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江戸の妖怪事件簿 (集英社新書) 新書 – 2007/6/15

4.4 5つ星のうち4.4 6個の評価

笑いますか? 震えますか? ついこのあいだの江戸の真実!
江戸時代は日本の津々浦々、妖怪たちが日夜うごめいていた。そして庶民たちは日常のすぐそばにある怪異を恐れ、また楽しんでもいた。当時の文書で探る魑魅魍魎の事件簿。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2007/6/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/6/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087203980
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087203981
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 6個の評価

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田中 聡
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もともと妖怪好きで,江戸時代の文学にも興味があったため,本書を手にした.想像していた以上に,自分にとっては有益な一冊となった.

現代社会に河童が存在(実在)しようがしまいが,我々には関係が無い.なぜなら河童が出るような沼地や池で大人と離れ子ども達だけで遊ぶことはないため,河童の実在を問うこと自体に意味がないからである.仮に河童が実在したとして,子ども達が河童と一緒に相撲を取ることは絶対に無い.せいぜい河童を見た子の中で,気の利いた子が警察に通報して第一発見者になるぐらいだろう.そういうことを,本書は教えてくれる.

他にも面白かったのは,江戸時代の著明な学者さん達が妖怪の存在を頭から否定し,「妖怪の所行とされるものの大半は,狐や狸によるものである」と学説として述べている点である.現代の我々から見れば,何万分の一の確率で妖怪が存在することを否定しきれないが,狐や狸が人を騙すことは完全に否定し得るだろう.

妖怪そのものと言うより,江戸時代から現在に至るまでの「妖怪」という存在の考え方に興味がある人にお薦めの一冊である.
2012年1月26日に日本でレビュー済み
この本の中には、ゲゲゲの鬼太郎や砂かけ婆も子泣き爺も出てこない。アニミズムを提唱することもない
狐狸に猫といった生き物たちが人を化かし孤狼狸(コレラ)ころりと死んでしまうからついたとも思われた伝染病もキツネ憑きと考えられた
また幼くして懐妊と思われる少女も見せもでバカバカしいと切り捨てる文化人。妖怪を観たと言うと言えば人の中に妖怪が潜んでいる
と考える学者。ゴシップから作られた妖異。元木村化物騒動だけはもっと詳しく読んでみたくなったりとこの値段で自分の中の妖怪観を
変えた本もないと思います。参考文献も豊富に書いてあり妖怪を違う観点から見る入門書だとおもいます。
2009年3月3日に日本でレビュー済み
著者は妖怪や怪談の専門家。
 本書は同じく集英社新書として出た『妖怪と怨霊の日本史』につづくもの。前著では平安頃までがテーマであったが、今回は江戸時代が取り上げられている。
 現代の我々が抱く妖怪観と、江戸の人々の妖怪観には、実はかなりの差異がある。本書は、その点に焦点を当てて書かれている。黒田藩・本木村の化け物騒動、水戸藩の妖怪行列、1844年の狐付き裁判などを入り口にして、江戸時代の人々が妖怪をどのように認識していたか、分析しようと試みるのである。
 なかなか刺激的な話であり、言われてみれば確かにそうだろうなと思う。貴重な研究であろう。
 しかし、物足りない点も少なくない。事件の紹介の仕方に工夫が欲しい。全体的にまとまりがなく、分かりにくく読みにくい。分析が充分に押し進められておらず、不満が残る。もう少し頑張って欲しかった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月8日に日本でレビュー済み
江戸時代の妖怪の記録を、
史料を基に紹介し、考察をプラスした本です。

妖怪という怪異をすんなり受け入れた古代、中世の人々とは異なり、
微妙な距離をもって受け入れていた江戸時代の人々。
しかし現代の我々の感覚とも異なり、
幽霊は信じがたいが、
狐狸の類ならあっさり受容しています。

容認され、理解される怪異と、されない怪異。
その違いに視点をおき、考察を重ねられた
興味深い一冊でした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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