全11章+4話で綴られる、ベン・トーの番外エピソード集。
番外だけあって、バトルシーンの描写は一切ありません。
(バトル開始前、バトル終了後のエピソードはあります)
熱い展開は獣道1本。
開始直後に佐藤洋のド変態エピソードがあるので覚悟しましょう。
今回の話のほとんどが、主要メンバーの日常生活を語っていくもので、
半額弁当とはあまり関係がありません。
とはいえ、キャラの魅力はバトルのみにあらず!
特にシャガファン、白粉ファン、白梅ファンには必携の内容といえます。
(シャガは挿絵、内容ともこれまでで最も愛らしいかも)
簡単ですが各話の紹介をします。
何しろかなりのボリューミーなので、総括した感想はむずかしいw
参考になるかもしれないので、各章のページ数も載せておきます。
1章 ボーダーブレイク
⇒今巻最長エピソード、ベン・トー屈指の変態度、洋覚悟。70P
2章 簡単な質問
⇒沢桔姉妹のとある日常、鏡視点です、テーマは恋愛。37P
3章 有明の狼たち
⇒白粉先生その1。茶髪のコスプレ?30P
4章 間食版「4」-その、存在価値
⇒過去話。登場人物は仙とみことの2人。ルーキーの仙とベテランのみことの話。13P
5章 白粉花の年末
⇒白粉先生その2。白粉の同人デビューと白梅との友情がテーマ。46P
幕間 ANの5時の読書会(その1)
⇒ファンによって熱く語られる獣道。2P
6章 だいたいいつもそんな感じ
⇒佐藤&シャガ話、祖父の家で、二人の距離は0メートル。40P
幕間 ANの5時の読書会(その2)
⇒ファンによって熱く熱く語られる獣道。2P
7章 間食版「5」-弁当
⇒過去話。登場人物は仙、みこと、金城優の3人。仙が幸せだったHP部の一幕。13P
8章 やっぱりいつもこんな感じ
⇒佐藤&シャガ話、ベン・トー8の翌日(12/26)、からみあう体と触れ合う心。21P
幕間 ANの5時の読書会(その3)
⇒ファンによって熱く熱く熱く語られる獣道。2P
9章 間食版「特別編」-いい塩梅
⇒過去話。登場人物は仙、みこと、優、秋鹿雅の4人。仙と秋鹿のレンジな一幕。16P
幕間 ANの5時の読書会(その4)
⇒ファンによって熱く熱く熱く熱く語られる獣道。2P
10章 波の音
⇒佐藤&シャガ話、ベン・トー9の数日前(12/31〜1/1)、二人のはじめて。21P
11章 白梅梅
⇒白梅の思慕と不安と葛藤と。11P
佐藤&シャガ話の紹介が随分と恥ずかしいものになってますが、
他にどういえっていうのさ!
っていうくらいイチャイチャしているのでもうどうにもならない。
っていうかシャガ話の佐藤洋がピュアボーイすぎる、
冒頭のド変態はどこへいったんだよ?!(笑)
長々と書きましたが、タイトルにあるとおり、
このレビューはネタバレです。
読順を飛ばすと読後感に問題が生じるおそれがあります。
読順は最初から、作者の並べたとおりに食すのがベスト。
途中で胸焼けがしたら、シェフの勧めどおりに、休み休み読むのが最良かと。
ではこのへんで!
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ベン・トー 9.5 箸休め~濃厚味わい~ (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2012/10/25
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味付け濃厚、胸焼け注意! の短編集
半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋たちHP同好会の蔵出しエピソード、てんこ盛り! 白粉&白梅の知られざる濃厚エピソード、そして佐藤洋は禁断のフェティシズムの世界へ飛翔する!?
半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋たちHP同好会の蔵出しエピソード、てんこ盛り! 白粉&白梅の知られざる濃厚エピソード、そして佐藤洋は禁断のフェティシズムの世界へ飛翔する!?
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2012/10/25
- 寸法10.5 x 1.8 x 15 cm
- ISBN-104086307057
- ISBN-13978-4086307055
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2012/10/25)
- 発売日 : 2012/10/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 344ページ
- ISBN-10 : 4086307057
- ISBN-13 : 978-4086307055
- 寸法 : 10.5 x 1.8 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,022,731位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 233位スーパーダッシュ文庫
- - 203,308位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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北海道出身のモノカキ。好きなものは犬、銃、百合作品、サバゲなど。ゲームはセガ派。最近釣りも始めた。
TVアニメ『リコリス・リコイル』原案。また主な著書に『ベン・トー』(スーパーダッシュ文庫)、『デスニードラウンド』『生ポアニキ』(オーバーラップ文庫)、『英雄都市のバカども』(富士見ファンタジア文庫)、『サバゲにGO!』(ストレートエッジ)、『シドニアの騎士 きっとありふれた恋』(講談社)などがある。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
電子書籍版だと後書きがないんだよね……w
今巻は、著莪あやめがメインヒロインっていう感じ。何ていうかベン・トーのえっちぃシーンって何ていうか、元々題材が半額弁当っていう食がテーマなのも関係しているかもしれない、いやに肉感的っていうか、何ていうか男と女がくっつき合ってじっとしている……みたいなのが別に彼氏彼女じゃないにも関わらず普通に出てくる、みたいな。
何だろうなあ……今巻で恋愛的には槍水仙はやっぱり金城優のことが好きなのかなあ……って感じがする。
主人公の好意の対象は、恋愛には疎い、槍水仙なんだろうけれど、その場合、置き去りにされるのが主人公の幼馴染、著莪あやめだ。どうなるのかしら。
この短篇集で書かれているのは案外色々な愛の形なのか? とも思う。
オルトロスの姉の方が相変わらず自分が孕むことしか考えてないみたいなバカっぷりで笑ってしまうけれども、まあ誰得な感じのBL好き、案外両想いなのかな? って感じの百合、向き合っているのかどうか、測りきれない幼馴染等、色々な砂糖的な愛がこの短篇集には含まれていた気がする。
そういうのがニガテな人は取りあえず一個一個ゆっくり読めばいい。案外一つ一つはサクサク読める分量だし。
今巻は、著莪あやめがメインヒロインっていう感じ。何ていうかベン・トーのえっちぃシーンって何ていうか、元々題材が半額弁当っていう食がテーマなのも関係しているかもしれない、いやに肉感的っていうか、何ていうか男と女がくっつき合ってじっとしている……みたいなのが別に彼氏彼女じゃないにも関わらず普通に出てくる、みたいな。
何だろうなあ……今巻で恋愛的には槍水仙はやっぱり金城優のことが好きなのかなあ……って感じがする。
主人公の好意の対象は、恋愛には疎い、槍水仙なんだろうけれど、その場合、置き去りにされるのが主人公の幼馴染、著莪あやめだ。どうなるのかしら。
この短篇集で書かれているのは案外色々な愛の形なのか? とも思う。
オルトロスの姉の方が相変わらず自分が孕むことしか考えてないみたいなバカっぷりで笑ってしまうけれども、まあ誰得な感じのBL好き、案外両想いなのかな? って感じの百合、向き合っているのかどうか、測りきれない幼馴染等、色々な砂糖的な愛がこの短篇集には含まれていた気がする。
そういうのがニガテな人は取りあえず一個一個ゆっくり読めばいい。案外一つ一つはサクサク読める分量だし。
2012年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著莪にしか興味ない私にとって、ひさしぶりに大満足の巻でした。槍水先輩の過去話が多いのも金城ルートへの布石か?と期待してしまいます。意味有りげな傍点の台詞は不安を抱かされますが
てめえ佐藤ここまでやっといて嫁に貰わなかったらわかってんだろうな
とにかく、金髪巨乳メガネ幼馴染SHAGA派なら買って損はないです
とはいえ、やはりこの巻の主役は白粉&白梅、そして獣道でしょうね。つうか獣道が主役です
ほのぼのとイイハナシのエピソード、なのにその合間合間にはさまれる男汗臭さったらもう声に出して「台無しだよ!」
そのくせクライマックスはちゃんと熱い話になっているという。ニクい構成でした
てめえ佐藤ここまでやっといて嫁に貰わなかったらわかってんだろうな
とにかく、金髪巨乳メガネ幼馴染SHAGA派なら買って損はないです
とはいえ、やはりこの巻の主役は白粉&白梅、そして獣道でしょうね。つうか獣道が主役です
ほのぼのとイイハナシのエピソード、なのにその合間合間にはさまれる男汗臭さったらもう声に出して「台無しだよ!」
そのくせクライマックスはちゃんと熱い話になっているという。ニクい構成でした
2013年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても気に入りました。
楽しく読めました。
買ってよかったです。
楽しく読めました。
買ってよかったです。
2012年10月30日に日本でレビュー済み
笑いました(笑)うん、それしかないっす。 佐藤が変態の名に相応しい活躍をし、その周囲を固める、ハイクラスチェリーボーイズが更に変態を超えて魔法使いへと変化しそうな今巻。 イチャつくあやめと佐藤はいつもどおり。 そして、表紙を飾った白粉と白梅の話で少しホンノリ。 変態ネタといい、ホンノリといい、実に良い話でした。 しかし、今回の主役はあえて「AN」であると思います。 ……誰だよ? と思った貴方、買いなさい。いいから買いなさい。漢の夢がそこにあるから。 いや、僅か2ページの見開きに笑わせられるとは思いませんでした。 大満足の一冊です。 唯一の不満点といえば、あとがきで担当にあまり触れてないことだけです。
2012年10月25日に日本でレビュー済み
ベン・トーシリーズもいよいよ次巻で2桁に達しようか、と言う時に出た短編集。
どんなものか、と読んでみれば・・・やられました。主に腹筋が。
本編にも劣らない密度の細かなネタ、地の分、加えて合間の柴乃櫂人先生の魅力的かつ美麗イラスト。
非常にクオリティが高い内容でしたね。本編の時間中にあったエピソードを纏めた内容なのですが。
まず、佐藤。どうしようもなく「変態」の名に相応しいエピソードがここに来るとは。9巻本編で非常にカッコ良い姿を見たばかり
だと、ギャップでやられる事間違いなしです。まぁ、その余韻も先輩の笑顔で吹き飛びますが。
とまぁ、内容のバレがない程度の感想はこんな所です。ちなみに白粉先生+白梅様は今巻で初の表紙。
喜びのあまりか新作の「獣道」も一段とぶっ飛んでおります。
どんなものか、と読んでみれば・・・やられました。主に腹筋が。
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まず、佐藤。どうしようもなく「変態」の名に相応しいエピソードがここに来るとは。9巻本編で非常にカッコ良い姿を見たばかり
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とまぁ、内容のバレがない程度の感想はこんな所です。ちなみに白粉先生+白梅様は今巻で初の表紙。
喜びのあまりか新作の「獣道」も一段とぶっ飛んでおります。
2013年3月8日に日本でレビュー済み
「語り」はこの作品の魅力の一つだとは思う。
だけど人物の過去編での語りにちょっと萎えた。
無理かもしれないが1人称で語らせるか、
あるいは3人称での完全第三者視点で書くかにしたほうが、
いいと思った。
通常のヨーサトウの語りは愉快だ。
だからこそ、先輩達の過去編や白粉白梅編などの
語りははっきりと空気感の違いをだしてほしかった。
だけど人物の過去編での語りにちょっと萎えた。
無理かもしれないが1人称で語らせるか、
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語りははっきりと空気感の違いをだしてほしかった。