ライトノベルにありがちなクドさや臭みが文章に無く、話自体も分かりやすく、とても読みやすいです。
これぞまさにライトノベルですね、読後感も良好で、楽しく読めました。
勧善懲悪とはいかないストーリーで、社会風刺的な作風な中、無知で体力バカと賢明な人が組み犯人を追いつめて行く様子は、読んでいてTVドラマの相棒を思い出しました。
暗澹と爽快が入り混じった読後感も相棒のそれ。
ライトノベル的な設定を除いて実写化しても遜色ないんじゃないか?と思ったりします。
作者が一般文芸で活躍しているといいなあ・・・(遠い目
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電波的な彼女 ~幸福ゲーム~ (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2005/7/22
今度のターゲットは柔沢ジュウ!!
心当たりのない嫌がらせにあうジュウ。次第にエスカレートし、ジュウを助けた光も標的に。犯人探しを始めると、見えてきたのは歪んだ信念を持つ集団。その信念には、ジュウも太刀打ちできず!?
心当たりのない嫌がらせにあうジュウ。次第にエスカレートし、ジュウを助けた光も標的に。犯人探しを始めると、見えてきたのは歪んだ信念を持つ集団。その信念には、ジュウも太刀打ちできず!?
- 本の長さ324ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2005/7/22
- ISBN-104086302470
- ISBN-13978-4086302470
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2005/7/22)
- 発売日 : 2005/7/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 324ページ
- ISBN-10 : 4086302470
- ISBN-13 : 978-4086302470
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,461,219位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 355位スーパーダッシュ文庫
- - 264,664位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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第3回スーパーダッシュ小説新人賞において佳作を受賞、デビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 紅 公式ファンブック (ISBN-13: 978-4086304221 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回のお話はジュウが電車で痴漢扱いをされ、それを通りかかった光が助けるというシーンから始まります。
ツイてない(?)ジュウの日常のひと騒動かと思いきや、今回の”幸福ゲーム”とされる事件の重要部分に関わってきます。
今回の事件は、ジュウの学校や他の学校でも生徒たちにいじめまがいのいやがらせが多発するというもので、ジュウにも被害が及びます。
今回は割と光に焦点を当てているので、光が結構出て、恋愛話にも触れます。
雨は相変わらずの冷静さで事件の本質にせまりますし、終盤ではジュウの男らしい場面が見れます。
残念ながら続きがなかなか出ないということですが、またジュウと雨の二人に会いたいなと思います。
ツイてない(?)ジュウの日常のひと騒動かと思いきや、今回の”幸福ゲーム”とされる事件の重要部分に関わってきます。
今回の事件は、ジュウの学校や他の学校でも生徒たちにいじめまがいのいやがらせが多発するというもので、ジュウにも被害が及びます。
今回は割と光に焦点を当てているので、光が結構出て、恋愛話にも触れます。
雨は相変わらずの冷静さで事件の本質にせまりますし、終盤ではジュウの男らしい場面が見れます。
残念ながら続きがなかなか出ないということですが、またジュウと雨の二人に会いたいなと思います。
2006年1月26日に日本でレビュー済み
幸せな奴を妬んでそいつの幸せを潰して自分が幸せになってやろうという思いの下に集った集団を追いかけていくお話。
主人公のジュウは意図的に痴漢疑惑をかけられ、クラスでも軽蔑の視線を向けられる。
雨の妹の光はジュウとのキスシーンが納められた写真を好きな男子へ送られ、淫乱扱いされる。
いじめ描写が嫌な感じです。何もここまでしなくてもいいだろと突っ込みたくなるような気持ちでした。
でもどんどん読ませてしまうのはやはり作者である片山氏の技量か。面白かったです。
一応事件も解決してハッピーエンドになるかと思いきや、最後の最後で裏切られました。
この小説、あんまりラノベって感じがしないんですよね。ハッピーエンドじゃないし扱う内容が重い。だがそれがいいと言えばそこまでですが。
ま、次回作に期待です、はい。
主人公のジュウは意図的に痴漢疑惑をかけられ、クラスでも軽蔑の視線を向けられる。
雨の妹の光はジュウとのキスシーンが納められた写真を好きな男子へ送られ、淫乱扱いされる。
いじめ描写が嫌な感じです。何もここまでしなくてもいいだろと突っ込みたくなるような気持ちでした。
でもどんどん読ませてしまうのはやはり作者である片山氏の技量か。面白かったです。
一応事件も解決してハッピーエンドになるかと思いきや、最後の最後で裏切られました。
この小説、あんまりラノベって感じがしないんですよね。ハッピーエンドじゃないし扱う内容が重い。だがそれがいいと言えばそこまでですが。
ま、次回作に期待です、はい。
2007年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直のところ、この作者のことをよく知らなくて
ブックオフの100円コーナーで適当に大量買いした中に
一作目がたまたま混じってたんです。一読、来ました。
詠み終わって、あわてて二作目を本屋を回って買って読んで
三冊目は本屋にもなかったので、アマゾンで注文しました。
内容はホラー混じってて、「ひぐらしの鳴くころに」を
初めてプレーした時のような……うまく説明できませんが
とにかく、先を楽しみに待つような本は久しぶりです。
あまり人気のない文庫の本だし
この作品が埋もれているとしたら惜しい。
だまされたと思って、読んでみてほしいです。
ブックオフの100円コーナーで適当に大量買いした中に
一作目がたまたま混じってたんです。一読、来ました。
詠み終わって、あわてて二作目を本屋を回って買って読んで
三冊目は本屋にもなかったので、アマゾンで注文しました。
内容はホラー混じってて、「ひぐらしの鳴くころに」を
初めてプレーした時のような……うまく説明できませんが
とにかく、先を楽しみに待つような本は久しぶりです。
あまり人気のない文庫の本だし
この作品が埋もれているとしたら惜しい。
だまされたと思って、読んでみてほしいです。
2012年8月13日に日本でレビュー済み
3作目ということもあるが、失速することもなく楽しませてもらった。
ストーリーもキャラクターもやっぱり良い!どんどん引き込まれてく
次巻の発売を心の底から願っています
ストーリーもキャラクターもやっぱり良い!どんどん引き込まれてく
次巻の発売を心の底から願っています
2011年10月3日に日本でレビュー済み
もはや電波などどこえやら、ひたすらサイコミステリの王道を行く本シリーズ。今回は冒頭のジュウの痴漢冤罪に始まり、いじめ、嫌がらせ、人の暗部がこれでもかと描写される.そして、犯人たちの抱える狂気は誰でもが持っている他人の幸せをねたみ、他人の不幸を自分の幸福とする「幸福値」。兄の自殺から家庭崩壊し、信仰として「幸福値」を疑わない副会長の壊れっぷりは怖気が立つ。シビアで狂気に満ちた現実をジュウを思い彼に尽くす雨のけなげさが救ってくれている.これで終わるのがもったいないくらいすばらしい完成された作品。
2019年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
紙の本も持っているのですが、好きな作品なのでKindle版も購入しました。
しかし表紙を含めたカラー絵が全てカットされています。
他の電子書籍ストアでもカットされているので、集英社側の処理かと思います。
素晴らしいカラーなので非常に残念です。
しかし表紙を含めたカラー絵が全てカットされています。
他の電子書籍ストアでもカットされているので、集英社側の処理かと思います。
素晴らしいカラーなので非常に残念です。