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イタカノと彼らのおかしな毎日 (スーパーダッシュ文庫) 文庫 – 2013/7/25

4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

自分たちにリアル彼女は無理だと思い定めた高校生男子が、理想の彼女を想像してその彼女とのデートや日常をリアルに話して自慢しあう。その名も『イタコ彼女』。四コマ的な日常ストーリー。


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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2013/7/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/7/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 244ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4086307405
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4086307406
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

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ゆうき りん
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上位レビュー、対象国: 日本

2013年7月25日に日本でレビュー済み
痛い…猛烈に痛い!5年ぶりにスーパーダッシュ文庫に戻ってきたゆうきりん先生の新作は童貞をこじらせて頭がイカレたあげく
自分の妄想の中から彼女を呼び出し、あまつさえ「彼女」たちとの恋の顛末を友人たちに語ってしまうというイタコみたいな事を
やらかす三人の男子高校生たちの物語です

物語は高校入学早々自分たちの格好悪さからリアルの高校生活に希望を持てなくなった三人組が使われなくなった部室にやってくる所から開始

冴えないメガネの憲太は「年上で古本屋のバイト店員であるおしとやかな文学少女の『周防めぐみ』」を
無駄に体を鍛え上げている達也は「お向かいに住む幼馴染でロリ顔と巨乳の持ち主である『篠田ゆき』」を
乙女顔でちょっぴり腹黒な真は「幼馴染に紹介されたベリーショートカットでボクっ娘スポーツ少女の『遠藤つぐみ』」を
それぞれに妄想し、彼女たちとの出会いから始まり距離を近づけて行く「過程」を御都合主義を禁じてリアルに語り構築していく

この妄想がやたらとリアルで三人組は自分の妄想に入れ込み過ぎた挙句、時に傷付いたり、どうしようもなく不安に陥るなどダメージを
受けたりもする。妄想力が強すぎてほとんど「グラップラー刃牙」のリアルシャドー(妄想で烈海王や人間サイズの蟷螂と戦うアレですね)
みたいになってしまっているのである。これだけなら痛いだけの話になるのだが、視点の置き方で独特の工夫がしてあるのが特徴

この部室には高校開設前から土地に住み着いている座敷童がいるのだが、三人組ではなく、この座敷童の視点で物語が語られていくのが面白い
このロリババァキャラの座敷童は基本的に三人組には見えない存在なので直接関わる事は無い。三人組がやっている愚かしく痛々しい妄想語りを
座敷童がちょっと距離を置いた視点から語り、ツッコミを入れる事でやっている事の痛さが抜けて、不思議なユーモアが生まれている

例えて言うなら三人が語りあう部室での会話劇が舞台上で演じられ、更にその奥にあるもう一つの舞台で「イタカノ」と妄想少年たちの
恋の顛末が演じられるのを聞き手に回る他の二人が時に「展開が急すぎ」「ご都合主義だ」とツッコミを入れ、さらに観客席にいる座敷童が
三人組や最初は靄の様な存在だったのにどんどん具現化していくイタカノ三人娘にツッコミを入れるのを隣の席で読者が見ている…
そんな不思議な視点で物語が進行していくのが特徴

テーマも視点の置き方も非常に独特の作品なので合う・合わないは出てきてしまうかもしれないが実験作としては非常に完成度が高かった

追記
作中の小道具でコバルト文庫の「
群狼の牙 〜池田屋襲撃〜 (群狼の牙シリーズ) (コバルト文庫) 」なる作品が登場…ゆうきりん先生、何してるんですかw
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