賢治作品を読むと自然の息吹がいっぱい詰まっている。
その中でも「原体剣舞連」や「鹿踊りのはじまり」などの作品は、
昔、人と自然が本当に交流しあっていたというのがよくわかる。
それが芸能となって今日に伝えられている。
門屋氏は、鬼剣舞の研究家の目をもって、賢治作品をとらえ、
東北地方の土地に染みこんでいるものを客観的にわかりやすく分析
されている。この本を読むと賢治は本当に風から詩や物語をきいた
のではないかと感じてしまうのは私だけではないと思う。
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鬼と鹿と宮沢賢治 (集英社新書) 新書 – 2000/6/16
門屋 光昭
(著)
「鹿踊り」や「鬼剣舞」など今も岩手に伝わる民俗芸能(民俗学)の視点から宮沢賢治の世界を読み解く新しい試み。イーハトーブ=岩手に生きた天才詩人の原風景となった風土からの、斬新な報告である。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2000/6/16
- ISBN-104087200388
- ISBN-13978-4087200386
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2000/6/16)
- 発売日 : 2000/6/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4087200388
- ISBN-13 : 978-4087200386
- Amazon 売れ筋ランキング: - 966,780位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,571位集英社新書
- - 140,789位ノンフィクション (本)
- - 259,776位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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