多くのキャラクターが、細かい設定でかかれてはいたけれど、全体的に6巻読み終わっても、物語の終着点に対してまとまったとは、思えませんでした。
一番の謎であった「17」が誰であるのかというのも、予想できてしまう範囲であったし、終盤は、まさかこのまま終わってしまうのか?と何度も思いつつ頁を読みすすめる状態でした。
結果、6巻使うほどの内容ではなかったかな、というのが正直な感想です。
キャラクターも数が多いのと、設定だけが先行していて、一人ひとりのエピソードを消化できていなかったと感じました。
8人くらいで、2〜3冊くらいが丁度よかったかも。
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15×24 link six この世でたった三つの、ほんとうのこと (集英社スーパーダッシュ文庫 し 5-6) 文庫 – 2009/12/25
完結! オレらはみんな、つながってるんだ
〈捜索隊〉に与えられたタイムリミットまで残り数時間。ファブリの魔の手は笹浦に迫る。最後の賭けに出る藤堂、究極の試練に挑むマリエたち。〈ライトノベル史上最も長い一日〉、クライマックス!
〈捜索隊〉に与えられたタイムリミットまで残り数時間。ファブリの魔の手は笹浦に迫る。最後の賭けに出る藤堂、究極の試練に挑むマリエたち。〈ライトノベル史上最も長い一日〉、クライマックス!
- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/12/25
- ISBN-104086305224
- ISBN-13978-4086305228
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2009/12/25)
- 発売日 : 2009/12/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 308ページ
- ISBN-10 : 4086305224
- ISBN-13 : 978-4086305228
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,142,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 515位スーパーダッシュ文庫
- - 332,340位文庫
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年1月3日に日本でレビュー済み
初めてレビューを書くので言葉足らずなとこは勘弁してくださいm(__)m まず全6巻読み終えた率直な感想は、「楽しいとは言えないけど、読んで良かった。」って感じです。 詳しく書きますと…(ネタバレ?を含むかも) 犯人についてはある程度予想道理といった感じです。4巻までである程度絞れます。ただ自殺の理由や最適な死に場所、時間等こんなことで!?って感じで腑に落ちない人もいそうです。個人的には納得です。 また、さんざん張り巡らした伏線の多くは回収されません。なので伏線を回収しないで終わるのが嫌いな方にははっきり言ってオススメは出来ません。 ですが、個人としては今回の作品の(自分なりに感じた)テーマにそった素晴らしい終わり方であると思うので、納得していますし、伏線を回収しないからこそ良かったという感じもあります。 全体を通して、人との繋がり、命の扱い方を考えさせられる作品と成っていると思います。 私としてはこんな感じですが、この作品で感じることは人それぞれです。興味を持った方は是非一度読んでみてください。 ちなみに、私は「賛成」です。
2013年5月9日に日本でレビュー済み
久しぶりに読み終わった後、壁に向かって本を投げました。ねえわ、この最終巻だけは、このオチだけはねえわ!
「5巻までのレビューであれだけ大絶賛してきたのに何言ってんの?」という方もいらっしゃるかもしれませんが
逆にこれまで大絶賛、特に5巻の<捜索隊>女性陣の場面を読んで「おお!」と期待を目一杯膨らませただけに
この終わり方だけは一読者として認められない…
ファブリに捕えられてしまった笹浦を救出するべく西や温井川たちは指定された取引場所である東京駅へ。笹浦を
解放させる事には成功したがファブリを完全に取り押さえる事には失敗し、あても無い逃避行へ…彼らは逃げられるのか?
自殺の刻限である6時21分までに徳永を捕まえられるのか?「17」の正体は?
序盤は前巻のゆっくりとしたペースからシリーズ特有の視点をザッピングするスピード感あふれる展開で最終巻らしい
盛り上がりを期待したんですけどね…。そこから先が酷かった。これまでも少しは出てきた幻想的な描写が緊張感あふれる
徳永と<捜索隊>の追いかけっこを押しのけて前に出てきてしまうわ、しかもザッピングがほとんど無いもっちゃりした
ファンタジー世界の住人による長語りが延々続くわでこれまで盛り上げまくってきた追跡劇の緊張感は台無しに!
伏線のごとく語られてきた「ミスターピンクの携帯」に秘められた都市伝説のような誘拐事件の真相も結局は投げっぱなしにされ
むしろファンタジー世界の住人が唐突感しかない都市伝説をぶち撒けて収拾がつかなくなってしまってる。広げまくった風呂敷を
畳むどころか引き裂いて終わらせるって一体どういうつもりなんだ?ここまで物語を引っ張ってきたファブリはあっさりと消えてしまうし
しかも最終局面で笹浦が開いた陪審員による裁判劇で語られる<捜索隊>の面々の「死」についての想いの何と薄っぺらいことか!
特にこれまで徳永を死に導こうとして5巻で痛い目に遭った伊隅や歩乃果は全然成長してないし…五巻で受けた感動を返せと言いたくなった
色々罵倒を並べさせてもらったが、それもこれも五巻までの感動や期待を全部丸めて放り投げられた憤りから来ているんです!
五巻までは大傑作、しかしながら最終巻で全てがパーになった超「竜頭蛇尾」シリーズ、やり場のない怒りだけを読者に与えて終幕
「5巻までのレビューであれだけ大絶賛してきたのに何言ってんの?」という方もいらっしゃるかもしれませんが
逆にこれまで大絶賛、特に5巻の<捜索隊>女性陣の場面を読んで「おお!」と期待を目一杯膨らませただけに
この終わり方だけは一読者として認められない…
ファブリに捕えられてしまった笹浦を救出するべく西や温井川たちは指定された取引場所である東京駅へ。笹浦を
解放させる事には成功したがファブリを完全に取り押さえる事には失敗し、あても無い逃避行へ…彼らは逃げられるのか?
自殺の刻限である6時21分までに徳永を捕まえられるのか?「17」の正体は?
序盤は前巻のゆっくりとしたペースからシリーズ特有の視点をザッピングするスピード感あふれる展開で最終巻らしい
盛り上がりを期待したんですけどね…。そこから先が酷かった。これまでも少しは出てきた幻想的な描写が緊張感あふれる
徳永と<捜索隊>の追いかけっこを押しのけて前に出てきてしまうわ、しかもザッピングがほとんど無いもっちゃりした
ファンタジー世界の住人による長語りが延々続くわでこれまで盛り上げまくってきた追跡劇の緊張感は台無しに!
伏線のごとく語られてきた「ミスターピンクの携帯」に秘められた都市伝説のような誘拐事件の真相も結局は投げっぱなしにされ
むしろファンタジー世界の住人が唐突感しかない都市伝説をぶち撒けて収拾がつかなくなってしまってる。広げまくった風呂敷を
畳むどころか引き裂いて終わらせるって一体どういうつもりなんだ?ここまで物語を引っ張ってきたファブリはあっさりと消えてしまうし
しかも最終局面で笹浦が開いた陪審員による裁判劇で語られる<捜索隊>の面々の「死」についての想いの何と薄っぺらいことか!
特にこれまで徳永を死に導こうとして5巻で痛い目に遭った伊隅や歩乃果は全然成長してないし…五巻で受けた感動を返せと言いたくなった
色々罵倒を並べさせてもらったが、それもこれも五巻までの感動や期待を全部丸めて放り投げられた憤りから来ているんです!
五巻までは大傑作、しかしながら最終巻で全てがパーになった超「竜頭蛇尾」シリーズ、やり場のない怒りだけを読者に与えて終幕
2009年12月30日に日本でレビュー済み
完結巻です。
前巻ではもうどうしようもない状況に陥った仲間達が立ち上がり、いよいよ「死」に対する答えを出します。
しかし、そこに行き着くまでも容赦なく波乱は待ちうけ、東京に潜む古き神や悪意が現れます。
詳しいことは未読者の気勢を削ぐことになってしまうので書きませんが、最後の最後までどうなるか分からないスリルと、長い物語をさくさく読ませる面白さは保証します。
『15×24』は結局、思想小説だったと思います。終盤はかなり哲学的な内容が入り混じってくるので絶対ライトノベルじゃないと思うけれど、でも一番読んで欲しい年齢層はライトノベルを読んでいる――『15×24』がライトノベルとして出たのは半分正しかったと思います。
完結しても、物語の環は閉じられていません。すぐそこに『15×24』の世界はあって、貴方が「死」に対して答えを下したとき、物語は真の完結を迎えるのです。
前巻ではもうどうしようもない状況に陥った仲間達が立ち上がり、いよいよ「死」に対する答えを出します。
しかし、そこに行き着くまでも容赦なく波乱は待ちうけ、東京に潜む古き神や悪意が現れます。
詳しいことは未読者の気勢を削ぐことになってしまうので書きませんが、最後の最後までどうなるか分からないスリルと、長い物語をさくさく読ませる面白さは保証します。
『15×24』は結局、思想小説だったと思います。終盤はかなり哲学的な内容が入り混じってくるので絶対ライトノベルじゃないと思うけれど、でも一番読んで欲しい年齢層はライトノベルを読んでいる――『15×24』がライトノベルとして出たのは半分正しかったと思います。
完結しても、物語の環は閉じられていません。すぐそこに『15×24』の世界はあって、貴方が「死」に対して答えを下したとき、物語は真の完結を迎えるのです。