なにも出来ないくせに
「こんなのつまんねー」と言って
ポイと仕事を辞めてしまう人間揃いの国・・・
・・・日本?・・・
「働く」が成立しなくなってしまった
人間達は、どうやって収入を得て
「先進国」的な生活を続けていくつもりなのか?
橋本氏は、こわいから考えません、とのこと。
・・・・
こわいけど、いつか直面することになる
(あるいはもうしている)問題。
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日本の行く道 (集英社新書 423C) 新書 – 2007/12/14
橋本 治
(著)
今の日本に漠然としてある「気の重さ」を晴らす作家の確かな企み!
『日本の行く道』というタイトルを見ると、人は「これからの日本の行く道を教えてくれる教科書のようなものだ」と考えるでしょう。そして人は「教科書のような顔をした本」を求めます。なぜなら「教科書ならよっかかれる。だから安心だ」と思うからです。しかしこの安心は、生きるための選択肢を狭めることですーこうした意識のもとで、作家・橋本治が「教育」「家」「政治」「経済」のことどもに、独自の「一発かませる」を展開する本です。
[著者情報]
橋本 治(はしもと おさむ)
一九四八年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。七七年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作受賞。以後、小説、評論、戯曲、エッセイで幅広い創作活動を続ける。主な著作に『窯変源氏物語』『ひらがな日本美術史』『双調平家物語』等。『宗教なんかこわくない!』で第九回新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で第一回小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で第十八回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。
『日本の行く道』というタイトルを見ると、人は「これからの日本の行く道を教えてくれる教科書のようなものだ」と考えるでしょう。そして人は「教科書のような顔をした本」を求めます。なぜなら「教科書ならよっかかれる。だから安心だ」と思うからです。しかしこの安心は、生きるための選択肢を狭めることですーこうした意識のもとで、作家・橋本治が「教育」「家」「政治」「経済」のことどもに、独自の「一発かませる」を展開する本です。
[著者情報]
橋本 治(はしもと おさむ)
一九四八年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。七七年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作受賞。以後、小説、評論、戯曲、エッセイで幅広い創作活動を続ける。主な著作に『窯変源氏物語』『ひらがな日本美術史』『双調平家物語』等。『宗教なんかこわくない!』で第九回新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で第一回小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で第十八回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2007/12/14
- ISBN-104087204235
- ISBN-13978-4087204230
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商品の説明
著者について
一九四八年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。七七年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作受賞。以後、小説、評論、戯曲、エッセイで幅広い創作活動を続ける。主な著作に『窯変源氏物語』『ひらがな日本美術史』『双調平家物語』等。『宗教なんかこわくない!』で第九回新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で第一回小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で第十八回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2007/12/14)
- 発売日 : 2007/12/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 272ページ
- ISBN-10 : 4087204235
- ISBN-13 : 978-4087204230
- Amazon 売れ筋ランキング: - 888,871位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1948年東京生まれ。東京大学在学中に駒場祭のポスターで話題を集めるが、イラストレーターから小説家に転身。小説・評論・戯曲・古典の現代語訳・エッ セイ・芝居の演出など、ジャンルにとらわれず精力的に活動。『双調平家物語』で第62回毎日出版文化賞を受けるなど受賞歴多数。小林秀雄賞選考委員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 桃尻娘 (ISBN-13: 978-4591117552 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すべてを詳細かつ具体的にかかないと先に進めない人なので、新書一冊では
全然枚数がたらへんのではないでしょうか?
でも、具体的に丁寧に今の日本人はどないなってこうなったか、の部分は
ちゃんとかいてあります。この先どうするの?どうなるの?といった話を
もっとしてほしいとおもいます。
参考ですが、広瀬隆の”持丸長者”と歴史観があっているとおもいました。
そうっすよねえ、明治維新以来、日本って江戸時代までに確立した思考方法
や技術があったので、西欧諸国の技術をとりいれるのが簡単にできたわけで
明治政府が優秀だったからなんてウソですね。
そこからずるずると過去の財産を食いつぶしながらきたようなもんなので
これからどうしましょ?という本です。
続編がまちどおしいですねえ。
全然枚数がたらへんのではないでしょうか?
でも、具体的に丁寧に今の日本人はどないなってこうなったか、の部分は
ちゃんとかいてあります。この先どうするの?どうなるの?といった話を
もっとしてほしいとおもいます。
参考ですが、広瀬隆の”持丸長者”と歴史観があっているとおもいました。
そうっすよねえ、明治維新以来、日本って江戸時代までに確立した思考方法
や技術があったので、西欧諸国の技術をとりいれるのが簡単にできたわけで
明治政府が優秀だったからなんてウソですね。
そこからずるずると過去の財産を食いつぶしながらきたようなもんなので
これからどうしましょ?という本です。
続編がまちどおしいですねえ。
2008年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
できるだけ多くの日本人に読んでもらいたい。競争での「勝ち」、経営での「利益」、生活での「便利」をこの40年余りで追求し過ぎたためのツケが、国内農業の崩壊や地域格差などの形で回ってきている。そのツケを払うためにどうすればいいかを、大胆ではあるが実現可能な案を著者は提示してくれている。柳田邦男氏の「壊れる日本人」と併せて読んでもらいたい。
2008年2月11日に日本でレビュー済み
著者自身が「ややこしくてめんどうくさい本」だというだけあって、分かりやすいというわけではありません。
しかし、読んで行くうちに、妙な説得力を感じてしまいます。
難いけれども、噛むうちに味わいが出てくる、するめのような本だと思います。
また、次も読んでみようかなという気になります。
「日本の行く道」を簡単に言えば、1960年代に戻せばいいのでしょう。
また、別の言葉で言えば、「産業革命の前」のような、「物作り」の日本に帰ればいいようです。
過去にさかのぼって考えれば、教育も、政治も、経済も、家族も、みんな解決の道筋が見えてきそうです。
「豊かさ」を求めて、めんどうくさいことをやめてしまったのが、今の日本のようです。
これからの日本の可能性のためには、めんどうくさいながらも、考えていかなければなりません。
その考える道筋を示しているような本だと思いました。
しかし、読んで行くうちに、妙な説得力を感じてしまいます。
難いけれども、噛むうちに味わいが出てくる、するめのような本だと思います。
また、次も読んでみようかなという気になります。
「日本の行く道」を簡単に言えば、1960年代に戻せばいいのでしょう。
また、別の言葉で言えば、「産業革命の前」のような、「物作り」の日本に帰ればいいようです。
過去にさかのぼって考えれば、教育も、政治も、経済も、家族も、みんな解決の道筋が見えてきそうです。
「豊かさ」を求めて、めんどうくさいことをやめてしまったのが、今の日本のようです。
これからの日本の可能性のためには、めんどうくさいながらも、考えていかなければなりません。
その考える道筋を示しているような本だと思いました。
2012年5月31日に日本でレビュー済み
さすが!
やっぱなぁ、治先生ならそう来ますよね(^-^)
私は賛成です。
でも、いやがおうでも、そうならざるを得ないんじゃないでしょうか。だって、天災増えてるし(;^_^A
正直、今一番危ない建物がスカイツリーだと思う。サグラダファミリアの方が安全な気がする。
鉄筋コンクリート神話もそろそろ終わりじゃないですかね?
建物崩壊してますもん、この頃。
まあ、間違った方向に進めば天災が起こるのが昔からの常なんで、仕方ないんじゃないですかね。
生き残る運命だったらキツいから、今から鍛えておかなくては(;^_^A
働き盛りだからなぁ。
遺伝子的にも強力そうだしなぁ…
頑張ります\(^O^)/
やっぱなぁ、治先生ならそう来ますよね(^-^)
私は賛成です。
でも、いやがおうでも、そうならざるを得ないんじゃないでしょうか。だって、天災増えてるし(;^_^A
正直、今一番危ない建物がスカイツリーだと思う。サグラダファミリアの方が安全な気がする。
鉄筋コンクリート神話もそろそろ終わりじゃないですかね?
建物崩壊してますもん、この頃。
まあ、間違った方向に進めば天災が起こるのが昔からの常なんで、仕方ないんじゃないですかね。
生き残る運命だったらキツいから、今から鍛えておかなくては(;^_^A
働き盛りだからなぁ。
遺伝子的にも強力そうだしなぁ…
頑張ります\(^O^)/
2008年3月31日に日本でレビュー済み
「今の日本社会は何がおかしいのか?」という大きなテーマ
に答えた本です。
本書はいじめの問題の考察に始まり、その原因を豊かになり
過ぎて勉強の意義を見い出せない子どもに勉強を強いること
によるストレスだとしています。
さらに、日本は60年代前半の繁栄で歩みを止めるべきだった、
工場制手工業を確立した日本にそもそも産業革命はいらなかった、
と論は展開していきます。
自らの消費量を超えた余剰生産物を他国に無理やり買わせるぐらい
なら、国自体がダウンサイジングすべき、という主張は非常に納得
がいくものでした。
現実的には、営利追求を至上命題としている個々の企業には、本書の
主張は受け入れられないでしょう。個人的にも今の豊かな生活を手放す
のはイヤだなーと正直思いますし、地球が温暖化したからどうした?
という考え方もありだと思います。
ただ、少し立ち止まって考えるきっかけを得るにはとても良い本でした。
に答えた本です。
本書はいじめの問題の考察に始まり、その原因を豊かになり
過ぎて勉強の意義を見い出せない子どもに勉強を強いること
によるストレスだとしています。
さらに、日本は60年代前半の繁栄で歩みを止めるべきだった、
工場制手工業を確立した日本にそもそも産業革命はいらなかった、
と論は展開していきます。
自らの消費量を超えた余剰生産物を他国に無理やり買わせるぐらい
なら、国自体がダウンサイジングすべき、という主張は非常に納得
がいくものでした。
現実的には、営利追求を至上命題としている個々の企業には、本書の
主張は受け入れられないでしょう。個人的にも今の豊かな生活を手放す
のはイヤだなーと正直思いますし、地球が温暖化したからどうした?
という考え方もありだと思います。
ただ、少し立ち止まって考えるきっかけを得るにはとても良い本でした。
2018年6月2日に日本でレビュー済み
別の本で書いているところによると、考えをまとめてから原稿を書くのではなくて、原稿を書きながら考えるとのことで、この本もそのようにしてできたのかと思いますが、思考過程をすべて書き出しているのではと思われる文章となっています。内容はそれなりに重要なことなんですが、読んでいるとまどろっこしいというか、それでどうしたと、とても面倒な感じがして、途中で読むに飽きてきました。
2012年5月27日に日本でレビュー済み
以前広告批評でコラムを書いた作者の本ということで気になって読んでみた。、
序盤、この本の意義として、どこかおかしくなった日本の原因、時期を探るという導入部分は興味深かった。
しかし、途中からは読むのが苦痛になった。話が冗長で、奇天烈すぎる(ついていけない)
いちいち、「私の話に脈絡が無いのは十分承知」だとかいいながら、
その注記を何遍も繰りかえして書くことに何の意味があるのだろうか。
内容も難しい言葉遊びをしているとしか思えない部分もあり、とにかくカギカッコの多い本。
こんな、「ああでもない、こうでもない」文体通りの世界が「日本の行く道」ではないことを祈る。
序盤、この本の意義として、どこかおかしくなった日本の原因、時期を探るという導入部分は興味深かった。
しかし、途中からは読むのが苦痛になった。話が冗長で、奇天烈すぎる(ついていけない)
いちいち、「私の話に脈絡が無いのは十分承知」だとかいいながら、
その注記を何遍も繰りかえして書くことに何の意味があるのだろうか。
内容も難しい言葉遊びをしているとしか思えない部分もあり、とにかくカギカッコの多い本。
こんな、「ああでもない、こうでもない」文体通りの世界が「日本の行く道」ではないことを祈る。