自分的には、文調・内容とも非常に満足いくもので、ある面インスパイアされました。
ただ、個性的な文章表現である点が、ひとの好きずきが分かれるところかもしれません。
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自由に至る旅 ―オートバイの魅力・野宿の愉しみ (集英社新書) 新書 – 2001/6/15
花村 萬月
(著)
雨が降ったら、濡れた方がいいーー。全国をオートバイと野宿で放浪し続けた作家が語る、自由に至る旅への道標。
不自由な日常から、自由な世界へ。オートバイを愛し、野宿旅を続けている人気作家が、その思想と実践について語る。北海道から九州までのお薦めのポイント、野宿や運転技術の具体的なノウハウなど、役立つ情報も満載。さらに、著者自身のユニークなエピソードも交えつつ、自然の呼吸を皮膚で感じる素晴らしさ、速度の持つ超越的な力など、自由な旅に出ることの本質を論じていく。カラー口絵4ページをはじめ、著者秘蔵のツーリング写真も掲載。─さあ、あなたも旅に出よう!
GSX250で、山陰の海岸線を疾走する著者。
砂浜でテントを張って野宿。紀伊半島、新宮市付近。1983年。
[著者情報]
花村 萬月 (はなむら まんげつ)
一九五五年東京生まれ。サレジオ中学卒。八九年『ゴッド・ブレイス物語』で第二回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。九八年『皆月』で第一九回吉川英治文学新人賞を受賞。同年、大長編『王国記』の序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第一一九回芥川賞を受賞。著書に『ブルース』『風転』『鬱』『守宮薄緑』『虹列車・雛列車』『百万遍』『私の庭』『錏娥哢タ』『父の文章教室』(集英社新書)などがある。
不自由な日常から、自由な世界へ。オートバイを愛し、野宿旅を続けている人気作家が、その思想と実践について語る。北海道から九州までのお薦めのポイント、野宿や運転技術の具体的なノウハウなど、役立つ情報も満載。さらに、著者自身のユニークなエピソードも交えつつ、自然の呼吸を皮膚で感じる素晴らしさ、速度の持つ超越的な力など、自由な旅に出ることの本質を論じていく。カラー口絵4ページをはじめ、著者秘蔵のツーリング写真も掲載。─さあ、あなたも旅に出よう!
GSX250で、山陰の海岸線を疾走する著者。
砂浜でテントを張って野宿。紀伊半島、新宮市付近。1983年。
[著者情報]
花村 萬月 (はなむら まんげつ)
一九五五年東京生まれ。サレジオ中学卒。八九年『ゴッド・ブレイス物語』で第二回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。九八年『皆月』で第一九回吉川英治文学新人賞を受賞。同年、大長編『王国記』の序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第一一九回芥川賞を受賞。著書に『ブルース』『風転』『鬱』『守宮薄緑』『虹列車・雛列車』『百万遍』『私の庭』『錏娥哢タ』『父の文章教室』(集英社新書)などがある。
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2001/6/15
- ISBN-104087200973
- ISBN-13978-4087200973
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2001/6/15)
- 発売日 : 2001/6/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 260ページ
- ISBN-10 : 4087200973
- ISBN-13 : 978-4087200973
- Amazon 売れ筋ランキング: - 426,225位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 844位集英社新書
- - 943位日本文学(日記・書簡)
- - 2,747位地理・地域研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1955(昭和30)年、東京生れ。
1989(平成元)年、『ゴッド・ブレイス物語』で小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。1998年、『皆月』で吉川英治文学新人賞を、『ゲルマニウムの夜』で芥川賞をそれぞれ受賞。人間の生の本質に迫る問題作を、発表し続けている。
『眠り猫』『なで肩の狐』『鬱』『二進法の犬』『百万遍 青の時代』『私の庭 浅草篇』『たびを』『愛情』『錏娥哢た』『少年曲馬団』『ワルツ』など著書多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バイク旅のスタイルは様々、どんなやり方でも本人が楽しめればOK。
でも、本書の内容は参考になることがいろいろ書いてあります。
でも、本書の内容は参考になることがいろいろ書いてあります。
2007年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
花村兄貴の語り口が心地よく、読みやすい。
これからオートバイ乗りになる人は、必読。
また、不自由な日常に溺れている人も、手に取られてはいかが?
これからオートバイ乗りになる人は、必読。
また、不自由な日常に溺れている人も、手に取られてはいかが?
2013年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バイクを何度も窃盗した事や無免許運転や免許取消などのエピソードを自慢げに話しているがちっとも面白くない。
当時非常に高価なCB750を盗んで乗り回し、壊した挙句
『酷使するなら他人のオートバイにしましょうね。おっとこれは冗談です。』
昨今話題の「冷凍庫に入っちゃう俺すごくね?面白いと思ったらRT」っていう犯罪自慢のツイッターと同程度の浅はかさ。
しかもバイクに関する知識や意見は古くて、見当違い。こんな本にお金を払った自分が情けない。
当時非常に高価なCB750を盗んで乗り回し、壊した挙句
『酷使するなら他人のオートバイにしましょうね。おっとこれは冗談です。』
昨今話題の「冷凍庫に入っちゃう俺すごくね?面白いと思ったらRT」っていう犯罪自慢のツイッターと同程度の浅はかさ。
しかもバイクに関する知識や意見は古くて、見当違い。こんな本にお金を払った自分が情けない。
2016年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バイクで旅に出る事の解放感や充実感が伝わる。
楽しい事ばかりではない、リスクも多く伴う自由。
若気の至り的な部分は書かれていなかったほうが良かったな。
観光地を避け、とにかく距離を走る旅スタイルには共感。
楽しい事ばかりではない、リスクも多く伴う自由。
若気の至り的な部分は書かれていなかったほうが良かったな。
観光地を避け、とにかく距離を走る旅スタイルには共感。
2014年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私もアマゾンのレビューが高評価だってので購入した口ですが正直作者がなにを伝えたかったのかさっぱり分かりません・・・
まず最初に首をかしげたのが突拍子も無く始まる謎の原発批判・・・別に原発反対とか賛成とか言う話は個人の自由ですし批判するつもりはありませんが2~3行前までバイクの話で原発のげの字も出なかったのにいきなり原発がどうのこうの言われても正直困りますね
あとは低評価の方が軒並みおっしゃっている犯罪を自慢するかのような論調ですかね・・・確かに昔は二輪=ヤンチャなイメージがありましたしそういうことに寛大であった良き時代ではありましたがそれを現代の若者が読んだところで昔はワルかった自慢をするオヤジ以外の何者でもありませんね残念です
まず最初に首をかしげたのが突拍子も無く始まる謎の原発批判・・・別に原発反対とか賛成とか言う話は個人の自由ですし批判するつもりはありませんが2~3行前までバイクの話で原発のげの字も出なかったのにいきなり原発がどうのこうの言われても正直困りますね
あとは低評価の方が軒並みおっしゃっている犯罪を自慢するかのような論調ですかね・・・確かに昔は二輪=ヤンチャなイメージがありましたしそういうことに寛大であった良き時代ではありましたがそれを現代の若者が読んだところで昔はワルかった自慢をするオヤジ以外の何者でもありませんね残念です
2014年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
星の点数の評価のみでお願いします・・・・・・・・・・・・・。
2005年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは単なる旅紀行でも、思い出話でも、はたまたバイク四方山話でもない。
バイク談義に擬して書かれた「花村思想」の啓蒙書である。
花村にとって、バイクや旅というのは、「自由」を語る道具の一つに過ぎない。
とにかく、全てのモノ、人、考え方から自由であること。その「自由であること」の意味を執拗に、とにかく繰り返し説いている。そして、我々に対し、もっと自由に生きようと誘いかけてくる。
いろんなしがらみに囚われた我々一般人には考えもしない発想で語りかけてくるその論調は、あまりにも突拍子がなくて、ついて行けないところもあるかもしれない。軽そうに見えて、何だか新興宗教の勧誘か催眠商法の販売会の語り口にも似た花村の論調に、いつか読者も乗せられ、「旅に、出ようかな」と思わせられてしまう。
バイク乗り以外の人にも読んでもらいたい本である。
バイク談義に擬して書かれた「花村思想」の啓蒙書である。
花村にとって、バイクや旅というのは、「自由」を語る道具の一つに過ぎない。
とにかく、全てのモノ、人、考え方から自由であること。その「自由であること」の意味を執拗に、とにかく繰り返し説いている。そして、我々に対し、もっと自由に生きようと誘いかけてくる。
いろんなしがらみに囚われた我々一般人には考えもしない発想で語りかけてくるその論調は、あまりにも突拍子がなくて、ついて行けないところもあるかもしれない。軽そうに見えて、何だか新興宗教の勧誘か催眠商法の販売会の語り口にも似た花村の論調に、いつか読者も乗せられ、「旅に、出ようかな」と思わせられてしまう。
バイク乗り以外の人にも読んでもらいたい本である。