前巻の短編集で一段落ついたところで今回は台湾への温泉旅行!という本シリーズらしいユルさで始まる本巻だが、意外にもなかなかどうしてなピンチを迎えそうな気配である。まずはリリスを狙う敵が現れる。流れとしては前回のフランシスカと同じだが、鼓太郎をターゲットにしているのが特徴。フランシスカの時は祈梨の覚悟のほどが試されたが、今回は鼓太郎が何かしらの決断を下すような事態に陥るのだろうか。そして巻末に引きとして出てきたユージェニーのピンチ。彼女の登場時から抱えていた「爆弾」が発動しそうな気配である。ただし、これらの本筋はこれから。つまり本巻自体が新章のプロローグという位置付けなので、今回の本遍のほどんどは台湾でのドタバタ劇がメインとなっている。フランシスカが誤解から誤解を招く悪循環的天然ボケをかましてアルミナを凹ましたり、霧崎がまたまたドキトキシチュエーションで悶々としたりする「いつもの」面白展開である。これ自体は全然良いし楽しいのだが、ヒロイン全員登場のためにそれぞれの描写が少なくてやや物足りない(祈梨などは途中から登場すらしてこなくなる)。そもそも今回は頁数が少なく、改行を多用した短文での書き方なので、あっという間に読み終えてしまうのである。それでも今回の騒動が今後どのような動きを見せるか楽しみではあるし、今回の旅行ではみんながそれぞれ相応の思いを持っているので、それがどのように果たされていくのかのお楽しみもある内容となっている。
余談だが、ユージェニーのピンチは、案外みんなの手助けと鼓太郎とのエンゲージで晴れて解決するのかな、だとしたらユージェニー良かったネ!みたいな結末になるのかな、みたいなことを勝手に想像してみる。あ、そういえば今回エンゲージなかったな。
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初恋マジカルブリッツ わたし、きもち、愛、すべて! (初恋マジカルブリッツシリーズ) (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2009/7/24
南の島(2回目)で、恋の暴走ランデブー!
アルミナの発案で、温泉旅行に行くことにした鼓太郎たち。向かった先は台湾! 異国の地でそれぞれの想いが暴走、さらに鼓太郎のリリスを狙う新たな敵・紅麗が現れるが、常軌を逸したおバカ作戦で…?
アルミナの発案で、温泉旅行に行くことにした鼓太郎たち。向かった先は台湾! 異国の地でそれぞれの想いが暴走、さらに鼓太郎のリリスを狙う新たな敵・紅麗が現れるが、常軌を逸したおバカ作戦で…?
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/7/24
- ISBN-104086304988
- ISBN-13978-4086304986
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2009/7/24)
- 発売日 : 2009/7/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 212ページ
- ISBN-10 : 4086304988
- ISBN-13 : 978-4086304986
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4 星
新章の始まりは新たな敵とユージェニーのピンチ
前巻の短編集で一段落ついたところで今回は台湾への温泉旅行!という本シリーズらしいユルさで始まる本巻だが、意外にもなかなかどうしてなピンチを迎えそうな気配である。まずはリリスを狙う敵が現れる。流れとしては前回のフランシスカと同じだが、鼓太郎をターゲットにしているのが特徴。フランシスカの時は祈梨の覚悟のほどが試されたが、今回は鼓太郎が何かしらの決断を下すような事態に陥るのだろうか。そして巻末に引きとして出てきたユージェニーのピンチ。彼女の登場時から抱えていた「爆弾」が発動しそうな気配である。ただし、これらの本筋はこれから。つまり本巻自体が新章のプロローグという位置付けなので、今回の本遍のほどんどは台湾でのドタバタ劇がメインとなっている。フランシスカが誤解から誤解を招く悪循環的天然ボケをかましてアルミナを凹ましたり、霧崎がまたまたドキトキシチュエーションで悶々としたりする「いつもの」面白展開である。これ自体は全然良いし楽しいのだが、ヒロイン全員登場のためにそれぞれの描写が少なくてやや物足りない(祈梨などは途中から登場すらしてこなくなる)。そもそも今回は頁数が少なく、改行を多用した短文での書き方なので、あっという間に読み終えてしまうのである。それでも今回の騒動が今後どのような動きを見せるか楽しみではあるし、今回の旅行ではみんながそれぞれ相応の思いを持っているので、それがどのように果たされていくのかのお楽しみもある内容となっている。余談だが、ユージェニーのピンチは、案外みんなの手助けと鼓太郎とのエンゲージで晴れて解決するのかな、だとしたらユージェニー良かったネ!みたいな結末になるのかな、みたいなことを勝手に想像してみる。あ、そういえば今回エンゲージなかったな。
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2009年8月5日に日本でレビュー済み
前巻の短編集で一段落ついたところで今回は台湾への温泉旅行!という本シリーズらしいユルさで始まる本巻だが、意外にもなかなかどうしてなピンチを迎えそうな気配である。まずはリリスを狙う敵が現れる。流れとしては前回のフランシスカと同じだが、鼓太郎をターゲットにしているのが特徴。フランシスカの時は祈梨の覚悟のほどが試されたが、今回は鼓太郎が何かしらの決断を下すような事態に陥るのだろうか。そして巻末に引きとして出てきたユージェニーのピンチ。彼女の登場時から抱えていた「爆弾」が発動しそうな気配である。ただし、これらの本筋はこれから。つまり本巻自体が新章のプロローグという位置付けなので、今回の本遍のほどんどは台湾でのドタバタ劇がメインとなっている。フランシスカが誤解から誤解を招く悪循環的天然ボケをかましてアルミナを凹ましたり、霧崎がまたまたドキトキシチュエーションで悶々としたりする「いつもの」面白展開である。これ自体は全然良いし楽しいのだが、ヒロイン全員登場のためにそれぞれの描写が少なくてやや物足りない(祈梨などは途中から登場すらしてこなくなる)。そもそも今回は頁数が少なく、改行を多用した短文での書き方なので、あっという間に読み終えてしまうのである。それでも今回の騒動が今後どのような動きを見せるか楽しみではあるし、今回の旅行ではみんながそれぞれ相応の思いを持っているので、それがどのように果たされていくのかのお楽しみもある内容となっている。
余談だが、ユージェニーのピンチは、案外みんなの手助けと鼓太郎とのエンゲージで晴れて解決するのかな、だとしたらユージェニー良かったネ!みたいな結末になるのかな、みたいなことを勝手に想像してみる。あ、そういえば今回エンゲージなかったな。
余談だが、ユージェニーのピンチは、案外みんなの手助けと鼓太郎とのエンゲージで晴れて解決するのかな、だとしたらユージェニー良かったネ!みたいな結末になるのかな、みたいなことを勝手に想像してみる。あ、そういえば今回エンゲージなかったな。
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