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朝鮮半島をどう見るか (集英社新書) 新書 – 2004/5/14
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韓国での激しい街頭デモの映像や、サッカーW杯時の熱狂ぶり、そして北朝鮮に関する様々な報道。私たちの周りにある朝鮮半島についての情報はいつも刺激的だ。また、それをめぐる議論もいつも熱い。ある人は朝鮮半島の人々の言動を嫌悪を込めて批判し、またある人は、同じ朝鮮半島の人々とのバラ色の未来を熱心に語る。なぜ朝鮮半島については、ほかの国々や地域を論じるときのように、冷静に議論できないのだろうか。本書は、そんな私たちと朝鮮半島の間にあるこじれた問題の構造を一つ一つ解き明かし、問いかける。あなたは朝鮮半島をどう見るのか、と。
[著者情報]
木村 幹(きむら かん)
一九六六年大阪府生まれ。神戸大学大学院国際協力研究科助教授。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学法文学部講師、ハーバード大学フェアバンク東アジア研究センター、高麗大学校亜細亜問題研究所の客員研究員などを務める。著作に『朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識』(第一三回アジア・太平洋賞特別賞受賞)、『韓国における「権威主義的」体制の成立』(第二五回サントリー学芸賞受賞)などがある。
- ISBN-104087202410
- ISBN-13978-4087202410
- 出版社集英社
- 発売日2004/5/14
- 言語日本語
- 本の長さ208ページ
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2004/5/14)
- 発売日 : 2004/5/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4087202410
- ISBN-13 : 978-4087202410
- Amazon 売れ筋ランキング: - 636,027位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 144位朝鮮半島のエリアスタディ
- - 1,199位集英社新書
- - 2,597位国際政治情勢
- カスタマーレビュー:
著者について
1966年大阪府河内市(現東大阪市)生まれ。
1973年に奈良県生駒市に移居。以後、生駒市立生駒東小学校、同緑ヶ丘中学校、私立東大寺学園高等学校、京都大学法学部卒業の後、京都大学大学院法学研究科修士課程修了、同博士課程中途退学。京都大学博士(法学)。
愛媛大学法文学部助手、講師、神戸大学大学院国際協力研究科助教授を経て、
現在、神戸大学大学院国際協力研究科教授。また、NPO法人汎太平洋フォーラム理事長を兼任。
この間に、韓国国際交流財団研究フェロー、ハーヴァード大学、高麗大学、世宗研究所、オーストラリア国立大学、ワシントン大学の客員研究員、及び、高麗大学客員教授、第2期日韓歴史共同研究委員会委員(教科書小グループ所属)等を歴任。
研究分野は、比較政治学、朝鮮半島地域研究。特に韓国におけるナショナリズムと政治文化の関係に関心を有している。
自転車と旅行、オリックス・バファローズをこよなく愛する。愛車はAnchor RL8。
【主な著作】
単著
『朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識:朝貢国から国民国家へ』(ミネルヴァ書房、2000年、第13回アジア太平洋賞特別賞)
※韓国語版(金世徳訳、サンチョロム、2007年)
『韓国における「権威主義的」体制の成立:李承晩政権の崩壊まで』(ミネルヴァ書房、2003年、第25回サントリー学芸賞)
※韓国語版(金世徳訳、J&C、2013年)
『朝鮮半島をどう見るか』(集英社新書、2004年)
『高宗・閔妃:然らば致し方なし』(ミネルヴァ書房・日本評伝選、2007年)
※韓国語版(金世徳訳、J&C、2017年)
『民主化の韓国政治:朴正煕と野党政治家たち1961~1979』(名古屋大学出版会、2008年)
『韓国現代史:大統領たちの栄光と蹉跌』(中公新書、2008年)
『近代韓国のナショナリズム』(ナカニシヤ出版、2009年)
『日韓歴史認識問題とは何か』(ミネルヴァ書房、2014年、第15回読売・吉野作造賞)
※韓国語版(金世徳訳、J&C、2019年)
The Burden of the Past: Problems of Historical Perception in Japan-Korea Relations, University of Michigan Press, 2019.
『歴史認識はどう語られてきたか』(千倉書房、2020年)
『韓国愛憎:激変する隣国と私の30年 』(中公新書、2022年)
共編著
(玉田芳史)『民主化とナショナリズムの現地点』(ミネルヴァ書房、2006年)
(石田佐恵子・山中千恵)『ポスト韓流のメディア社会学』(ミネルヴァ書房、2007年)
(島田幸典)『ポピュリズム・民主主義・政治指導――制度的変動期の比較政治学』(ミネルヴァ書房 2009年)
(浅羽祐樹・佐藤大介)『徹底検証 韓国論の通説・俗説 日韓対立の感情vs.論理』(中公新書ラクレ、2012年)
(浅羽祐樹·安田峰俊)『だまされないための「韓国」 あの国を理解する「困難」と「重み」 』(講談社、2017年)
(田中悟・金容民)『平成時代の日韓関係:楽観から悲観への三〇年』(ミネルヴァ書房、2020年)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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日本は韓国、北朝鮮に対し善意で対処してきたと信じている。それなのに韓国、北朝鮮は日本に対し悪意でしか対処していないと信じている。
★重要ポイント
・日本人は朝鮮半島を植民地にした歴史があるため、上から目線がなくならない。
何か政治・経済・領土で争い事が起きた時、何だかんだ言って最後に困るのは朝鮮半島のほうだと信じている。これは朝鮮半島を小さいと見ているからである。
・実際、朝鮮半島は経済的にも地政学的にも決して小さくはない。足元をすくわれるの危険性は日本にある。
★コメント(所感)
著者のメッセージは、朝鮮半島を諸外国同様に扱うべし、だと理解した。特別優遇もしなければ争う必要もない。過去「日鮮同祖論」など特殊な歴史的関係をことさらにあげつらったこともあるが、そのようなイデオロギーを国と国との関係に持ち出さないことが大事であると理解した。
私たちの中での韓国はいいものかもしれない、しかしただそれはいいものとしてしか見ていないのは
ただのステレオタイプだけなのかもしれない…などなど、筆者の言う言葉一つ一つに心打たれますね。
でも自分の意見を持ちながら、この本を読むことをお勧めします。
そうすると新たな発見があると思うので…。
自分の意見が否定されることもなく、筆者の意見を否定することもない、
どんどん読み進めていける1冊です。
朝鮮半島に対して何も知らないっていう人にもお勧めです。
逆に、私としては知らない人のほうが興味深く読める1冊かもしれない*
写真や表などもあるのでわかりやすいですよ!
その中でもとりわけ朝鮮半島は隣接国であり、きっといつの時代でも重要な位置付けであったに違いない。
しかし、現代は北朝鮮の核武装や独裁政権の報道、韓国の慰安婦問題が浮き彫りとなって、
フラットな視線でこの2つの国家が目に映っているとは言い難い現状。
報道による色眼鏡によって悪い先入観で見ている気がする。
しかし、物事にはあらゆる一面がある筈。
その一部を切り取った側だけを見て判断する無知な選択はしたくない。
全体を見回してトータルで国家を見なければ偏った世界観が構築されてしまう。
そういう風に思われる方にはこの本は向いています。
本当の朝鮮半島の姿に一歩でも・・・。
中には悪韓論のような良書もあり、マスコミが隠してやまない「韓国の真実」を伝えてくれています。
室谷克美、呉善花、黄文雄、拳骨拓史などの本を並べてみると、それらの間に矛盾はなく、韓国というのは全体として嘘つき、外華内貧で、李氏朝鮮時代の身分制度が今も形を変えて息づく未開の国で、このような国が隣にあるのは大変に困ったことに思えてきます。とてもこんな国と共存は不可能だ、そういった結論に至りたくなります。私も基本的にはそう思っています。
しかし、これらの本の読後感は、気をつけないと明らかに嫌韓のステレオタイプとなります。ネット上に溢れているヘイトスピーチすれすれの(またはヘイトスピーチそのものの)、言わば脊髄反射のように繰り出される反韓の言説と変わらない、むしろその材料を提供する形になりやすいのです。
これらの本は事実としては間違っておらず、また韓国にとって不都合な事実を隠すこともなく、合理的な分析で韓国のある種の実像を鮮明に示してくれており、素晴らしい本だと思いますが、決定的な弱点は「それもまたステレオタイプにすぎない」「ステレオタイプは現実そのものではない」という点です。
他の国、例えばアメリカやロシアや中国や日本に対しても、同様の鋭い分析と事実の積み重ねで良くできた本を書くこともできるでしょう。しかし例えば、日本に関して素晴らしい本が出てきたところで、それは日本そのものと言えるでしょうか。
本書は、近くにありすぎるためにかえってニュートラルな見方が難しくなっている朝鮮半島に関して、「正しい見方など存在しない」ことを丹念に立証しています。反韓本を読んでいると朝鮮半島に暮らしているのは人間に似た何か別のもので、理解不能な不潔なもののように思えてきますが、そこに住んでいるのはいかに行動原理がわれわれと違っていても人間であり、先方も日本に対して様々な思いを抱え、基本的には日々淡々と暮らしているというある意味当たり前の事実、韓国政府の言い分と韓国国民の感覚にはおそらく開きがあるだろうという当たり前の事実を、本書は図らずも思い起こさせてくれます。
「真の」嫌韓であるためには、この本に書いてあることくらいは踏まえる必要がある、間違いなくそういった本であると思います。
著者の見解に賛同するかしないかは読み手の自由だが、立場を異にする人々を著者とともに批判することに溜飲を下げるのではなく、読者自身のステレオタイプが俎上に乗せられていることに目を向けたほうが、この本を読むにあたっては生産的であろう。
…しかしながら。朝日新聞による従軍慰安婦の強制連行報道が全くの事実無根であったにもかかわらず、
その朝日新聞の検証委員会に加わり、「女性の人権問題に光を当てた」と完全に無理筋な擁護を行いました。
これが何を意味するか明白でしょう。
彼は第三者であるという立場を放棄し、朝日新聞の火消しに荷担。そして、それが捏造であることすら認めず、日本を貶める意図で書かれた記事ではないかという疑問について決して触れず、ただ朝日の捏造報道にも公益があったとのみ結論付けたのです。
自らの研究にバイアスがかかっていることを認めてしまったも同然であり、こうなってしまえば本書の正当性すら危ぶまれるといって過言ではないでしょう。
当然ながら☆1です。