自分に何がおこるかは分からない。だけれど起きたことは必然。それをどのように受け止めて行動するかで人生は180度変わってくる。
この本はその受け止める角度を教えてくれる貴重な一冊だと思う。
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偶然のチカラ (集英社新書 412C) 新書 – 2007/10/17
植島 啓司
(著)
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購入オプションとあわせ買い
黒鉄ヒロシ氏、名越康文氏、絶賛!
ビジネスや恋愛、家族や友人など、人生のさまざまな側面で起こる多くの事柄。それらは偶然のようにもみえ、一方では運命とも思える。私たちには、さまざまな幸・不幸が降り掛かり、未来に何が起こるのかは誰にも分からない。
では、この不確実な現世において、幸せに生きるためにはどうすればよいのだろうか。ストレスなく、楽しく暮らすためには、何が必要なのだろう?未来が見えないとき、私たちはいったいどうしたらよいのだろうか。
本書は、占いや確率、宗教やスピリチュアルを超え、偶然のしくみを知ることから始める、幸福への新しい方法論について、分かりやすく面白く論じていく。
[著者情報]
植島 啓司(うえしま けいじ)
一九四七年東京生まれ。宗教人類学者。一九七二年東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、ミルチャ・エリアーデらのもとで研究する。関西大学教授、NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、人間総合科学大学教授を歴任。一九七〇年代から現在まで、世界各地で宗教人類学調査を続けている。『聖地の想像力』『偶然のチカラ』『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』『賭ける魂』他、著書多数。
ビジネスや恋愛、家族や友人など、人生のさまざまな側面で起こる多くの事柄。それらは偶然のようにもみえ、一方では運命とも思える。私たちには、さまざまな幸・不幸が降り掛かり、未来に何が起こるのかは誰にも分からない。
では、この不確実な現世において、幸せに生きるためにはどうすればよいのだろうか。ストレスなく、楽しく暮らすためには、何が必要なのだろう?未来が見えないとき、私たちはいったいどうしたらよいのだろうか。
本書は、占いや確率、宗教やスピリチュアルを超え、偶然のしくみを知ることから始める、幸福への新しい方法論について、分かりやすく面白く論じていく。
[著者情報]
植島 啓司(うえしま けいじ)
一九四七年東京生まれ。宗教人類学者。一九七二年東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、ミルチャ・エリアーデらのもとで研究する。関西大学教授、NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、人間総合科学大学教授を歴任。一九七〇年代から現在まで、世界各地で宗教人類学調査を続けている。『聖地の想像力』『偶然のチカラ』『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』『賭ける魂』他、著書多数。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2007/10/17
- ISBN-10408720412X
- ISBN-13978-4087204124
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商品の説明
著者について
植島 啓司(うえしま けいじ)
一九四七年東京生まれ。宗教人類学者。東京大学卒。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学専攻)博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、M・エリアーデらのもとで研究を続ける。NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。著書に『男が女になる病気』『分裂病者のダンスパーティ』『オデッサの誘惑』『聖地の想像力』『「頭がよい」って何だろう』『性愛奥義』他。
一九四七年東京生まれ。宗教人類学者。東京大学卒。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学専攻)博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、M・エリアーデらのもとで研究を続ける。NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。著書に『男が女になる病気』『分裂病者のダンスパーティ』『オデッサの誘惑』『聖地の想像力』『「頭がよい」って何だろう』『性愛奥義』他。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2007/10/17)
- 発売日 : 2007/10/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 408720412X
- ISBN-13 : 978-4087204124
- Amazon 売れ筋ランキング: - 168,298位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 172位自然哲学・宇宙論・時間論
- - 219位日本の思想(一般)関連書籍
- - 348位集英社新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2020年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
哲学や数学などの観点から、偶然や確率について学ぶことが出来、生き方や考え方にも好影響を与えてくれる良書でした。
アマゾンジャパンからの新品の発送でしたが、本の匂いがキツく、1度読んで捨てる他ありませんでした。今後は書店で本を買おうと思います。
アマゾンジャパンからの新品の発送でしたが、本の匂いがキツく、1度読んで捨てる他ありませんでした。今後は書店で本を買おうと思います。
2012年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
未来が見えないときは自分で選択しない。
相手に選択させて自分はそれを見てから判断するのが失敗しないコツと著者は語る。
世の中にはどうにもならないことがある。
しかし著者は自分の身に起こったことはすべて必然と考える。
確率の問題として個々の現象はランダムに起こっても全体で見るといくつかの法則が読み取れる場合がある。
悪いことは連鎖する。思いは全部どこかでつながっている。手近なところから片付け最後に始末したい。
いい流れには黙って従おう。さらに物事を勝ち負けで判断した場合は勝ったらどう振舞うか、
どうしたらこの負けがかちになるだろうかと考えないと偶然や運をつかみとることはできない。
偶然の力を生かすとしたら「すべてはなるようになる」という柔軟な姿勢は不可欠であろうと著者はまとめる。
本書はユニークな引用例で運や偶然の仕組みを身の丈で考えることができる良書です。
相手に選択させて自分はそれを見てから判断するのが失敗しないコツと著者は語る。
世の中にはどうにもならないことがある。
しかし著者は自分の身に起こったことはすべて必然と考える。
確率の問題として個々の現象はランダムに起こっても全体で見るといくつかの法則が読み取れる場合がある。
悪いことは連鎖する。思いは全部どこかでつながっている。手近なところから片付け最後に始末したい。
いい流れには黙って従おう。さらに物事を勝ち負けで判断した場合は勝ったらどう振舞うか、
どうしたらこの負けがかちになるだろうかと考えないと偶然や運をつかみとることはできない。
偶然の力を生かすとしたら「すべてはなるようになる」という柔軟な姿勢は不可欠であろうと著者はまとめる。
本書はユニークな引用例で運や偶然の仕組みを身の丈で考えることができる良書です。
2023年10月14日に日本でレビュー済み
キャリアに迷った時、辛いことが続く時、悩んで動けない時はこの本を読んでください。きっと何かヒントが見つかります。
私自身、何度も読み返してるし、何人の友人に薦めたか分からない…この本を読んでから、迷って動けない時は、自分がとりあえず出来ることを一つずつ片付けていくことで、前に進むという生き方を身に付けることができました。
あ、悩んでいない時でも興味深く読めます。宗教学の先生の本ですが、語り口はライトで、取っ付きにくさゼロです。
私自身、何度も読み返してるし、何人の友人に薦めたか分からない…この本を読んでから、迷って動けない時は、自分がとりあえず出来ることを一つずつ片付けていくことで、前に進むという生き方を身に付けることができました。
あ、悩んでいない時でも興味深く読めます。宗教学の先生の本ですが、語り口はライトで、取っ付きにくさゼロです。
2019年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名著だと思います。そこらの哲学本や心理学の本を大きく超える真理が根底に流れている。わたしは小学校の時から麻雀を始め、博打にはなにか真理が隠されていると信じ続けてきたが、その答えを目の前にいくつかさらけ出された感がある。手元に常に置いて、何度も読むべき書であると思われる。
2009年9月8日に日本でレビュー済み
宗教人類学者という肩書きをもつ著者が、「偶然」と「必然」を
キーワードに、判断に迷うような状況に置かれたときにどのように
対処すべきかアドバイスをする。ジャンルは啓発書。
いくつかの選択肢で迷い、そのどちらかを選択したとする。しかし、
そのどちらのほうが結果的に良かったのかなどは確認できない。
もしかしたら、どんぐりの背比べで、どちらを選んだとしても悪い結果
になっていたかもしれない。けれど、どちらかを選んでしまったせいで、
「あちらを選んでいたらこんなことには…」なんて考えてしまう。
時間が巻き戻せたらいいのだが、そんなことはできないので、やっぱり
どのような事態に陥ってもそれを受け入れることが必要になるはずだ。
特に、泣きっ面にハチのような悪いことばかりが起きるようなときも
生きていたらあるわけで、自分の身に降りかかる事態をうまく消化する
発想方法というのは重要だろう。本書は、その発想方法をアドバイスし
てくれる。
最近は悪いことばかりしか起こらないという人、自分は運の悪い人間だ
と感じている人、あの時ああしていれば良かったと後悔している人には
向いている本だと思う。自分を導いてくれる何か言葉が欲しい人には
うってつけだろう。ただし、そうでない人にとっては少々退屈に感じる
だろう。
内容は、いろんな書物を引用しているが、とても平易に書かれており、
読みやすい。また、著者の文章は非常に優しい雰囲気がある。
注意が必要なのは、これは啓発書であり、著者の宗教人類学者という
肩書きに惹かれて本書を選ぶと失敗する。「偶然の仕組みを理解する」
という言葉から、学術的な雰囲気はするがまったくの別物である。
キーワードに、判断に迷うような状況に置かれたときにどのように
対処すべきかアドバイスをする。ジャンルは啓発書。
いくつかの選択肢で迷い、そのどちらかを選択したとする。しかし、
そのどちらのほうが結果的に良かったのかなどは確認できない。
もしかしたら、どんぐりの背比べで、どちらを選んだとしても悪い結果
になっていたかもしれない。けれど、どちらかを選んでしまったせいで、
「あちらを選んでいたらこんなことには…」なんて考えてしまう。
時間が巻き戻せたらいいのだが、そんなことはできないので、やっぱり
どのような事態に陥ってもそれを受け入れることが必要になるはずだ。
特に、泣きっ面にハチのような悪いことばかりが起きるようなときも
生きていたらあるわけで、自分の身に降りかかる事態をうまく消化する
発想方法というのは重要だろう。本書は、その発想方法をアドバイスし
てくれる。
最近は悪いことばかりしか起こらないという人、自分は運の悪い人間だ
と感じている人、あの時ああしていれば良かったと後悔している人には
向いている本だと思う。自分を導いてくれる何か言葉が欲しい人には
うってつけだろう。ただし、そうでない人にとっては少々退屈に感じる
だろう。
内容は、いろんな書物を引用しているが、とても平易に書かれており、
読みやすい。また、著者の文章は非常に優しい雰囲気がある。
注意が必要なのは、これは啓発書であり、著者の宗教人類学者という
肩書きに惹かれて本書を選ぶと失敗する。「偶然の仕組みを理解する」
という言葉から、学術的な雰囲気はするがまったくの別物である。
2018年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生には、不思議なめぐりあわせがある。「偶然」。それが人生を左右するが、時には世界史をも変える偶然がある。いかに運を味方につけるか。また不幸をやり過ごすか。