この本を読んで、筑紫哲也さんとTBSのNEWS23への考え方が変わりました。
この本では、「NEWS23」の裏側と「人間 筑紫哲也」が書かれています。
特にボクが注目して読んだところはやはり、例のオウム事件でTBSが矢面に立たされていたときに
筑紫さんが「TBSは死んだ。」とNEWS23の番組の中で発言し、世間に反響を呼んだときのことです。
あの時、筑紫さんの中でどういう葛藤があったのかということが細かく書かれていて、非常に読み応えがありました。
あと筑紫さんが、NEWS23であのアメリカ同時多発テロのときのことや、阪神大震災のことをどういう風に自分は伝えていけばよいのかということにも言明しています。
個人的に筑紫さんの「人間らしい」ところも書かれていたのが良いと思いました。
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ニュースキャスター (集英社新書) 新書 – 2002/6/14
筑紫 哲也
(著)
テレビでは言わないこと。オンエアの前、現場では何が起こってるのか。事件の様相、スタジオの混乱、激しい論争。テレビでは決して言わないことを、書いた!
初めて現場から語る「ニュースキャスター論」。かつて新聞、雑誌の記者・編集者であった著者が、テレビのニュース報道という未知の世界に飛び込み、そこで何を見、何を考え、何に苦悩してきたか。「ニュー23」の創設から現在に至る経緯を、自らの体験を軸に書き綴った迫真のノンフィクション。数々の事件、事故、災害、政局…。激動する時代と斬り結びながら、一般の視聴者には知ることのできないテレビニュース報道の舞台裏を活写する。そして、ニュースキャスターとは一体、何者なのか!?
[著者情報]
筑紫 哲也(ちくし てつや)
一九三五年、大分県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。五九年、朝日新聞社入社。支局勤務を経て、東京本社政治部記者、米軍統治下の沖縄特派員、ワシントン特派員、外報部次長、「朝日ジャーナル」編集長などを歴任。八九年、朝日新聞社退社。同年一〇月からTBS系テレビ「筑紫哲也ニュース23」のキャスターに。ギャラクシー賞、国際エミー賞優秀賞などを受賞。著書に『総理大臣の犯罪』『若者たちの神々』など多数。
初めて現場から語る「ニュースキャスター論」。かつて新聞、雑誌の記者・編集者であった著者が、テレビのニュース報道という未知の世界に飛び込み、そこで何を見、何を考え、何に苦悩してきたか。「ニュー23」の創設から現在に至る経緯を、自らの体験を軸に書き綴った迫真のノンフィクション。数々の事件、事故、災害、政局…。激動する時代と斬り結びながら、一般の視聴者には知ることのできないテレビニュース報道の舞台裏を活写する。そして、ニュースキャスターとは一体、何者なのか!?
[著者情報]
筑紫 哲也(ちくし てつや)
一九三五年、大分県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。五九年、朝日新聞社入社。支局勤務を経て、東京本社政治部記者、米軍統治下の沖縄特派員、ワシントン特派員、外報部次長、「朝日ジャーナル」編集長などを歴任。八九年、朝日新聞社退社。同年一〇月からTBS系テレビ「筑紫哲也ニュース23」のキャスターに。ギャラクシー賞、国際エミー賞優秀賞などを受賞。著書に『総理大臣の犯罪』『若者たちの神々』など多数。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2002/6/14
- ISBN-104087201457
- ISBN-13978-4087201451
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2002/6/14)
- 発売日 : 2002/6/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4087201457
- ISBN-13 : 978-4087201451
- Amazon 売れ筋ランキング: - 615,470位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 330位メディアと社会
- - 647位ジャーナリズム (本)
- - 1,167位集英社新書
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年2月7日に日本でレビュー済み
2002年7月11日に日本でレビュー済み
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コンピュータ制御を活用した巨大システムは、日常生活に必須なものとなっています。ハードウェア、ソフトウェア、そしてヒューマンウェアの組合せでシステムの安全稼動が保たれています。航空機、原子力施設、プラントや工場などではこの3ウェアのどれかが壊れると事故になり多くは死亡事故という悲劇の結末を迎えることになります。
みずほの「システム障害」の後前田社長の国会委員会での発言、「実害は無かった」は象徴的な発言でした。確かに、銀行のオンラインシステムでの障害で、航空機事故のような直接の悲劇は起こりません。しかし、「システム障害」で起こったことは巨大システムの運用責任者として「悲劇」に対する責任は同等のものです。
第一部では、巨大銀行合併発表から「悲劇」が発生するまでの、システム開発での混迷を詳細に記述している。システム開発での技術ばかりでは無く、3行と関連のある、日本を代表するコンピューターメーカー(富士通、日立、日本IBM、沖電気など)、そして巨大システムを開発している3行出資のシステム開発会社などの関わりあいの人間的な混迷にも深く触れている。「現場は不眠不休で頑張った」と著者は同情を表明している。さらに突っ込めば、日本的な意思決定メカニズに切り込んでいくことでしょう。
第二部では、北洋銀行の拓銀システムへの統合、東京三菱の東京銀行システムとの融合、UFJの全く新しいシステム構築などの「失敗・成功」例の教訓に言及している。ここで出てくるシステム開発を推進した人々の個人名は強烈なリーダーシップを感じさせ、第一部でほとんど個人名の出てこないシステム開発と対照を見せている。
第三部では「日経コンピュータ」が訴えつづけてきた「動かないコンピュータ」への対処方法が記述されている。
「悲劇」が起こるまでの経緯、「失敗・成功の事例」、そして「悲劇を起こさないための10カ条」を緊急にまとめた本書は、あまり技術的でない経営トップの入門書として最適な一冊であろう。
みずほの「システム障害」の後前田社長の国会委員会での発言、「実害は無かった」は象徴的な発言でした。確かに、銀行のオンラインシステムでの障害で、航空機事故のような直接の悲劇は起こりません。しかし、「システム障害」で起こったことは巨大システムの運用責任者として「悲劇」に対する責任は同等のものです。
第一部では、巨大銀行合併発表から「悲劇」が発生するまでの、システム開発での混迷を詳細に記述している。システム開発での技術ばかりでは無く、3行と関連のある、日本を代表するコンピューターメーカー(富士通、日立、日本IBM、沖電気など)、そして巨大システムを開発している3行出資のシステム開発会社などの関わりあいの人間的な混迷にも深く触れている。「現場は不眠不休で頑張った」と著者は同情を表明している。さらに突っ込めば、日本的な意思決定メカニズに切り込んでいくことでしょう。
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「悲劇」が起こるまでの経緯、「失敗・成功の事例」、そして「悲劇を起こさないための10カ条」を緊急にまとめた本書は、あまり技術的でない経営トップの入門書として最適な一冊であろう。
2002年10月23日に日本でレビュー済み
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2006年6月29日に日本でレビュー済み
「仕事は段取りが8割」昔からよく言われる言葉であるが、本書もオンエアーの焼き直しではなく、「段取り」について主として書かれている。毎日の事件の中で、一つ一つを掘り下げて書くには、新書1冊では足りなすぎるのは想像に難しくないので、その主テーマは新書の趣旨にのっとっており、また面白い。ジャーナリストやキャスターとして他の新聞記者等もよく言うセリフの一つに「個人的見解を述べたり書いたりしているのではなく、その判断は読者しだいだ」というのがある。 「多事総論」はそれを破るTV的にも珍しいコーナーだが、この放送後の(抗議の電話が多い)コメントこそが、著者と「ニュース23」の姿勢を具現化しており、本書も含めて70になっても老害に起因するブレはないといえよう。
2005年7月11日に日本でレビュー済み
NEWS 23の舞台裏を筑紫哲也自身が綴ったエッセイ.NEWS 23が作られた背景や,番組構成がどのように話し合われて決定されているのかが分かる.例えば「他事争論」のコーナーがどういう経緯で作られたかなど.また,各国首脳とのインタビューをセットアップするための交渉過程や,「TBSは死んだ」発言の背景など,番組の表面からは見えてこない部分を垣間見れるのは面白い.
2004年3月20日に日本でレビュー済み
「筑紫哲也のNEWS23」という番組ができるまでのエピソードや、筑紫さんの音楽へのこだわり、時のアメリカ大統領、中国首相のゲスト出演の裏側などの体験談をベースに、「テレビの力」論やニュースキャスターとしてのあり方などに展開し、とても読みやすくて面白い本でした。
NEWS23という番組が、ひとつの事件に対して筑紫さんや番組の独自の見解を情報のひとつとして盛り込み、他のニュース・ショウとは違った「アナログの」番組として作られているというところも興味深かったです。キャスターの側から見る報道の考え方を受けて側である我々が知ることで、ふだん何気なく見ている筑紫さんの番組をもう一歩進んだ視点で見ることができるようになる一冊だと思います。
NEWS23という番組が、ひとつの事件に対して筑紫さんや番組の独自の見解を情報のひとつとして盛り込み、他のニュース・ショウとは違った「アナログの」番組として作られているというところも興味深かったです。キャスターの側から見る報道の考え方を受けて側である我々が知ることで、ふだん何気なく見ている筑紫さんの番組をもう一歩進んだ視点で見ることができるようになる一冊だと思います。