いわゆる、テレビ向けお笑い芸人のバカバカしい笑いではなく、コントや芝居などの、ストーリーがある笑いについての本でした。
私の中で漠然としていた、笑いに対するモヤモヤしていたイメージが整理されて、とても参考になりました。
著者は、「観客と登場人物が知り得ている情報のギャップが笑いになる」というように述べています。
なるほど!まさにその通りです。
観客のほうが多くを知っている状況、つまり、登場人物にとっては先の見えない恐ろしいシチュエーションこそが、観客にとっては笑いを生み出し、
逆に、登場人物のほうが多くを知っていれば、観客にとってはミステリーであったり、ホラーであったりになるのでしょう。
こういう本は、手品のタネを知ってしまうようなものなので、人によっては楽しさ半減かもしれませんが、
自らが笑いを生み出す活動をしたいと考えている人にとっては、とても有難いものです。
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喜劇の手法 笑いのしくみを探る (集英社新書) 新書 – 2006/2/17
喜志 哲雄
(著)
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〈なぜ面白いのか〉を、具体的に解き明かすシェイクスピア、モリエール、ニール・サイモン他、傑作におけるさまざまなパターンから読み解く。
劇場で喜劇を観るのは心躍る体験だが、なぜそれが面白くて
楽しいのかという疑問に答えてくれる本は意外に少ない。本書は、誰もが喜劇と認める作品を手がかりにして、その問いに具体的に答えようとする試みる。
喜劇の観客はよく笑う。その〈笑い〉はいったいどこから生まれてくるのだろう。著者は〈笑い〉のエッセンスを、シェイクスピアやモリエール、さらにはニール・サイモンやハロルド・ピンターなどの代表作から注意深く抽出し、そこに仕掛けられた創意あふれる手法を読み解き、笑いの源泉へと迫っていく。
演劇的知を駆使して喜劇の魅力を解き明かした、最良の演劇入門書。
[著者情報]
喜志哲雄(きし てつお)
一九三五年兵庫県生まれ。京都大学教授を経て現在は同大学名誉教授。専門は英米演劇。著書に『劇場のシェイクスピア』『英米演劇入門』、Shakespeare in Japan(共著)など。訳書にはヤン・コット『シェイクスピアはわれらの同時代人』、ジョージ・スタイナー『悲劇の死』、ピーター・ブルック『なにもない空間』『秘密は何もない』、『ハロルド・ピンター全集1?3』、ケネス・ブラナー『私のはじまり』など。
劇場で喜劇を観るのは心躍る体験だが、なぜそれが面白くて
楽しいのかという疑問に答えてくれる本は意外に少ない。本書は、誰もが喜劇と認める作品を手がかりにして、その問いに具体的に答えようとする試みる。
喜劇の観客はよく笑う。その〈笑い〉はいったいどこから生まれてくるのだろう。著者は〈笑い〉のエッセンスを、シェイクスピアやモリエール、さらにはニール・サイモンやハロルド・ピンターなどの代表作から注意深く抽出し、そこに仕掛けられた創意あふれる手法を読み解き、笑いの源泉へと迫っていく。
演劇的知を駆使して喜劇の魅力を解き明かした、最良の演劇入門書。
[著者情報]
喜志哲雄(きし てつお)
一九三五年兵庫県生まれ。京都大学教授を経て現在は同大学名誉教授。専門は英米演劇。著書に『劇場のシェイクスピア』『英米演劇入門』、Shakespeare in Japan(共著)など。訳書にはヤン・コット『シェイクスピアはわれらの同時代人』、ジョージ・スタイナー『悲劇の死』、ピーター・ブルック『なにもない空間』『秘密は何もない』、『ハロルド・ピンター全集1?3』、ケネス・ブラナー『私のはじまり』など。
- ISBN-10408720331X
- ISBN-13978-4087203318
- 出版社集英社
- 発売日2006/2/17
- 言語日本語
- 本の長さ224ページ
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/2/17)
- 発売日 : 2006/2/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 408720331X
- ISBN-13 : 978-4087203318
- Amazon 売れ筋ランキング: - 128,208位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 170位文学理論
- - 264位集英社新書
- - 278位戯曲・シナリオ (本)
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2012年6月14日に日本でレビュー済み
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喜志氏の著作はそれほど多いわけでもありませんが、演劇愛好家が座右に備えて折に触れ読み直すに値するもの揃いです。その中でも本書は氏の著作に馴染むのに格好の小冊子ではないでしょうか。内容は書名通りのものです。演劇論にしばしばありがちな、雲をつかむような議論、検証できないたぐいの印象論はここにはまったくありません。笑いという観客の反応を引き出すために劇作家はどう工夫しているのか、明晰な文章で論述されているさまはたぶん永遠に新鮮だと思います。
2008年6月2日に日本でレビュー済み
書かれた「中身」よりもその「手法」に重点を置いて著名な古典を中心に喜劇の分析をした書である。「喜劇」の分析である以上必然的に「悲劇」と何が違うのかも明瞭に語られる。
著者のどの本にも共通するのは劇作の技術・伝統へ立ち返ることが劇作の未来への良き指針を見いだす鍵だという姿勢である。
ある書によれば「中身」重視であるらしいケータイ小説とは真逆のアナクロな考えだが、未来は過去からしか生まれないと考える私は喜志氏の姿勢に多いに共感する。
これを読んで私はなぜ三谷○喜の作品が嫌いなのか、面白いと感じないのかが分かった気がする(笑)。
著者のどの本にも共通するのは劇作の技術・伝統へ立ち返ることが劇作の未来への良き指針を見いだす鍵だという姿勢である。
ある書によれば「中身」重視であるらしいケータイ小説とは真逆のアナクロな考えだが、未来は過去からしか生まれないと考える私は喜志氏の姿勢に多いに共感する。
これを読んで私はなぜ三谷○喜の作品が嫌いなのか、面白いと感じないのかが分かった気がする(笑)。
2017年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の課題図書として購入。チラ読みしましたが私には難しかったです。
2015年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
笑いの実例、いわばジョーク集を期待したのであって、アカデミックな分析、研究をしたかったわけではなかったのです。
本のタイトルから読み取るべきでしたね。
本のタイトルから読み取るべきでしたね。
2010年2月24日に日本でレビュー済み
近代から現代にかけての演劇に関してある程度の知識がある方にとっては、非常に面白い本だと思います。シェークスピアはロミオとジュリエットぐらいしか知らないという人には難しいかも。
2007年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
笑い、というよりも、演劇全体を鋭く洞察した、奥の深い本。物語の構造に興味のある方は、買って損はない。なぜその作品がおもしろいのか、客観的に理解できるようになるはず。
2013年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう本は、どうしても著者の感じ方の問題になるよね。
共感する部分と、そうでもない部分がある。
そういう本ですね。
共感する部分と、そうでもない部分がある。
そういう本ですね。