童貞でいることと引き換えに宇宙最強クラスの力(武術に必要な"気")を得た主人公カザンと、そのパートナーであるルゥランは海賊に追われていたお姫さまを助ける。 この出合いが、銀河を揺るがす大事件となっていく!
そんなあらすじと、表紙のロボにひかれて購入してみましてが、とんでもない大当りでした。 バトル、美少女、萌え、燃え、ロボ、コメディと全てが高いバランスで書かれていて、難しい漢字などが多かったのにも関わらずスラスラとページを捲ってしまいました。
主人公が"童貞"であることがあらすじや帯などで強調されていたため、コメディ色が強い作品なのかなー、と思ってしまいましたが、作中の終盤で主人公がなぜ童貞を貫くを理解して思わず涙が出そうになりました。
萌えと燃えを両立させたとてもレベルの高い作品になっています。一人でも多くの人に読んで欲しいと強く感じました!
続きを楽しみに待ってます!
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覇道鋼鉄テッカイオー (覇道鋼鉄テッカイオーシリーズ) (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2011/11/25
心身を極限まで鍛え、兵器をも超えた力を持つ存在・武侠。童貞のみが使える幻の武術を使うカザンは、相棒の美女・ルゥランと共に海賊から一人の姫君を助ける。それが新たな戦いの始まりだった! 第10回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞作!!
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2011/11/25
- ISBN-104086306484
- ISBN-13978-4086306485
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2011/11/25)
- 発売日 : 2011/11/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 360ページ
- ISBN-10 : 4086306484
- ISBN-13 : 978-4086306485
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,833,328位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 434位スーパーダッシュ文庫
- - 305,612位文庫
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軽めのSF小説を読んでみたかったので、買ってみました。
読むのに苦労しました。
他の人も書いていますが、読みづらいのは間違いないです。
いろいろ設定的な説明が多く、独自の用語満載なので理解するのが大変です。
このことは作品に入り込むという点でマイナスです。
いろいろ本筋の展開があっても、状況を理解することにエネルギーが
必要となるので、読んでいて興がそがれること多々です。
おそらく書店で並んでいて手にとっても、パラパラ見て、
読みにくさのあまり買わなかったり、
買っても途中で投げ出す読者も多いかと思います。
世界観としては良くできてますし、キャラもよく描けていると思いますが、
マイナスの要素が多いのがやはり難点です。
読むのに苦労しました。
他の人も書いていますが、読みづらいのは間違いないです。
いろいろ設定的な説明が多く、独自の用語満載なので理解するのが大変です。
このことは作品に入り込むという点でマイナスです。
いろいろ本筋の展開があっても、状況を理解することにエネルギーが
必要となるので、読んでいて興がそがれること多々です。
おそらく書店で並んでいて手にとっても、パラパラ見て、
読みにくさのあまり買わなかったり、
買っても途中で投げ出す読者も多いかと思います。
世界観としては良くできてますし、キャラもよく描けていると思いますが、
マイナスの要素が多いのがやはり難点です。
2011年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
壮大なスケールで描かれるSFロボットアクション。
お姫様を助けたり、悪の組織と戦ったりと、主人公達の行いだけを見れば、まるで『マリオ』の様にシンプルでわかりやすい。
そこに敵味方含めた内面の葛藤、悩む姿が描かれていてキャラの魅力が伝わってきます。
そして何より、圧倒的な世界観と豪快で華麗な武侠アクションが惹きつけて止まない!
なんとも熱いエネルギッシュな物語に魅せられました。
最大の欠点は、長い文章にやたらと多い造語の数々による読みづらさでしょうか。
特に造語は見た後に脳内で翻訳処理するような手間がかかり、途切れる事なくスラスラ読めるような作品ではありません。
また、細かい部分だとお姫様のアルフェミナが何故かツッコミ役だったり、主人公達の保護者的存在であるジャックは後半影が薄かったりと、いまいち脇役のキャラが立っていない気がします。
もう一つの新人賞大賞作品『くずばこに箒星』も読みましたが、どちらも読み応え十分で甲乙付け難い良作でした。
お姫様を助けたり、悪の組織と戦ったりと、主人公達の行いだけを見れば、まるで『マリオ』の様にシンプルでわかりやすい。
そこに敵味方含めた内面の葛藤、悩む姿が描かれていてキャラの魅力が伝わってきます。
そして何より、圧倒的な世界観と豪快で華麗な武侠アクションが惹きつけて止まない!
なんとも熱いエネルギッシュな物語に魅せられました。
最大の欠点は、長い文章にやたらと多い造語の数々による読みづらさでしょうか。
特に造語は見た後に脳内で翻訳処理するような手間がかかり、途切れる事なくスラスラ読めるような作品ではありません。
また、細かい部分だとお姫様のアルフェミナが何故かツッコミ役だったり、主人公達の保護者的存在であるジャックは後半影が薄かったりと、いまいち脇役のキャラが立っていない気がします。
もう一つの新人賞大賞作品『くずばこに箒星』も読みましたが、どちらも読み応え十分で甲乙付け難い良作でした。
2011年12月1日に日本でレビュー済み
童貞のみが使用可能な武術を使う主人公がヒロインと共に襲われている姫君を助け、そして背後に潜む宿敵と戦う物語。
あらすじだけを読むと色物かと思えてしまうが、話の骨組みはきっちりしており、主人公がなぜそんな武術を嗜んでいるかも明確に理由付けされていて読んでいて不自然に思える点は少ない。
ギャグとシリアスもバランスよく配置されており、ページ数はやや多めなものの読んでいて途中で飽きが来ることも無かった。
なのになぜ星三つなのかというと、それはヒロインが主人公を童貞だとからかう部分に違和感を覚えたから。
詳細はネタバレになるため省くが、それは例えると借金を立て替えてもらって日々の食事もままならなくなった友人に「おい、貧乏!」とからかうようなもので、どんなに親しくてもしてはならない行為だと思う。
童貞ネタが一番笑いをとりやすかったからだと思うが、他の部分でヒロインが主人公を想う気持ちを秀逸に表現できていただけに、その部分が妙に浮いて見えた。
あらすじだけを読むと色物かと思えてしまうが、話の骨組みはきっちりしており、主人公がなぜそんな武術を嗜んでいるかも明確に理由付けされていて読んでいて不自然に思える点は少ない。
ギャグとシリアスもバランスよく配置されており、ページ数はやや多めなものの読んでいて途中で飽きが来ることも無かった。
なのになぜ星三つなのかというと、それはヒロインが主人公を童貞だとからかう部分に違和感を覚えたから。
詳細はネタバレになるため省くが、それは例えると借金を立て替えてもらって日々の食事もままならなくなった友人に「おい、貧乏!」とからかうようなもので、どんなに親しくてもしてはならない行為だと思う。
童貞ネタが一番笑いをとりやすかったからだと思うが、他の部分でヒロインが主人公を想う気持ちを秀逸に表現できていただけに、その部分が妙に浮いて見えた。
2012年8月11日に日本でレビュー済み
『覇道鋼鉄テッカイオー』です。第10回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞作。規定枚数の上限が高い賞の出身ということで、本はやや厚めです。
そして中身の文章も詰まっていて、選考委員全員から「読みにくい」と言われたというのが頷けます。確かに読むのに疲れました。
内容はというと、ハーレムラブコメ+ロボットSF+中国武侠小説、といったところでした。盛りだくさんといえば聞こえは良いですが、いくらページ数が多いといえども詰め込みすぎの感じはありました。
キャラとしては、ある選考委員がエロいと評したメインヒロインが濃い割には、お姫様は存在感薄かったですし、全体としてはロボットSF要素がどうしても取って付けた感が漂いました。
だが、全体としては面白かったです。敵のキャラが、しょうもない小悪党と敵ながらカッコイイ奴とがいて良い対比になっていたし、萌えとかエロとかに頼らず熱血で押しまくる作風も正攻法で良かったです。
まあ、ドゥティネタについては、本作品と前後して他レーベルでも童貞ネタ作品が受賞しているので、そういう流れだったということで。力作ということで★4
そして中身の文章も詰まっていて、選考委員全員から「読みにくい」と言われたというのが頷けます。確かに読むのに疲れました。
内容はというと、ハーレムラブコメ+ロボットSF+中国武侠小説、といったところでした。盛りだくさんといえば聞こえは良いですが、いくらページ数が多いといえども詰め込みすぎの感じはありました。
キャラとしては、ある選考委員がエロいと評したメインヒロインが濃い割には、お姫様は存在感薄かったですし、全体としてはロボットSF要素がどうしても取って付けた感が漂いました。
だが、全体としては面白かったです。敵のキャラが、しょうもない小悪党と敵ながらカッコイイ奴とがいて良い対比になっていたし、萌えとかエロとかに頼らず熱血で押しまくる作風も正攻法で良かったです。
まあ、ドゥティネタについては、本作品と前後して他レーベルでも童貞ネタ作品が受賞しているので、そういう流れだったということで。力作ということで★4