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小説家という職業 (集英社新書) 新書 – 2010/6/17

4.4 5つ星のうち4.4 263個の評価

まず小説を書き、さらに、プロの小説家として持続するためには?
激しく揺れ動く出版業界。コンテンツ生産者は、どうすべきか。人気作家によるホンネの仕事論!
説家になるためにはどうすれば良いのか? 小説家としてデビューするだけでなく、作品を書き続けていくためには、何が必要なのだろうか? プロの作家になるための心得とは?
デビュー以来、人気作家として活躍している著者が、小説を書くということ、さらには創作をビジネスとして成立させることについて、自らの体験を踏まえつつ、わかりやすく論じる。

[著者情報]
森 博嗣(もり ひろし)
一九五七年生まれ。作家。工学博士。某国立大学工学部建築学科で研究をする傍ら、一九九六年に『すべてがFになる』で第一回メフィスト賞を受賞し、作家デビュー。以後、次々と作品を発表し、人気作家としての不動の地位を築く。「スカイ・クロラ」シリーズ、S&Mシリーズ、Gシリーズをはじめ、『自由をつくる 自在に生きる』『創るセンス 工作の思考』『臨機応答・変問自在』『臨機応答・変問自在2』『ゾラ・一撃・さようなら』『工作少年の日々』など、著書多数。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2010/6/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/6/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087205487
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087205480
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 1 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 263個の評価

著者について

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森 博嗣
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1957年愛知県生まれ。工学博士。

某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。

ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。

ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)

●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)

●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)

●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
263グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
開いて数ページに、ブログや本読む時間あったら、書け。的な文章があってそれから読んでません。書き方に正解やウケを求めてたらダメだな、としみじみ思った。ありがとうございます!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アルバイト感覚で小説を書き始めた。趣味のための金が欲しかったからだ。大学の職だけではどうしても趣味に十分な金を回せなかった。

早速本屋に行って、新人作家を募ってる出版者の一覧が載っている雑誌を見て、賞レースを開いている出版社を見つけ応募した。どこに応募すれば殆どわからなかったけど、メフィストというのが推理小説に理解がありそうだったからそこに送った。

後日メフィスト編集部から電話が来た。何と賞をとってしまったらしい。

その後も本を執筆し続け、あれよあれよという間にベストセラー作家になった。

↑これが著者だ。

他人の小説を読むと創造性や柔軟性が失っていくから、読むな!自分で考えて、オリジナリティをだぜ!そして、とにかく書け!

という、痛快なメッセージだ。

では、なぜ★を一つ減らしたのか。それは、小説を読んだことが無いといっても、アガサクリスティなどの推理ものは過去にそれなりに読んだことがあるみたいだし、そもそも著者は国立大学助教授であり、普段から文章の読み書きを膨大な量こなしていたから、そもそも素養は十分にあったわけだ。

なので、学歴が無い、知識もない、普段文章なんて一切かかない、妄想もしない、という人にとっては依然として執筆はハードルが高いといわざるを得ない。ということでマイナス一個。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おもしろい。森先生は難しいことを書かない。難しいことを考えて頭が縮こまっていくような感覚がなく、むしろ、思考が広がって読んでいる間にいろいろなアイデアが降ってくるような感じになります。
ノウハウを学んでそれを実行していこう、みたいな事が一切書かれていないし小説の書き方に対しても最終読者のやり方を縛らない、自由を与えてくれます。
押し付けがない感じ、そして、ビジネスとして書いているという割り切ったところも、読んでいて気持ちがいい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は、発行当時の時代背景と、森博嗣だからこそできた事をベースに書かれていますので、
死ぬほどコンテンツにあふれた現代では通用しない内容だと思います。
現代基本作家は使い捨てであり、作品一つ一つの価値が大幅に下落しています。
読もうと思えば無料の作品と過去の名作が一生かけても読みつくせないぐらい転がってますので、
わざわざ新刊で小説を買うということ自体が選択肢として弱い時代になっています。
今この本を読んで、自分はレッドオーシャンの中で生き抜いて見せるという気概を持つのは勝手ですが、
夢を見過ぎて現実に支障をきたすのも自己責任という形となります。
今小説で一山当てようなんてのは、もはや宝くじで一等を当てるぐらいの確立ではないでしょうか。
面白ければ売れる時代ではありません。
そもそも存在を認知されなければ面白いもへったくれも無いのです。
昔は出版社が新人賞を受賞した作家を宣伝して本を売るための努力をしてくれたが、
現代では出版社の存在感も薄れてきた。
芥川賞なんてものはもう形骸化しててブランド価値も無くなってきた。
既にブランド化された作家達を差し置いて自分の作品が読まれることに現実感を感じるなら
突き進めばいいでしょう。
しかし、現実的に自分の努力だけではどうしようもない世界なのです。
それでも文筆の道で生きていきたいと思ったら書くしかない。
消費者はもう小説ではなく、漫画やアニメを欲しています。
なので、小説をコミカライズやアニメ化の原作と捉えて書くイメージじゃないと
時代に取り残されるのではないかと思います。
その漫画や、アニメですら飽和してレッドオーシャンであるという現実。
その地獄の、茨の道を進むかどうか、よく考えた方が良いと感じました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何年かぶりで森先生の本読みました。やはり、森先生の書かれるものに接していると、独特な「愉しさ」に包まれます。いい時間でした!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんだか厳しい意見が多いので
「そんなにあけすけで酷い事を書いてるんだろうか…?」と
ちょっとドキドキしながら読んだものの、
モリログ・アカデミィでいつも語られていたような平穏な内容でした。

むしろ、「小説家として暮らしていきたい」
「売れる作品を書きたい」と思っている人には
昔から定番の「人生ケイケンを積むんだよ!」
「なるべく多くの本を読むんだよ!」
などよりも実践的で役に立つ事を率直に語っている
誠実な本ではないでしょうか。

「読者のウケを予想して、狙って書く」事は
さも嫌らしげで汚い事のように語られがちですが
本を読んでくれる人に出来るだけ楽しんでもらおう、
新しい切り口を見せよう、というのは本来良い姿勢なはず。

とは言っても「そんなのは”お芸術”ではないのだ、作家たるもの
無心で心の赴くままに書き、結果として名作が生まれれば良いのだ」
という考えの人は多いし、そういう雰囲気で小説界は出来ているので
本書を参考にして狙って、うまく書けたという場合でも

「ボクはファンの為に作品世界に嵌りこんで書いてます!」

とか言っておくのが無難なのでしょうね(笑)
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年7月5日に日本でレビュー済み
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一般的な小説の書き方の本ではありません。

また、「Save the cat の法則」やシド・フィールドの脚本術など、ストーリー創作の手引き本でもない。

職業として小説を作るとはどういうことか?
森さんがお金儲けの手段として、小説という商品をどのように生産してきたのか?
こんな内容です。

元々本好きでもなく、大学教授の副業として、小遣い稼ぎのために小説を書き始めた方なので、「いかにコンスタントに売れる商品(小説)を量産するか」に注力して、小説を書いてきたようです。

他の作品の分析やテーマなど、いわゆる小説のマニュアル本で説明している項目は、森さん曰く、まったく不要! そんな無駄なことに費やす時間があるなら、小説を書きなさいと断言。
森さんは、メフィスト新人賞に応募した処女作が、いきなりシリーズ物として出版された、驚くべき経歴ですが、小説作りの何の予備知識もなく、いきなり書き始めたとのこと。小説なんて、自由な表現が面白いんだから、ハウツー本の真似して型にはめる必要なんて全くない。これを実践してきたわけです。

さらに驚いたのは、処女作を初めから4つのシリーズで構想しており、エピソード1〜4にかけて、尻上がりに面白くなるように戦略を練っていたこと。まだ応募する前の素人の段階で、出版されたときの売れ方まで計算していたことに、非凡さを感じます。

シリーズなら、主人公や主要キャラは新しく考える必要がないのでコスパが良い。物づくりメーカーの発想です。

プロになってからも、ホームランではなく、いかにコンスタントにヒットを打つか?
このスタンスで続けてきて、(10年前の話ですが)毎年100万部近く出版されている
とのこと。

一作で100万部ならベストセラー作家といわれるけど、僕は森さんの小説は未読だし、ほとんど存じ上げなかった。
しかし、戦略どおりにシリーズ物のヒット作を量産し、固定ファンが続編を買ってくれるから、売上もある程度予測がつく。
すると出版者も、部数が読める森さんに発注する。ここまで考えています。

マーケティング本のレビューみたいですが、まさにそんな内容です。

斬新な切り口で面白かった‼️
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白かった。文章にも勢いがあり、職業人としての小説家が持つべき視点や態度を明確化している。この本は夢想家的作家志望者が現実との融合点を上手く見つける、あるいはビジネルライクに過ぎるライターが創造者としての意識を持つための一助になると思う。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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