タズサの国内におけるライバル至藤響子、Big4の1人であり犬猿の中（そんなレベルではないか）のドミニク・ミラー。前半〜中盤まではこの2人の過去から現在、現在から過去の物語から始まります。視点も完全にこの2人で、これまでタズサ視点で語られていたものとは内容はかなり違います。スケートを始めたきっかけやタズサ視点では語られなかった二人の心情、リアやタズサなどに対する思い、ドミニクと響子の関係など。特にドミニクは読者の中にも悪役の印象をもっている人もいるかと思いますが、今作を読むとかなり印象が変わります。簡単に言うと、人生や生き方は人それぞれということです。
後半は2009年世界選手権。リア、ガブリー、タズサ、ドミニクのBig4に加え、ステイシーや至藤響子も登場。内容は読んでのお楽しみ。視点は前半〜中盤に続き、ドミニクと響子で頻繁に変わります。今回の主人公は完全にこの2人でタズサ視点は一切なし。前巻は挿絵が少なめでしたが、今回は十分かと思います。過去最厚のボリュームなので多いとは感じないかもしれませんが。
あとがきによると次巻のバンクーバー五輪編で完結の予定のようです。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
