教誡騎士団の襲撃を退け、カティア・オルトラは安心して学生生活を送れるようになったかと思えた。しかし、意外なところで問題を感じるようになる。マミヤ・ユウの換象の練習に付き合うようになった生徒会長アレット・ジツェルマンと、ユウの仲が気になるのだ。いや、正確に言うならば、アレットと人造人間である自分との違いが気になるのだ。
そんなカティアの様子の変化に気づいたクリス・リッツォは何とかしようとするのだが、他人に頼れないカティアは悩みを相談して来ない。逆に、副会長のフローラ・メイユールと共に、買い物に出かけるユウとアレットを尾行することになったりする。
これらはまだ平和な問題だったのだが、武力でカティアを手に入れようとする国が現れ、その精鋭である驃騎兵が投入されることになる。その正体は、アレットたちの先輩であるマルギット・クルーディたちだ。
本国の勢力争いの犠牲になる形で、彼女たちはトカゲの尻尾にされそうな情勢だし、友人を襲うのは気が進まないのだが、軍人として命令には逆らえない。かくして、再び生徒同士の戦いの幕が開くのである。
前半はユウとアレット、カティアとマルギットらの交流や、教師グロリア・レーナーの暴走など日常的なお話が展開され、後半にバトルものになるのは前巻の構成と同じになっている。
この作品で使われる換象という能力は、エネルギーを引き出す部分は未知だけれど、その利用ルールは化学に基づいている所が工夫されている。もっとも、ユウの換象能力である運命改変やそれに派生する形象変成などはそこを超越しているのだけれど。
天然ジゴロの道を歩み出したユウは、好意の荒波を切り抜けることができるのか?そのあたりのラブコメ要素も楽しみたい。
今後気になるのは、ユウとクリスのバトルシーンが、一度たりとも一緒になっていないことかな。
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はるかかなたの年代記 2 荒ましき驃騎兵 (はるかかなたの年代記シリーズ) (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2011/2/25
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少年に秘められた力。だがそれが!?
その力を狙われ続ける少女・カティアを守ることを決意した少年・ユウ。失われた〈換象〉や精神の内に棲まうチョールトといった難物を抱えながらの学園生活だったが、その秘密があの人にバレて?
その力を狙われ続ける少女・カティアを守ることを決意した少年・ユウ。失われた〈換象〉や精神の内に棲まうチョールトといった難物を抱えながらの学園生活だったが、その秘密があの人にバレて?
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2011/2/25
- ISBN-104086305976
- ISBN-13978-4086305976
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2011/2/25)
- 発売日 : 2011/2/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4086305976
- ISBN-13 : 978-4086305976
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年10月2日に日本でレビュー済み
張り詰めた雰囲気と緩やかに流れる時間のバランスが前巻に増してとてもいいですね。時間を忘れて読んでしまいました。それぞれのキャラクタの強さも物語に爽快感を与えています。容姿を忘れかけた頃に挿入される挿絵も曖昧になった印象を戻してくれます。敵も味方もしこりを残さない物語なので安心して読めますね。
2011年2月25日に日本でレビュー済み
実に自分好みのお話になってきました。ゆえに満点つけさせていただきます。
前巻起きた事件を契機に、お互いを守ると誓い合ったユウとカティア。ユウの中に潜む人格「チョールト」も交え、「換象」の特訓を行う日々を送る。また、ユウは生徒会長アレットにも個人練習に付き合ってもらい、その実力を着実に伸ばしていた。そうした特訓とアレットのアプローチもあり、ユウとアレットの距離は急速に縮まっていく。だが、そうしたアレットやユウを認めていくグロリアの姿にカティアは引け目を感じ、徐々にユウを避け、殻に閉じこもってしまった。そんな中、人造人間を狙う思惑がカティアに迫る。以前襲撃してきた者たちに比べ、はるかに腕が立つ敵との戦いの中で、ユウは新たな力に目覚め、カティアは自分の進むべき道を見出し、クリスはそのすさまじい能力の片鱗を見せていくことになる。
前回願ったように、今回はユウとアレットの絡みが満載です。お約束なえっちぃハプニング要素など、前回に比べラブコメ成分が大幅に増量されています。アレットのキャラの感じから、もっとゆっくり物事が進むと思っていましたが、かなり積極的にアプローチしていますね。素直な言葉で好意を伝えています。でもそういう「異性」としての絡みもあれば、「先輩後輩」としての絡み、「ともに戦う仲間」としての絡みもあり、単調な感じはまったくしませんでした。その中でも特に「換象」特訓の際に二人が共有していた「ある感覚」に関しては、によによ感が半端無かったです。また、ここまで熱烈な好意を抱いた理由も示唆されていました。なるほど、彼女は覚えてたんですね。
前回やや影が薄いと思われたクリスに関しても、今回は活躍していました。なんていうか、実際いたら「嫌味なやつ」と思わせそうな感じなのにそういうネガティブな感情を抱かないんですよね。「友達だから」と素直に言える姿に好感が持てます。
挿絵も綺麗で文句なし!前回はうろたえるばかりだった敵も、今回はかなり手ごわい感じがしましたし、バトルもかなりよくなっていました。ラブコメ要素は大好きなのでこちらも文句なし。本当、自分好みの作品になったと思います。次巻も期待します!
前巻起きた事件を契機に、お互いを守ると誓い合ったユウとカティア。ユウの中に潜む人格「チョールト」も交え、「換象」の特訓を行う日々を送る。また、ユウは生徒会長アレットにも個人練習に付き合ってもらい、その実力を着実に伸ばしていた。そうした特訓とアレットのアプローチもあり、ユウとアレットの距離は急速に縮まっていく。だが、そうしたアレットやユウを認めていくグロリアの姿にカティアは引け目を感じ、徐々にユウを避け、殻に閉じこもってしまった。そんな中、人造人間を狙う思惑がカティアに迫る。以前襲撃してきた者たちに比べ、はるかに腕が立つ敵との戦いの中で、ユウは新たな力に目覚め、カティアは自分の進むべき道を見出し、クリスはそのすさまじい能力の片鱗を見せていくことになる。
前回願ったように、今回はユウとアレットの絡みが満載です。お約束なえっちぃハプニング要素など、前回に比べラブコメ成分が大幅に増量されています。アレットのキャラの感じから、もっとゆっくり物事が進むと思っていましたが、かなり積極的にアプローチしていますね。素直な言葉で好意を伝えています。でもそういう「異性」としての絡みもあれば、「先輩後輩」としての絡み、「ともに戦う仲間」としての絡みもあり、単調な感じはまったくしませんでした。その中でも特に「換象」特訓の際に二人が共有していた「ある感覚」に関しては、によによ感が半端無かったです。また、ここまで熱烈な好意を抱いた理由も示唆されていました。なるほど、彼女は覚えてたんですね。
前回やや影が薄いと思われたクリスに関しても、今回は活躍していました。なんていうか、実際いたら「嫌味なやつ」と思わせそうな感じなのにそういうネガティブな感情を抱かないんですよね。「友達だから」と素直に言える姿に好感が持てます。
挿絵も綺麗で文句なし!前回はうろたえるばかりだった敵も、今回はかなり手ごわい感じがしましたし、バトルもかなりよくなっていました。ラブコメ要素は大好きなのでこちらも文句なし。本当、自分好みの作品になったと思います。次巻も期待します!
2011年2月27日に日本でレビュー済み
1巻を絵買いして、2巻も絵買い余裕でした。
ストーリーもいいです。
ユウはかわいいなあ。
ストーリーもいいです。
ユウはかわいいなあ。