藤原京先生のもとで、
小説を学んだが、
これに、サインを頂いたことが至上の誇り。
藤原京先生の性格をご存知な方なら、
ピンとくるだろうが、
陰陽師は式神を使わない
イコール、
レベルの上な陰陽師は、
フフフ。。。!
とゆうことだろう。
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陰陽師は式神を使わない (集英社スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2006/1/25
小説の名手=藤原京復活、そして挑戦!!
長い沈黙の後、藤原京が吠える! 時代考証家である彼が、ラノベに戻ってきた? これはラノベか? 否、ウンチク小説である。「世間一般の陰陽道の認識は全く間違っている」。よくわかる陰陽道!
長い沈黙の後、藤原京が吠える! 時代考証家である彼が、ラノベに戻ってきた? これはラノベか? 否、ウンチク小説である。「世間一般の陰陽道の認識は全く間違っている」。よくわかる陰陽道!
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2006/1/25
- ISBN-104086302772
- ISBN-13978-4086302777
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/1/25)
- 発売日 : 2006/1/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 231ページ
- ISBN-10 : 4086302772
- ISBN-13 : 978-4086302777
- Amazon 売れ筋ランキング: - 763,690位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 146位スーパーダッシュ文庫
- - 162,182位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月6日に日本でレビュー済み
藤原京が消えてから10年。パワーアップして帰ってきた!
と言いたいところですが、勘違い度を二回りくらいあげて帰ってきました。
10年前の末期作品にも純文学に行きたいけど行けない作家の叫びを思
わせるものを垣間見せて作品の価値を損なっていましたが、今回は逆方
向につっぱしって小説だかオカルト雑誌記事だか分からないところにま
で後退してしまいました。
いえ、オカルト雑誌記事の方がマシだとまでいえましょう。ひたすら
自己陶酔に浸って妄想めいたうんちくを語る主人公、そして、根拠不明
な彼の説明をなぜか熱心に聞き入り納得する聞き手の女の子。読み進め
るうちに、宗教の勧誘用パンフレットを読んでいる気分になれること請
け合いです。作者はあとがきで「修行してきた」と言ってますが、本当
にあっちの世界へ旅立たれてしまったのかもしれません。
本作品は既に小説ではありません。むしろ文芸作品ですらないかもし
れません。トンデモ本を楽しむ趣味の方にのみお薦めします。
と言いたいところですが、勘違い度を二回りくらいあげて帰ってきました。
10年前の末期作品にも純文学に行きたいけど行けない作家の叫びを思
わせるものを垣間見せて作品の価値を損なっていましたが、今回は逆方
向につっぱしって小説だかオカルト雑誌記事だか分からないところにま
で後退してしまいました。
いえ、オカルト雑誌記事の方がマシだとまでいえましょう。ひたすら
自己陶酔に浸って妄想めいたうんちくを語る主人公、そして、根拠不明
な彼の説明をなぜか熱心に聞き入り納得する聞き手の女の子。読み進め
るうちに、宗教の勧誘用パンフレットを読んでいる気分になれること請
け合いです。作者はあとがきで「修行してきた」と言ってますが、本当
にあっちの世界へ旅立たれてしまったのかもしれません。
本作品は既に小説ではありません。むしろ文芸作品ですらないかもし
れません。トンデモ本を楽しむ趣味の方にのみお薦めします。
2006年4月3日に日本でレビュー済み
この作者さんの本は今回初めて手に取りました。
どんな話なのか全く知らず、ふと目にとまったので購入。
内容は「日本語+小説形式でそれなりに分かりやすく書いた『易経』解説本」でしょうか。
『易経』も名前は知ってるけど読んだことはない、でもちょっと興味あるなー、というかたにはまさしく「入門書」としてお手軽で良いかもしれません。
ただやはり「ライトノベル」のくくりに入っているためか、作者創作部分もあるのでこれが全てだと思ってはいけないことも忘れてはなりませんが。
とにかく「読者を選ぶ本」というのが感想です。
私は、「難しくて理解出来ない部分もあるが、とても面白い本」だと思いました。
しかし「面白いよ!」と気軽に人に勧められる本か、というとNoです(苦笑)。
だから星は3つ。(万人向けではない、という意味で)
どんな話なのか全く知らず、ふと目にとまったので購入。
内容は「日本語+小説形式でそれなりに分かりやすく書いた『易経』解説本」でしょうか。
『易経』も名前は知ってるけど読んだことはない、でもちょっと興味あるなー、というかたにはまさしく「入門書」としてお手軽で良いかもしれません。
ただやはり「ライトノベル」のくくりに入っているためか、作者創作部分もあるのでこれが全てだと思ってはいけないことも忘れてはなりませんが。
とにかく「読者を選ぶ本」というのが感想です。
私は、「難しくて理解出来ない部分もあるが、とても面白い本」だと思いました。
しかし「面白いよ!」と気軽に人に勧められる本か、というとNoです(苦笑)。
だから星は3つ。(万人向けではない、という意味で)
2006年3月6日に日本でレビュー済み
ライトノベルで刊行された、“藤原京式”易学の解説書。「陰陽師は式神を使わない」とは、もともとの官僚陰陽師は天文地暦に関する官僚技術者に過ぎなかった、という意味である。小説の分野において、本来の意味での陰陽道(天文博士)の姿が語られたことは評価できる。総合評価は4。以下、購入検討のための目的別評価を記す。
○楽しく読める娯楽小説:(星1つ/易に関する雑学がなければまったく楽しめない。ほとんどの読者は途方に暮れる。古風な弓道少女に慰めを得るくらいか)
○やさしい「易学」入門書:(星2つ/馬神流の一部は作者の創作である。ゆえに虚実のバランスを知るには、岩波文庫『易経』上巻の解説くらいは理解しておかないときつい。易学初心者の理解許容範囲を軽く超えている。が、ある程度理解している人にとっては、「天卦」のシステムが大変興味深い。五行を取り入れているのは梅花心易の影響か)
○「陰陽道小説」批判本:(星5つ以上/欲を言えば陰陽師と修験者の区別とその混交の過程についても、もう少し言及してほしかった。ただし平安期の陰陽師は確実に貴族のために式を打っていた。それを新説普及のために意図的に黙殺していることは留意すべき)
○ウンチクの精度:(星3つ/新占法を開発するリサーチ力には素直に平伏してしまうけれど、肝心のウンチクの「魅せ方」が甘い。ところどころに不要な時事批判・不当な西洋占星術批判があり、作者の幼稚な我が見えすいて仕方がない。知識それ自身が純粋に面白いからといって、他者がそれだけで満足してくれるだろうと勘違いするのは、知識人としても文筆家としても失格である)
○作者の文章力:(星2つ/下手ではない。作者には実際に固定ファンも多いようだ。が、枚数が指定されていたのかどうかわからないが、ウンチクにストーリーが負けている。そのため「教養だけで面白い小説は書けない」という残念な実例になってしまっている)
○楽しく読める娯楽小説:(星1つ/易に関する雑学がなければまったく楽しめない。ほとんどの読者は途方に暮れる。古風な弓道少女に慰めを得るくらいか)
○やさしい「易学」入門書:(星2つ/馬神流の一部は作者の創作である。ゆえに虚実のバランスを知るには、岩波文庫『易経』上巻の解説くらいは理解しておかないときつい。易学初心者の理解許容範囲を軽く超えている。が、ある程度理解している人にとっては、「天卦」のシステムが大変興味深い。五行を取り入れているのは梅花心易の影響か)
○「陰陽道小説」批判本:(星5つ以上/欲を言えば陰陽師と修験者の区別とその混交の過程についても、もう少し言及してほしかった。ただし平安期の陰陽師は確実に貴族のために式を打っていた。それを新説普及のために意図的に黙殺していることは留意すべき)
○ウンチクの精度:(星3つ/新占法を開発するリサーチ力には素直に平伏してしまうけれど、肝心のウンチクの「魅せ方」が甘い。ところどころに不要な時事批判・不当な西洋占星術批判があり、作者の幼稚な我が見えすいて仕方がない。知識それ自身が純粋に面白いからといって、他者がそれだけで満足してくれるだろうと勘違いするのは、知識人としても文筆家としても失格である)
○作者の文章力:(星2つ/下手ではない。作者には実際に固定ファンも多いようだ。が、枚数が指定されていたのかどうかわからないが、ウンチクにストーリーが負けている。そのため「教養だけで面白い小説は書けない」という残念な実例になってしまっている)
2008年11月7日に日本でレビュー済み
あのー、これ、易学の解説本と思っちゃいかんですよ。
昨今ちまたにあふれるエビデンスのない小説もどきの数々に対するアンチテーゼであり、警告書でもあります。
特に、ラノベレーベルやマンガにおけるいい加減な記述との多さは社会に多大な悪影響を与えています。
事実、いま変な事件がいっぱいおきてますよね?
そこに、いい加減なご都合主義とうわべのおもしろさを振りまいて、間違った事実をさも重要な真実であるかのように描ききる、小説もどきのゆがんだ影響がないとは言いきれません。ましてやこの手のレーベルを読む大半は、善悪の判断がよくわからん子供なんだもの。もちろん、すべてがそうだというわけではなく、まじめに小説を書いている方もいらっしゃるわけでしょうが。
ゆえにラノベレーベルで、こいつを出さなければいけなかった。
徹底的に調べて作り上げた設定に、すらすらと読める文章を加えて、小説を作り上げてしまっています。しかも萌え要素(笑)まで加えてね。凡百の作家に出来ることではないと思います。
やれるならこれぐらいやってみやがれこんちくしょー、という、藤原京の意地が伝わってくるような作品だと思います。
このような突き抜けた作品のあとに、どのような作品を次に世に送り出してくるか楽しみです。
昨今ちまたにあふれるエビデンスのない小説もどきの数々に対するアンチテーゼであり、警告書でもあります。
特に、ラノベレーベルやマンガにおけるいい加減な記述との多さは社会に多大な悪影響を与えています。
事実、いま変な事件がいっぱいおきてますよね?
そこに、いい加減なご都合主義とうわべのおもしろさを振りまいて、間違った事実をさも重要な真実であるかのように描ききる、小説もどきのゆがんだ影響がないとは言いきれません。ましてやこの手のレーベルを読む大半は、善悪の判断がよくわからん子供なんだもの。もちろん、すべてがそうだというわけではなく、まじめに小説を書いている方もいらっしゃるわけでしょうが。
ゆえにラノベレーベルで、こいつを出さなければいけなかった。
徹底的に調べて作り上げた設定に、すらすらと読める文章を加えて、小説を作り上げてしまっています。しかも萌え要素(笑)まで加えてね。凡百の作家に出来ることではないと思います。
やれるならこれぐらいやってみやがれこんちくしょー、という、藤原京の意地が伝わってくるような作品だと思います。
このような突き抜けた作品のあとに、どのような作品を次に世に送り出してくるか楽しみです。
2007年1月22日に日本でレビュー済み
まず,昨今のオカルトブームに乗った方やファンタジーだと思って買おうと思っている方は,期待はずれになる可能性が大きいので御注意を。
ある程度の知識が求められる本で,知識のある方は青本と似た感じを持たれると思います。易教等のごくやさしい入門書と思って買われるのが適当かと思います。
また,この方面に知識のある方々は,今まであまり目にする事の無い手法で易,陰陽道に関する事を書かれておられるので,是非御一読してみてはどうでしょうか。
ある程度の知識が求められる本で,知識のある方は青本と似た感じを持たれると思います。易教等のごくやさしい入門書と思って買われるのが適当かと思います。
また,この方面に知識のある方々は,今まであまり目にする事の無い手法で易,陰陽道に関する事を書かれておられるので,是非御一読してみてはどうでしょうか。
2006年3月23日に日本でレビュー済み
(;'Д`)ハァハァ まぁ本自体は、地面の上に置いてその上に「これ地雷です」って看板があるやうな 判り易い地雷っぷりなので、今更言う事は何も無い。
ただ中身で思いっきり矛盾があるのは・・・言わなければなるまい。
本編で主人公達は、「当時の人々の事を理解せずに愚昧だと決め付けて、
陰陽道をオカルトだと馬鹿にして信じない奴の方が愚かだ」
って言ってるんだけど、
陰陽道を廃止した明治政府が起こした第二次世界大戦を「最悪」って言ってるんだぜ・・・?!
うほほっ?!それこそお前らが愚かだと言ってる奴らと同じじゃねぇか。
当時の時代背景や国際状況はどうした・・・?
日本の立場はどうだったか考えたか?
それこそ当時の明治政府が愚かだと決め付けてるじゃねぇか。
作者は10年このネタを温めて学んでたらしいけど、
中学レベルの社会から学び直すべきだな(笑)
ただ中身で思いっきり矛盾があるのは・・・言わなければなるまい。
本編で主人公達は、「当時の人々の事を理解せずに愚昧だと決め付けて、
陰陽道をオカルトだと馬鹿にして信じない奴の方が愚かだ」
って言ってるんだけど、
陰陽道を廃止した明治政府が起こした第二次世界大戦を「最悪」って言ってるんだぜ・・・?!
うほほっ?!それこそお前らが愚かだと言ってる奴らと同じじゃねぇか。
当時の時代背景や国際状況はどうした・・・?
日本の立場はどうだったか考えたか?
それこそ当時の明治政府が愚かだと決め付けてるじゃねぇか。
作者は10年このネタを温めて学んでたらしいけど、
中学レベルの社会から学び直すべきだな(笑)
2006年2月1日に日本でレビュー済み
続刊や新作を促す意味で。
けど、藤原京未体験な人にはお勧め出来ません。きっと不幸な出会いになるでしょうから。
内容的には出版社 / 著者からの内容紹介にあるように、内容としては図入りでウンチクが並んでいるだけです。ラノベレーベルでこんなにイラストが少ない本も久しぶりですよ。
本当に「世間一般の陰陽道の認識は全く間違っている!」とだけ書いてある本で、ストーリーは無いに等しいので、"お話"を期待している人は買わない方が幸せになれます。
このまま終るなら星1〜2つ。続刊の内容次第では喜んで5つでも6つでも差し上げられる可能性は残っていますが、今のところは評価保留としたいと思います。
しかしまぁかつてのファンとしては、帰って来てくれた事だけでも大変喜ばしい。その点だけでも星3つ分の価値はあると思います。
けど、藤原京未体験な人にはお勧め出来ません。きっと不幸な出会いになるでしょうから。
内容的には出版社 / 著者からの内容紹介にあるように、内容としては図入りでウンチクが並んでいるだけです。ラノベレーベルでこんなにイラストが少ない本も久しぶりですよ。
本当に「世間一般の陰陽道の認識は全く間違っている!」とだけ書いてある本で、ストーリーは無いに等しいので、"お話"を期待している人は買わない方が幸せになれます。
このまま終るなら星1〜2つ。続刊の内容次第では喜んで5つでも6つでも差し上げられる可能性は残っていますが、今のところは評価保留としたいと思います。
しかしまぁかつてのファンとしては、帰って来てくれた事だけでも大変喜ばしい。その点だけでも星3つ分の価値はあると思います。