が、見事に解決してくれるお話です。
そして更に、佐竹城の生い立ちの秘密や行方不明になった母探しの結末が、感動のクライマックスになります。
絵が好きで買いましたが、毎回様々なワインが登場します。
登場する人々の心の悩みや葛藤を、ワインにまつわる話や主人公佐竹城のワインを愛する姿勢が、見事に解決してくれるお話です。
そして更に、佐竹城の生い立ちの秘密や行方不明になった母探しの結末が、感動のクライマックスになります。
2007年8月15日に日本でレビュー済み
物語ごとに、内容に合うワインを紹介しているので、ワインの豆知識が覚えやく、また、お手ごろのワインから、高級ワインまでさまざまなワインが紹介されるので、一度は飲んでみたいと思うワインが出てくると思います。
2016年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
説明的なコマが多くて、途中で飽きました。
ワインの話ですが、漫画ではなかなか伝わりにくいかもしれません。
ワインの話ですが、漫画ではなかなか伝わりにくいかもしれません。
2014年3月15日に日本でレビュー済み
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懐かしくよんだ記憶があり、面白かったですね。 すこし難しそうなワインという題材と人間ドラマがうまく書けているように思います。
2015年5月19日に日本でレビュー済み
世界一ソムリエの男性が、自身が捜し求めてるワインを探します。それぞれの国で出会う人々とワインで交流する男性。この作品はワインへの知識がたくさん詰まっていてわかりやすく描かれていました。ワインに興味のある方は、是非お勧めします。