魔女の呪いによって寿命と引き換えに言霊を操る主人公がカッコイイ。
その生きいそぎっぷりにハラハラする。
正統派ファンタジー。
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ダンス・ウィズ・エリシア 死すべき王子と幼き女王 (ダンス・ウィズ・エリシアシリーズ) (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2011/5/25
義理の母は、年下の元婚約者で女王様!?
王子サミュエルは女王の養子という名の人質となるため大国ローレシアを訪れる。だが義母はかつての婚約者エリシアだった!? エリシアはサミュエルに「忠誠の証に足にキスすることを許す」と言う…。
王子サミュエルは女王の養子という名の人質となるため大国ローレシアを訪れる。だが義母はかつての婚約者エリシアだった!? エリシアはサミュエルに「忠誠の証に足にキスすることを許す」と言う…。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2011/5/25
- ISBN-104086306158
- ISBN-13978-4086306157
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2011/5/25)
- 発売日 : 2011/5/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 248ページ
- ISBN-10 : 4086306158
- ISBN-13 : 978-4086306157
- カスタマーレビュー:
著者について
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2001年ナポレオン大賞授賞。2007年幻冬舎アウトロー大賞特別賞授賞。2011年宝島社日本官能文庫大賞・岩井志麻子賞受賞。
『ニートな彼とキュートな彼女』が2014年に「世にも奇妙な物語」にて映像化。メディアミックス多数。
「Myシリーズ」は美少女文庫歴代一位の売り上げを記録し、現在もなお破られていない。ジュブナイルポルノの女王。
ライトノベルから時代小説、小説の書き方本まで幅広く執筆している。
奈良で小説教室を開いていて、専門学校でライトノベルを教えている。
YouTube「わかつきひかるの小説道場」では、小説の書き方を無料で発信している。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ライトノベルではエロとTS属性に定評のある(と自分は思っている)わかつきひかるさんの新作。
彼女の今までの作品とは毛色の異なる設定に惹かれ読んでみました。
読了して感じた印象が「おとぎ話のような雰囲気をもつ恋愛物語」でした。
もっとも、「恋愛」というよりは、主人公とヒロインの関係性がその1歩か2歩前の段階ですので、
イチャラブを楽しむ、というよりは未熟な恋が微笑ましい、という感じです。
物語の背景となる各種設定はかなり単純化・抽象化されており、非常に軽く頭を使いません。
具体的に言うと人名や固有名詞等は極力少なく、普遍的な設定や展開を多用しています。
良く言えば単純明快、悪く言えば独創性に欠け内容が薄っぺらい。義母設定とかかなり空気でしたし。
おとぎ話なテイストとマッチしているという意味では、文体の読みやすさも手伝ってプラスに
働いていたと思います。内容量的な問題もあるのでしょうが、かなりさらっと読めました。読後感も良。
ただ、これはあくまで1巻のみという短い内容だからこそ短所より長所が活かされたのであって、
続刊となり物語が長く続けば続くほど、背景や設定の空疎さは短所として致命的になりそう。
本作品の最大の個性と思った部分がひとつ。
割と独特な雰囲気に知らず知らず馴染みながらさらっと読み進めていると、唐突に入る微エロ展開。
そのパターンが複数ありましたが、どれも落差があったせいか割と強烈でした。
それらのシーンにはしっかりと挿絵もあり、明らかに狙ってるなぁと。
挿絵といえば、稚拙なカットもあれば強烈なエロ…いえ、破壊力を秘めたものもありまして、
好みの問題も大きいとは思いますが、言及する価値はあるかなと。
相乗効果で何この背徳感エロス、みたいな。新たな属性が覚醒しそうです(笑)
総評して、一般のそれとはやや異なった意味での正しいライトノベルです。
特化した作品ではありませんので、物語の深みとか感動とかハラハラワクドキとかを求めている方は回避推奨。
独特の雰囲気に浸りたい、癒されたい、という方にはお勧めです。
彼女の今までの作品とは毛色の異なる設定に惹かれ読んでみました。
読了して感じた印象が「おとぎ話のような雰囲気をもつ恋愛物語」でした。
もっとも、「恋愛」というよりは、主人公とヒロインの関係性がその1歩か2歩前の段階ですので、
イチャラブを楽しむ、というよりは未熟な恋が微笑ましい、という感じです。
物語の背景となる各種設定はかなり単純化・抽象化されており、非常に軽く頭を使いません。
具体的に言うと人名や固有名詞等は極力少なく、普遍的な設定や展開を多用しています。
良く言えば単純明快、悪く言えば独創性に欠け内容が薄っぺらい。義母設定とかかなり空気でしたし。
おとぎ話なテイストとマッチしているという意味では、文体の読みやすさも手伝ってプラスに
働いていたと思います。内容量的な問題もあるのでしょうが、かなりさらっと読めました。読後感も良。
ただ、これはあくまで1巻のみという短い内容だからこそ短所より長所が活かされたのであって、
続刊となり物語が長く続けば続くほど、背景や設定の空疎さは短所として致命的になりそう。
本作品の最大の個性と思った部分がひとつ。
割と独特な雰囲気に知らず知らず馴染みながらさらっと読み進めていると、唐突に入る微エロ展開。
そのパターンが複数ありましたが、どれも落差があったせいか割と強烈でした。
それらのシーンにはしっかりと挿絵もあり、明らかに狙ってるなぁと。
挿絵といえば、稚拙なカットもあれば強烈なエロ…いえ、破壊力を秘めたものもありまして、
好みの問題も大きいとは思いますが、言及する価値はあるかなと。
相乗効果で何この背徳感エロス、みたいな。新たな属性が覚醒しそうです(笑)
総評して、一般のそれとはやや異なった意味での正しいライトノベルです。
特化した作品ではありませんので、物語の深みとか感動とかハラハラワクドキとかを求めている方は回避推奨。
独特の雰囲気に浸りたい、癒されたい、という方にはお勧めです。
2011年6月6日に日本でレビュー済み
えちぃシーンに長大な尺を取られる中で魅力的な物語を紡ぐことに定評のある方らしく、情報の拾捨選択の手つきはハンパないもので、作品世界の紹介、大前提となる設定、主要登場人物の紹介、各キャラクター間の立ち位置、その心情、等々を贅肉を排してテンポよく転がす話のつくりがまず小気味よく、その際に効果的に運用された本作最大のギミックでもある「言霊」を、読者に主人公の成長を伝える小道具としても使用するあたりの無駄のなさには驚嘆すべきものがあります。
また、この方の魅力の一つである「細部の喜び」は本作でも健在で、「蜜蝋」あたりなどはわかりやすい例ではありますが、作品世界が「ラインストーン張りの家屋」といったリベラーチェな「おとぎの国」であることを大前提としながらも、魔女の「蘭」一つをとっても、この品種のことを少しでも調べれば何故「蘭」でなければならないかをきちんと考えて設定されていることがよくわかります。
ただ、主人公がいささか出来杉くんすぎることと、「貝のボタン」のエピソードはもうちょっとタメを置いた方が効果的なのではなかろうかというあたりに瑕疵を感じなくもありますが
このお話は「わがままなお姫さま」のお話ではなく、「傲慢に振舞わざるえない女王様」のお話であり、その傲慢の内にある虚勢、不安、脅え、そしてそれでいてなお逃げずに前に進もうとする意志をきちんと見とり、その為に何かをしようとする主人公に回りくどい布石などは不要なのかもしれません。
互いに互いのことを思いやり、その為に全力を尽くそうとする。シンプルかもしれないけど力強い、そんなお話です。
また、この方の魅力の一つである「細部の喜び」は本作でも健在で、「蜜蝋」あたりなどはわかりやすい例ではありますが、作品世界が「ラインストーン張りの家屋」といったリベラーチェな「おとぎの国」であることを大前提としながらも、魔女の「蘭」一つをとっても、この品種のことを少しでも調べれば何故「蘭」でなければならないかをきちんと考えて設定されていることがよくわかります。
ただ、主人公がいささか出来杉くんすぎることと、「貝のボタン」のエピソードはもうちょっとタメを置いた方が効果的なのではなかろうかというあたりに瑕疵を感じなくもありますが
このお話は「わがままなお姫さま」のお話ではなく、「傲慢に振舞わざるえない女王様」のお話であり、その傲慢の内にある虚勢、不安、脅え、そしてそれでいてなお逃げずに前に進もうとする意志をきちんと見とり、その為に何かをしようとする主人公に回りくどい布石などは不要なのかもしれません。
互いに互いのことを思いやり、その為に全力を尽くそうとする。シンプルかもしれないけど力強い、そんなお話です。
2011年6月16日に日本でレビュー済み
最近のラノベでは少数派と思われる、中世ヨーロッパの様な世界観をベースとしたファンタジーで、小国の王子だった主人公と大国の少女王の純愛ストーリーとでも申しましょうか、そんなお話です。こういった世界観のお話に付き物な剣撃戦闘場面は有りません。かと言って緊張感のある場面が皆無ではありませんが、ライトな語り口でサクサク読み進められ、自分は面白くて一気に最後まで読んでしまいました。ちょっと毛色の変わったラノベが読みたい方にはオススメではないでしょうか。あぁ、早く続きが読みたいなぁ。