人間が異形化した怪物<イル>が歴史の表側に出てきて10年。
イルに復讐のために辻斬りを繰り返す少年と、先祖代々イルを狩ってきた一族の少女。
そんな2人のボーイ・ミッツ・ガールは、獲物の奪い合いだった。
感想は「やかましい」の一言。
顔を合わせるたびどころか一挙一動のたびに喧嘩を始める主人公2人が、うるさくてしかたない。
作者がどや顔で「ぶつかり合いながら、徐々にお互いを認め合う、リアルな関係を作りたかった」と言っているが、戦闘中で敵そっちのけで口喧嘩してる登場人物には呆れるほかない。
ひたすら喧嘩してるので、小説を読んでる横で怒鳴り合されていたような気分。
話の筋忘れたぜ、俺。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
白翼のリンケージ (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 10-15) 文庫 – 2011/8/25
赤井紅介の真骨頂! 苛烈な伝奇アクション!!
人を異形の存在へと変貌させるウイルスが蔓延する現代。ウイルスの別作用によって楓と明日花は、互いの命を共有する「リンク」に繋がれたまま、異形の化物との戦いへと身を投じていく!!
人を異形の存在へと変貌させるウイルスが蔓延する現代。ウイルスの別作用によって楓と明日花は、互いの命を共有する「リンク」に繋がれたまま、異形の化物との戦いへと身を投じていく!!
- 本の長さ289ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2011/8/25
- ISBN-10408630631X
- ISBN-13978-4086306317
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2011/8/25)
- 発売日 : 2011/8/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 289ページ
- ISBN-10 : 408630631X
- ISBN-13 : 978-4086306317
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
くまくま
鬼や妖怪の正体だと考えられている、感染性のウィルスにより異形化した人間・イルが歴史の表舞台に登場するようになって10年ほどが過ぎた。高遠楓は紀尾井竜玄から学んだ剣技を霊刀撫鷲でふるい、夜な夜なイルの辻斬りを続けていた。ある目的を果たすために…。
そんな少年がイルと戦っている最中に、ウェイトレスの格好をした少女・七条明日花が割り込んでくる。彼女はイルと戦う政府機関、内調イル対策課の実働部隊員だった。お互いに邪魔し合いながらの対イル戦闘となったが、体勢を崩した明日花をかばってウィルスに感染してしまった楓に対し、明日花は抑制剤を打った自分の血で異形化を食い止めようとする。それはある意味で成功したのだが、代わりに二人とも細胞の性質が変化し、そして、互いの感情や、損傷が伝わってしまうリンクが発生してしまった。
そんなわけで連れて行かれた対策課の本拠地は、メイド姿のウェイトレスがサービスしてくれる喫茶店。全員、対策課のメンバーらしい。そして彼女たちと協力関係をしぶしぶ結ぶことになるのだが、それぞれ主張が強く、なかなかに大変なことになるのだった。
最後の方にかけては面白い展開になっていくのだけれど、前半は個人的に退屈過ぎた。特にキャラの書き分けがきちんと出来ているように思えないのに、大量に似たようなキャラクターばかり出て来るのでよく分からない。主役級の二人に至っては、似たような口調で怒鳴り合うので、本当にどっちがどっちか分からない。今回登場したキャラは今後、有効に機能し切らない印象なので、もう少し減らしても良かったのではないかと思う。
でも後半は面白い展開になって行くので、続巻は出て欲しい。そして本来活躍するキャラたちは、きっちり書き分けて欲しい。
そんな少年がイルと戦っている最中に、ウェイトレスの格好をした少女・七条明日花が割り込んでくる。彼女はイルと戦う政府機関、内調イル対策課の実働部隊員だった。お互いに邪魔し合いながらの対イル戦闘となったが、体勢を崩した明日花をかばってウィルスに感染してしまった楓に対し、明日花は抑制剤を打った自分の血で異形化を食い止めようとする。それはある意味で成功したのだが、代わりに二人とも細胞の性質が変化し、そして、互いの感情や、損傷が伝わってしまうリンクが発生してしまった。
そんなわけで連れて行かれた対策課の本拠地は、メイド姿のウェイトレスがサービスしてくれる喫茶店。全員、対策課のメンバーらしい。そして彼女たちと協力関係をしぶしぶ結ぶことになるのだが、それぞれ主張が強く、なかなかに大変なことになるのだった。
最後の方にかけては面白い展開になっていくのだけれど、前半は個人的に退屈過ぎた。特にキャラの書き分けがきちんと出来ているように思えないのに、大量に似たようなキャラクターばかり出て来るのでよく分からない。主役級の二人に至っては、似たような口調で怒鳴り合うので、本当にどっちがどっちか分からない。今回登場したキャラは今後、有効に機能し切らない印象なので、もう少し減らしても良かったのではないかと思う。
でも後半は面白い展開になって行くので、続巻は出て欲しい。そして本来活躍するキャラたちは、きっちり書き分けて欲しい。
まな
刀や銃で武装したメイド姿の少女たちに混じって化け物と戦う少年の物語ですが、テンポよく最後まで読ませてくれます。腕はそこそこ立つものの、まだまだ未熟な少年と少女が仲間や師匠に見守られ、裏切られ、敵に挑発され、二転三転する伝奇バトルアクションです。
シリーズ化を前提としているようなので、あれこれ語り足りなく思う部分もないわけじゃありませんが、そこは今後の期待とさせていただきます。でも、あの幼馴染みのねえちゃんはもう少し人の話を聞くようにすべきだと思います。
シリーズ化を前提としているようなので、あれこれ語り足りなく思う部分もないわけじゃありませんが、そこは今後の期待とさせていただきます。でも、あの幼馴染みのねえちゃんはもう少し人の話を聞くようにすべきだと思います。