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ひとりずもう (下) (集英社文庫) 文庫 – 2014/7/18
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漫画家デビュー秘話、たまちゃんとの別れなど、感涙必至の一冊! 描き下ろしエッセイ「ひとりずもう」のコミック版。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2014/7/18
- 寸法10.6 x 1.3 x 15.2 cm
- ISBN-104086195070
- ISBN-13978-4086195072
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2014/7/18)
- 発売日 : 2014/7/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4086195070
- ISBN-13 : 978-4086195072
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 115,999位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 137位集英社文庫コミック版
- - 859位集英社文庫
- - 89,457位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
1965年5月8日静岡県生まれ。86年「りぼん」で「ちびまる子ちゃん」連載開始。89年同作品で第13回講談社漫画賞受賞。90年作詞をした「おどる ポンポコリン」が日本レコード大賞ポップス・ロック部門受賞。91年初エッセイ『もものかんづめ』がベストセラーに。『さるのこしかけ』(92年)で第 27回新風賞受賞。『スヌーピーブックス』シリーズでは翻訳を手がけるなど幅広く活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『ももこのよりぬき絵日記 1』(ISBN-10:408746590X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ちびまる子ちゃんのアニメを見ていたくらいの日本に腐るほどいる凡人の類で
原作も読んでいなかったし、この本の存在も知りませんでした。
「え?ちびまる子ちゃんのその後の話なんてあったんだ」くらいのテンションで手に取りましたが、
これはもう実質ちびまる子ちゃん最終回というか、これ以上ないくらいの完璧な美しい終わり方でした。
お前そんなにちびまる子ちゃんに思い入れなかっただろってくらい泣きました。
今からでもこの作品をアニメ化してほしい。Netflixあたりでやってくれないだろうか。
以下、上下巻の細かい感想(ネタバレあり)
① 挫折して漫画家の夢を諦めたももこが、模擬試験の作文を褒められて「あ、エッセイ漫画を描けば良いんだ」と思いついた、その瞬間世界が輝いて見えたシーンめちゃくちゃ好き。
ルックバック の、あの雨のシーンくらい最高のシーン。自分のことじゃないのに心が晴れやかになる。
やっぱり子供を褒めるってかなり大事だ。この先生の何気ない採点が人生を変えたのだ。
これこそ教育者が、大人がやるべきことなんじゃなかろうか。
子供だけでなく大人に対してももっと褒めていた方がいいし、もっと褒めていこうと思った。
ももこの作文を褒めた模擬試験センターの先生、誰だか知りませんがありがとう。
あなたのおかげで人類はちびまる子ちゃんに出会えました。
② 漫画家の夢を取り戻した後、ももこが密かに片思いしていた男子を見ても何もドキドキしなかったシーン。
ここも良い。夢の輝きには素敵男子の輝きは勝てなかったのだ。
昔見たアニメの『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』では、まる子はお姉さんに絵描きの夢を諦めて結婚を選ぶように促していた気がするがそんなことはいいのだ。
③ この作品、父親(ヒロシ)の存在がすごく大きい。
よくクレヨンしんちゃんのひろしが良き父親として褒められるが、いや待ってくれ、さくらの方のヒロシもいいぞと言いたい。
アニメだとただの飲んだくれ無職ジジイという認識だと思うが、本作ではヒロシと二人で過ごすエピソードが多いし、何かとももこの味方をしてくれる父親として描かれている。八百屋も営んでいる。
文化祭をサボって帰ってきた時も「まぁいいじゃねえか」と一緒になってテレビ見て笑ってるし、朝4時まで漫画を描いてる時も「まぁ倒れるまでやってみりゃいいさ」と基本的にももこの言うことやることを否定したりしない心地のいい絶妙な距離感の父親なのだ。
一方母親は、いつも怒っていて、ももこのやることを何かと否定して自分の考えを押し付ける母親として描かれている。
父親との楽しい思い出エピソードはいくつかあるが、母親との楽しい思い出は特に出てこない。
もしかしたら漫画の演出上、調子に乗る自分への内なるツッコミ役として母親をそのポジションに置いていただけなのかもしれないし、もしくは母親は子育ての嫌われ役をしていて、父親は子供から好かれるおいしい役をやっていただけなのかもしれないが
なんかうちの母親に少し似ていた。「子供を心配している」ということを盾にしているのが厄介である。
「心配は子供のため」と一見良いことのように言うが、本当に子供のためになるのだろうか。
親も所詮たった1回だけ自分の人生をプレイしただけの人間で、そんな経験の浅い人間が己の狭い想定の範囲から子供が少しでも逸脱すると「自分自身が不安」だから子供に制限をかけようとする、これが「心配」の理屈ではないかと。結局のところ子供の能力を勝手に決めつけて、信頼していないからこそ「心配」という感情が出るのではないかと。
子供の人生に制限をかけて自分の想像できる安全圏に居させた方が楽なので、そういう思考に入る気持ちはわかる。
何かあったときに「あの時自分が止めてとけば…」と後悔したくない気持ちもわかる。
しかし心配だからと言ってお前には無理だとか馬鹿なんだからと子供の可能性を否定していいのだろうか。
ここで作中ヒロシが良いことを言ってるので引用する。漫画家なんて目指してもどうせ無理だと言う母親に対して、
「まぁそれも人生さ、母さんの人生じゃないし、心配したってどうしようもねぇだろ」
そうだ、これはももこの人生なんだ。
④ そしてヒロシの存在以上に大きいのがたまちゃんの存在。
序盤の小学生高学年時代や中学時代にたまちゃんが登場しないので、ああもう仲良くなくなっちゃったのかな、悲しいな
と思っていたら高校時代からたまちゃんが復活。中学は別だったがずっと連絡を取り合ってたらしい。ありがてえ。
特に最高なのが、まる子が誰にも言わなかった「漫画家になる夢」をたまちゃんに打ち明けるシーン。
しかしたまちゃんは、まる子が漫画家を目指すのをわかってたらしい。「そんなことくらい言わなくたってわかるよ、10年以上も親友なんだし」
おい、そんなことをはっきり言葉にするんじゃねぇ。
子供の頃ずっとアニメで見ていた、まる子とたまちゃんの過ごした日々が、友達でもなんでもない私の脳内に自分の思い出としてフラッシュバックしてくる。なんかわからないが涙が止まらない。
当然たまちゃんは、まる子の夢を否定しないし、「ももちゃんなら絶対なれる」と常にまる子にとって最高の味方であり続けてくれるのだ。
⑤そして完璧なラストシーン。ああ、ここに向かうためにちびまる子ちゃんは描かれていたのか。
いや、ちびまる子ちゃんはここから始まったんだ。
かつて女子の友情を描いた作品でこんな素晴らしいものはあっただろうか。
女子の友情を描い作品を全く読んでこなかったがきっとなかっただろう。
たまちゃん最高だぜ。全人類にたまちゃんが必要だ。そんな人類の心の支えたまちゃんこと穂波珠絵さんからの寄稿文が2023年開催中のさくらももこ展の図録に載ってるので必見です。
昔からTVでやってるちびまる子ちゃんを知ってる方が読むと考え深いものがあると思います。
私はとても感動しました。
エッセイもそれはそれで面白かったのに、この人はほんとに才能があったと寂しく思いました。たまちゃんも寂しいだろうな…
私は子供の時からファンで、やっぱり今でも大好きです。
今度は子供にちびまる子ちゃんブームが到来、その過程でひとりずもうを読むことに
とても良いお話です。中高生になっても、ももこさんの中のまるちゃんらしさは失われていなかった。
たまちゃんという友達の尊さ、生涯親友と呼べる友人、ももこさんとたまちゃんはお互いが唯一無二の存在だったんでしょうね。こんな友達に出会えたら素敵だ
存命であればまだまだ面白い作品を生み出したでしょうし色々な構想があった事でしょう。この作品を読むと、さくらさんの早逝がさらに悔やまれると思います。
親子で楽しめる本で喜んでくれました。