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ドラゴンクライシス! 9 婚約者は突然に!? (ドラゴンクライシス! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2009/8/25

4.2 5つ星のうち4.2 4個の評価

スーパーお嬢様登場! 竜司くん大ピンチ!?
突然現れた沙織。彼女は大財閥のお嬢様で、親公認の竜司の婚約者だった! ローズや実咲は大ショック。さらに彼女は、竜司と同居する事に!? アイや幼なじみの少年や遺物まで乱入…大好評第9巻!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2009/8/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/8/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 228ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4086305011
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4086305013
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 4個の評価

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城崎 火也
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星5つ中4.2つ
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いつもの雰囲気が戻って来た
3 星
いつもの雰囲気が戻って来た
表紙ではローズと今回のヒロイン【三奈木沙織】が仲良く並んでいるが、本編ではこのような仲良しではない。サブタイトルが全てを表したドタバタ劇である。沙織が突然「婚約者」として竜司宅へ押し掛けてくるのだが、その真意が計れずに困惑する竜司達が沙織のペースにどんどん巻き込まれていく展開である。三奈木財閥のご令嬢として世間一般とは少し異なる定規で接してくる沙織の世間知らず振りが、お風呂や同衾といったお約束展開の中で可愛らしく出てくる。ただ、単に「婚約者」だけではない、彼女なりの矜持や苦悩、思惑といったものが見え隠れしており、それが後半の呪念物(カーズド・プレシャス)による災厄へと繋がっていく。しかし、本シリーズのテイストとして、まぁ、災厄と言っても結構あっさり解決するのでさほどドキドキすることも無いのだが……。それでも久方振りのアイの登場と小さな活躍が見れて良かった。それに何よりここしばらくローズ周辺のドラゴン絡みのストーリーが続いていたので、今回のような遺物(ロスト・プレシャス)の話になり、雰囲気も戻って来たので却って楽しめた部分もある。ただ、それにしても話が短いというか薄いというか……読了までに2時間強である。全体で217頁しかなく、しかもP.176でエピローグに達した時にはさすがに「え?」と思った。もともと短い文で改行を繰り返す書き方で、実際の頁数よりもサクサク進んでしまうのは本シリーズの共通項なので、これを今更どうこう言う気は無いけど……と思っていたら巻末に【もう一つのプロローグ】として、沙織が竜司宅を訪れる直前のことが書かれていた。今回の顛末が全て終わってから最初以前に戻る、つまり本巻全体が倒置法的展開になっている構成である。これだけ沙織を掘り下げて描いたのだがら、次巻以降も彼女はしっかり出てくるのだろう。そういう場所に引っ越しも済ませたしネ。
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年6月11日に日本でレビュー済み
ラノベにおいてハーレムが構築されている主人公は総じて優柔不断ですが、竜司も言うに及ばず。既刊でもそうでしたが、今回はよりひどくなっています。いきなり婚約者が来て、迷惑かかっているのにずっと「困惑している」の一点張りではっきりしない。そして扱いが疎かになるローズ…。ハーレム要員が増えるにつれて正ヒロインの扱いが疎かになるor絆を見せる部分があっても軽い茶番のようなものだけなのでこの巻は正直冷めました。

よくあるラノベのテンプレを抜け出せないレベルで終わったなーという感じです。ローズとちゃんと接することができるようになるまでにハーレム要員が何人増えているんでしょうかね。
2009年8月27日に日本でレビュー済み
表紙ではローズと今回のヒロイン【三奈木沙織】が仲良く並んでいるが、本編ではこのような仲良しではない。サブタイトルが全てを表したドタバタ劇である。沙織が突然「婚約者」として竜司宅へ押し掛けてくるのだが、その真意が計れずに困惑する竜司達が沙織のペースにどんどん巻き込まれていく展開である。三奈木財閥のご令嬢として世間一般とは少し異なる定規で接してくる沙織の世間知らず振りが、お風呂や同衾といったお約束展開の中で可愛らしく出てくる。ただ、単に「婚約者」だけではない、彼女なりの矜持や苦悩、思惑といったものが見え隠れしており、それが後半の呪念物(カーズド・プレシャス)による災厄へと繋がっていく。しかし、本シリーズのテイストとして、まぁ、災厄と言っても結構あっさり解決するのでさほどドキドキすることも無いのだが……。それでも久方振りのアイの登場と小さな活躍が見れて良かった。それに何よりここしばらくローズ周辺のドラゴン絡みのストーリーが続いていたので、今回のような遺物(ロスト・プレシャス)の話になり、雰囲気も戻って来たので却って楽しめた部分もある。ただ、それにしても話が短いというか薄いというか……読了までに2時間強である。全体で217頁しかなく、しかもP.176でエピローグに達した時にはさすがに「え?」と思った。もともと短い文で改行を繰り返す書き方で、実際の頁数よりもサクサク進んでしまうのは本シリーズの共通項なので、これを今更どうこう言う気は無いけど……と思っていたら巻末に【もう一つのプロローグ】として、沙織が竜司宅を訪れる直前のことが書かれていた。今回の顛末が全て終わってから最初以前に戻る、つまり本巻全体が倒置法的展開になっている構成である。これだけ沙織を掘り下げて描いたのだがら、次巻以降も彼女はしっかり出てくるのだろう。そういう場所に引っ越しも済ませたしネ。
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5つ星のうち3.0 いつもの雰囲気が戻って来た
2009年8月27日に日本でレビュー済み
表紙ではローズと今回のヒロイン【三奈木沙織】が仲良く並んでいるが、本編ではこのような仲良しではない。サブタイトルが全てを表したドタバタ劇である。沙織が突然「婚約者」として竜司宅へ押し掛けてくるのだが、その真意が計れずに困惑する竜司達が沙織のペースにどんどん巻き込まれていく展開である。三奈木財閥のご令嬢として世間一般とは少し異なる定規で接してくる沙織の世間知らず振りが、お風呂や同衾といったお約束展開の中で可愛らしく出てくる。ただ、単に「婚約者」だけではない、彼女なりの矜持や苦悩、思惑といったものが見え隠れしており、それが後半の呪念物(カーズド・プレシャス)による災厄へと繋がっていく。しかし、本シリーズのテイストとして、まぁ、災厄と言っても結構あっさり解決するのでさほどドキドキすることも無いのだが……。それでも久方振りのアイの登場と小さな活躍が見れて良かった。それに何よりここしばらくローズ周辺のドラゴン絡みのストーリーが続いていたので、今回のような遺物(ロスト・プレシャス)の話になり、雰囲気も戻って来たので却って楽しめた部分もある。ただ、それにしても話が短いというか薄いというか……読了までに2時間強である。全体で217頁しかなく、しかもP.176でエピローグに達した時にはさすがに「え?」と思った。もともと短い文で改行を繰り返す書き方で、実際の頁数よりもサクサク進んでしまうのは本シリーズの共通項なので、これを今更どうこう言う気は無いけど……と思っていたら巻末に【もう一つのプロローグ】として、沙織が竜司宅を訪れる直前のことが書かれていた。今回の顛末が全て終わってから最初以前に戻る、つまり本巻全体が倒置法的展開になっている構成である。これだけ沙織を掘り下げて描いたのだがら、次巻以降も彼女はしっかり出てくるのだろう。そういう場所に引っ越しも済ませたしネ。
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