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初恋マジカルブリッツ いつでも、あなた100%! (初恋マジカルブリッツシリーズ) (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2008/8/22
愛をもっと、絆をもっと。
アナザー・リリスが祈梨の中にあると知った鼓太郎だが、愛を育む決意は一層強くなる。そんな中、鈴蘭が自分の存在意義について疑問を持つ。妹・ノインの言葉に心は揺れ、鼓太郎に相談するが…!?
アナザー・リリスが祈梨の中にあると知った鼓太郎だが、愛を育む決意は一層強くなる。そんな中、鈴蘭が自分の存在意義について疑問を持つ。妹・ノインの言葉に心は揺れ、鼓太郎に相談するが…!?
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/8/22
- ISBN-104086304422
- ISBN-13978-4086304429
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/8/22)
- 発売日 : 2008/8/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 228ページ
- ISBN-10 : 4086304422
- ISBN-13 : 978-4086304429
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カスタマーレビュー
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5 星
ようやく訪れた鈴蘭の本当の幸せ
ハワイ編の完結だが、前巻で山場は終えているので鼓太郎と祈梨の関係が揺さ振られるようなピンチはない。ただ、これまでで未解決な伏線を回収しながらも不穏な動きが残され、新たな敵役が意外な人物にバトンタッチされていく流れである。それにしてもフランシスカは本シリーズの不幸な面を一手に引き受けた、とても可哀想なポジションにいることを実感する。他のメンバーがハチャメチャに楽しく過ごしているのに比べて彼女のシーンはカラーが明らかに違う。最後の最後でまたも絶望的な悲しみを味わうフランシスカには、ノインともども希望のある明るい未来に向かって欲しいものである。そのクライマックスでは黒いリリスを説き伏せた祈梨が力を1つ授かるのだが、これがまた超強力。いずれ人類最強になるのでは、という比類の無さである。しかし!本巻のヒロインは何と言っても鈴蘭。アルミナとの爆笑のやりとりが序盤から始まる。この2人の会話は本当に面白い!祈梨を巻き込み、霧崎を激怒させ、ウルを困惑の極みに陥れる様はまさに台風の如し。そんな中で垣間見せる鈴蘭の葛藤、使い魔としての立場と揺れ動く乙女心が巧みに描かれている。契約という枷からの解放に同調して、失われていた過去の記憶が夢見心地で思い出されていき、周りから、そして鼓太郎から励まされるように、諭されるように自分の本当の気持ちを自覚、その気持ちに正直であろうとの決意の果てに訪れる「その時」が丁寧に、穏やかに描かれている。直接的な描写はあえて避けたのだろうか、交わされる心情に重点を置いた、鈴蘭の念願成就の嬉しさが伝わる秀逸なシーンである。まぁ、これでアルミナにまたからかわれてしまうだろうが、祈梨との心の距離もぐっと縮まり、ようやく彼女達と同じ場所に辿り着いた鈴蘭には「良かったね」と声を掛けたくなる。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年1月28日に日本でレビュー済み
ハワイ編の完結だが、前巻で山場は終えているので鼓太郎と祈梨の関係が揺さ振られるようなピンチはない。ただ、これまでで未解決な伏線を回収しながらも不穏な動きが残され、新たな敵役が意外な人物にバトンタッチされていく流れである。それにしてもフランシスカは本シリーズの不幸な面を一手に引き受けた、とても可哀想なポジションにいることを実感する。他のメンバーがハチャメチャに楽しく過ごしているのに比べて彼女のシーンはカラーが明らかに違う。最後の最後でまたも絶望的な悲しみを味わうフランシスカには、ノインともども希望のある明るい未来に向かって欲しいものである。そのクライマックスでは黒いリリスを説き伏せた祈梨が力を1つ授かるのだが、これがまた超強力。いずれ人類最強になるのでは、という比類の無さである。しかし!本巻のヒロインは何と言っても鈴蘭。アルミナとの爆笑のやりとりが序盤から始まる。この2人の会話は本当に面白い!祈梨を巻き込み、霧崎を激怒させ、ウルを困惑の極みに陥れる様はまさに台風の如し。そんな中で垣間見せる鈴蘭の葛藤、使い魔としての立場と揺れ動く乙女心が巧みに描かれている。契約という枷からの解放に同調して、失われていた過去の記憶が夢見心地で思い出されていき、周りから、そして鼓太郎から励まされるように、諭されるように自分の本当の気持ちを自覚、その気持ちに正直であろうとの決意の果てに訪れる「その時」が丁寧に、穏やかに描かれている。直接的な描写はあえて避けたのだろうか、交わされる心情に重点を置いた、鈴蘭の念願成就の嬉しさが伝わる秀逸なシーンである。まぁ、これでアルミナにまたからかわれてしまうだろうが、祈梨との心の距離もぐっと縮まり、ようやく彼女達と同じ場所に辿り着いた鈴蘭には「良かったね」と声を掛けたくなる。
ハワイ編の完結だが、前巻で山場は終えているので鼓太郎と祈梨の関係が揺さ振られるようなピンチはない。ただ、これまでで未解決な伏線を回収しながらも不穏な動きが残され、新たな敵役が意外な人物にバトンタッチされていく流れである。それにしてもフランシスカは本シリーズの不幸な面を一手に引き受けた、とても可哀想なポジションにいることを実感する。他のメンバーがハチャメチャに楽しく過ごしているのに比べて彼女のシーンはカラーが明らかに違う。最後の最後でまたも絶望的な悲しみを味わうフランシスカには、ノインともども希望のある明るい未来に向かって欲しいものである。そのクライマックスでは黒いリリスを説き伏せた祈梨が力を1つ授かるのだが、これがまた超強力。いずれ人類最強になるのでは、という比類の無さである。しかし!本巻のヒロインは何と言っても鈴蘭。アルミナとの爆笑のやりとりが序盤から始まる。この2人の会話は本当に面白い!祈梨を巻き込み、霧崎を激怒させ、ウルを困惑の極みに陥れる様はまさに台風の如し。そんな中で垣間見せる鈴蘭の葛藤、使い魔としての立場と揺れ動く乙女心が巧みに描かれている。契約という枷からの解放に同調して、失われていた過去の記憶が夢見心地で思い出されていき、周りから、そして鼓太郎から励まされるように、諭されるように自分の本当の気持ちを自覚、その気持ちに正直であろうとの決意の果てに訪れる「その時」が丁寧に、穏やかに描かれている。直接的な描写はあえて避けたのだろうか、交わされる心情に重点を置いた、鈴蘭の念願成就の嬉しさが伝わる秀逸なシーンである。まぁ、これでアルミナにまたからかわれてしまうだろうが、祈梨との心の距離もぐっと縮まり、ようやく彼女達と同じ場所に辿り着いた鈴蘭には「良かったね」と声を掛けたくなる。
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