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「世逃げ」のすすめ (集英社新書 435C) 新書 – 2008/3/14
ひろ さちや
(著)
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世間の物差しを捨てて、すたこらさっさと逃げましょう
世間はおかしな物差しで人の価値を計ります。「狂った」世間の物差しを捨てよ、と命じても、世間は世間の物差しを捨てられない。だとしたら私たちは世間から逃げ出すほかはありません。それではどこに行けばいいのでしょう。理想の桃源郷なんてありません。どこに逃げてもいやな所ばかりです。だから「世逃げ」には、少々のテクニックが必要なのです。その行き先は? 方法は? 今を生きるヒントを説く!
[著者情報]
ひろ さちや
一九三六年大阪府生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒、同大学院博士課程を修了。気象大学校で二〇年間教壇に立つ。仏教を中心に宗教をわかりやすく説く。著作は『「狂い」のすすめ』(集英社新書)、『お念仏とは何か』(新潮選書)、『はじめてのお釈迦さまのお話』(PHP研究所)、『はじめての仏教ーその成立と発展』(中公文庫)、『ゆうゆう人生論』(集英社文庫)など五〇〇冊以上になる。
世間はおかしな物差しで人の価値を計ります。「狂った」世間の物差しを捨てよ、と命じても、世間は世間の物差しを捨てられない。だとしたら私たちは世間から逃げ出すほかはありません。それではどこに行けばいいのでしょう。理想の桃源郷なんてありません。どこに逃げてもいやな所ばかりです。だから「世逃げ」には、少々のテクニックが必要なのです。その行き先は? 方法は? 今を生きるヒントを説く!
[著者情報]
ひろ さちや
一九三六年大阪府生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒、同大学院博士課程を修了。気象大学校で二〇年間教壇に立つ。仏教を中心に宗教をわかりやすく説く。著作は『「狂い」のすすめ』(集英社新書)、『お念仏とは何か』(新潮選書)、『はじめてのお釈迦さまのお話』(PHP研究所)、『はじめての仏教ーその成立と発展』(中公文庫)、『ゆうゆう人生論』(集英社文庫)など五〇〇冊以上になる。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/3/14
- ISBN-104087204359
- ISBN-13978-4087204353
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商品の説明
著者について
ひろ さちや
一九三六年大阪府生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒、同大学院博士課程を修了。気象大学校で二〇年間教壇に立つ。仏教を中心に宗教をわかりやすく説く。著作は『「狂い」のすすめ』(集英社新書)、『お念仏とは何か』(新潮選書)、『はじめてのお釈迦さまのお話』(PHP研究所)、『はじめての仏教―その成立と発展』(中公文庫)、『ゆうゆう人生論』(集英社文庫)など五〇〇冊以上になる。
一九三六年大阪府生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒、同大学院博士課程を修了。気象大学校で二〇年間教壇に立つ。仏教を中心に宗教をわかりやすく説く。著作は『「狂い」のすすめ』(集英社新書)、『お念仏とは何か』(新潮選書)、『はじめてのお釈迦さまのお話』(PHP研究所)、『はじめての仏教―その成立と発展』(中公文庫)、『ゆうゆう人生論』(集英社文庫)など五〇〇冊以上になる。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/3/14)
- 発売日 : 2008/3/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4087204359
- ISBN-13 : 978-4087204353
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,230位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行動に関する世からの逃げではなく、世間の価値観を個人がどのように捉えていくのか、著者が読書に問いている様にもみえてきます。一体、人との関わりにおいて、個人を苦しめてしまうものは、どこにあるのでしょうか。
2018年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「狂いのすすめ」同様、仏教思想的なトラワレナイ生き方の勧めという感じ。行き詰った時の息抜きに役に立つ。
2013年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
彼のは結構似たような、というか同じ話がいたる所に出てきます。彼のものは一冊持っていればいいでしょう。
彼の思想は道教に近いです。無為自然と云えばいいでしょうか。僕もそんな感じです。
楽!!!
彼の思想は道教に近いです。無為自然と云えばいいでしょうか。僕もそんな感じです。
楽!!!
2014年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「夜逃げ」ではなく「世逃げ」です。つまり「世間」のしがらみから距離をおいておけ、ということです。
ひろさちやさんの「狂いのすすめ」につづく連作ですが、基本的には同じ示唆をいろいろな話を交えて説いてくれています。特にこの本で繰り返し言われているのは、世間のものさしで測ろうとしてはいけない、仏のものさしで測りなさい、ということです。
ひろさちやさんの教えとは逆行して、世の中はどんどん人間の価値を定義して、それを測り、評価し、評価の低い人間はあからさまに会社にとって不要の人材とし、辞めることを勧めるという外資系のやりかたを日本の会社もベストプラクティスとしてどんどん活用してきています。
ひろさちやさんの言うのは、人間がつくったものさしなど全く当てにならないということです。私も全くの同感です。会社のものさしなど、その時の会社の状況や上司の好き嫌いでゴムのように伸び縮みするもので、あとから測ったかのように形式的にしているだけです。
世の中で成功しようとするのは欲であり、宝石を多く持つ人ほど新しい宝石を欲しがるという例のように「少欲知足」が肝要。クルイロフ寓話の例で、荷車一台ぶんの胡桃を約束された栗鼠がお腹をすかせながらも、がむしゃらに働き、数年後ようやく胡桃をもらえるようになったら、すでに年取った栗鼠は歯を失っていた、という話は教示的です。
必死に会社のために働いて家族をないがしろにしたせいで、退職金を慰謝料にとられ妻に離婚されてしまうという話は多いようですね。
ただ全ての日本人が世逃げをしてしまうと日本はどうなるのか?と思ってしまいます。私が考えたのは、明らかに世の中のためになるという仕事はがむしゃらに働く価値があると思います。でも会社の仕事って99%は世の中のためになるのかどうかわからないような仕事ばかりではないですか?そういう仕事は適当にしておけばいいのですよ、ということだと思います。
ひろさちやさんの「狂いのすすめ」につづく連作ですが、基本的には同じ示唆をいろいろな話を交えて説いてくれています。特にこの本で繰り返し言われているのは、世間のものさしで測ろうとしてはいけない、仏のものさしで測りなさい、ということです。
ひろさちやさんの教えとは逆行して、世の中はどんどん人間の価値を定義して、それを測り、評価し、評価の低い人間はあからさまに会社にとって不要の人材とし、辞めることを勧めるという外資系のやりかたを日本の会社もベストプラクティスとしてどんどん活用してきています。
ひろさちやさんの言うのは、人間がつくったものさしなど全く当てにならないということです。私も全くの同感です。会社のものさしなど、その時の会社の状況や上司の好き嫌いでゴムのように伸び縮みするもので、あとから測ったかのように形式的にしているだけです。
世の中で成功しようとするのは欲であり、宝石を多く持つ人ほど新しい宝石を欲しがるという例のように「少欲知足」が肝要。クルイロフ寓話の例で、荷車一台ぶんの胡桃を約束された栗鼠がお腹をすかせながらも、がむしゃらに働き、数年後ようやく胡桃をもらえるようになったら、すでに年取った栗鼠は歯を失っていた、という話は教示的です。
必死に会社のために働いて家族をないがしろにしたせいで、退職金を慰謝料にとられ妻に離婚されてしまうという話は多いようですね。
ただ全ての日本人が世逃げをしてしまうと日本はどうなるのか?と思ってしまいます。私が考えたのは、明らかに世の中のためになるという仕事はがむしゃらに働く価値があると思います。でも会社の仕事って99%は世の中のためになるのかどうかわからないような仕事ばかりではないですか?そういう仕事は適当にしておけばいいのですよ、ということだと思います。
2008年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この著者の本は多く読んでいますが、昨今の単純な自己啓発本や無意味なポジティブシンキングと正反対の考えを教えてくれ、勇気付けられます。うつ的な症状でお困りの方は特にこのような本を読まれると違った視点で物事を見れるようになると思います。ポジティブシンキングで変われなかった人にも是非おすすめしたい内容です。
2010年8月11日に日本でレビュー済み
「狂いのすすめ」読んでからt読みましたのでとても理解し
やすいです。
一見、無責任なようで、ちゃんと、考えて発言しています。
当然といえば当然ですが、、。
どこへ読者を連れて行ってくれるのか、ハラハラします。
そこがまた魅力です。
とにかく、肩や、腰や、脚に、効きます。
精神論ではなく生き方を現実的に教えてくれます。感謝!
次の本がまた読みたくなります。
中毒に注意!!と申しておきます。
やすいです。
一見、無責任なようで、ちゃんと、考えて発言しています。
当然といえば当然ですが、、。
どこへ読者を連れて行ってくれるのか、ハラハラします。
そこがまた魅力です。
とにかく、肩や、腰や、脚に、効きます。
精神論ではなく生き方を現実的に教えてくれます。感謝!
次の本がまた読みたくなります。
中毒に注意!!と申しておきます。
2008年5月1日に日本でレビュー済み
「世に出る」こと「世から出る」ことに変わる日がくるのかも知れない。
実際、この国から逃げられる手段を確保した人が
勝ちなんじゃないかなと考えさせられる昨今の日本の様相。
結局は、世間の物差しを信じて、振り回されるより
己の中に別の物差しを持とうじゃないかと著者は言う。
でも、その物差しがまたしても
ミクロで下世話じゃだめなんだから
もっと鳥瞰図でとらえる頭
生きることに寛大になることを
「ほとけの物差し」って考えを中心に書かれている。
宗教嫌いの日本人を刺激しないよう
他宗教ならなんて物差しになるのかとか
無宗教な場合の物差しの呼び名も
ちゃーんと書かれているのである。
ま、つまりは自分の腹の中に
周囲に振り回させない目をもちなさいよって話。
とにかく読み易く、ところどころクスリと笑わせてくれる
一気に読みきれる軽妙さもいい。
実際、この国から逃げられる手段を確保した人が
勝ちなんじゃないかなと考えさせられる昨今の日本の様相。
結局は、世間の物差しを信じて、振り回されるより
己の中に別の物差しを持とうじゃないかと著者は言う。
でも、その物差しがまたしても
ミクロで下世話じゃだめなんだから
もっと鳥瞰図でとらえる頭
生きることに寛大になることを
「ほとけの物差し」って考えを中心に書かれている。
宗教嫌いの日本人を刺激しないよう
他宗教ならなんて物差しになるのかとか
無宗教な場合の物差しの呼び名も
ちゃーんと書かれているのである。
ま、つまりは自分の腹の中に
周囲に振り回させない目をもちなさいよって話。
とにかく読み易く、ところどころクスリと笑わせてくれる
一気に読みきれる軽妙さもいい。
2008年3月26日に日本でレビュー済み
ひろさちやさんは、日本の現代社会は狂っていると言っています。
そんな狂った世の中に対して、まともに向き合って生きていたら自分が狂ってしまう。
だから「世逃げ」をしなさい、とすすめています。
「世逃げ」とは「出世間」のテクニックです。
煩悩にまみれた俗世間を厭い離れるため、価値観の転換を図るための考え方が示されています。
そんな狂った世の中に対して、まともに向き合って生きていたら自分が狂ってしまう。
だから「世逃げ」をしなさい、とすすめています。
「世逃げ」とは「出世間」のテクニックです。
煩悩にまみれた俗世間を厭い離れるため、価値観の転換を図るための考え方が示されています。