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<ヴィジュアル版> ニッポン景観論 (集英社新書) 新書 – 2014/9/17

4.1 5つ星のうち4.1 118個の評価

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壊してはいけない”眺め”がある。
京都の名所旧跡周辺の路上にも、醜悪な電柱と電線が張り巡らされている--。
1960年代以降、日本国土は開発により「近代的」に変わり始めた。伝統的な景観がさまざまな形で壊されていく様子を、著者は”国際的な目線”で見続けてきた。
本書は、全国で撮影した「醜悪な建築」「邪魔な工業物」「過剰な看板」などの写真を並べながら、日本の景観が壊されてしまう構造を論じ、貴重な観光資源を破壊する国家的損失を指摘し、美しい景観を取り戻すにはどうすればいいのかを提言する、異色のヴィジュアル文明批評である。
第5回(平成26年度)不動産協会賞を受賞

[著者情報]
アレックス・カー(Alex Kerr)
東洋文化研究者。1952年、米国生まれ。イェール大学日本学部卒業後、慶応義塾大学国際センターで日本語研修。77年から京都府亀岡市に居を構え、書や古典演劇、古美術など日本文化の研究に励む。2000年代に京都の町家が壊されていることを懸念して、修復し宿泊施設として開業。2010年から景観と古民家再生のコンサルティングを地方に広げ、徳島県祖谷、長崎県小値賀町、奈良県十津川村などで、十数軒を改修して滞在型観光事業を営む。著書に『美しき日本の残像』(朝日文庫、94年新潮学芸賞)、『犬と鬼』(講談社)など。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2014/9/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/9/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087207536
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087207538
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 118個の評価

著者について

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アレックス・カー
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
風光明媚なイギリスの古都オックスフォードに3年住んだ後、初めて三年ぶりに故郷の土を踏んだ時のことが忘れられない。かつて留学した先輩から、「日本の空港に降り立ったときにすべての景色が灰色に見えて衝撃を覚えた」と聞いていたので、ひょっとしたら自分も同じように感じるのではないかという不安はあったが、それほどのこはないかもしれない、と思っていた。実際に関西国際空港に降り立った時、正に「灰色の国」が目の前にあった。近鉄経由で京都へ移動したが、その車窓から眺めた日本の都市部の景観は、色で言うなら「灰色」であり、その灰色は、無秩序性から由来しているというのが分かった。Googleの画像検索で「ランダムノイズ」と入力して頂ければ言わんとすることが分かって頂けると思う。無秩序な色と形の配置を遠くから眺めると全体的に灰色っぽく見えてくるのである。その後、日本を代表する観光都市、古都京都の通りを歩きながら、その街並みのカオスと灰色の圧倒的な迫力の中で呆然としていた。私は京都に10年以上住んでいたが、このようにはっきりと京都の都市景観に絶望したことはなかった。イギリスの景色に慣れた目で見て初めて明らかとなったのだ。イギリスへ戻った後もその後数ヶ月はこの衝撃の体験から回復できなかった。不謹慎な例と取られる方もおられるかもしれないが、ちょうど震災と津波によって国土と人命が失われたときに感じた喪失感と、このとき数年ぶりに頭の中にあったわが祖国を実際に見て失望した時の喪失感は、主観的な体験としてはかなり似ていた。

一年後に京都へ再び移り住むことになり、もう一年経ったが、私の目に映る京都の街並みは、イギリスへ行く前に見えていた景色とは全く異なる。しばらく日本へ住めばまた目が慣れるさ、と言ってくれた人も居たが、私の場合は全くそうはならなかった。最初の時ほどの衝撃を毎日覚えるわけではないが、灰色と無秩序と空を遮る電線は、いつもはっきりと見える。私にとって不思議であるのは、私の周囲の人たち(日本人)が一向に意に介さないように見えることである。しかし、留学以前の自分もそうであったという記憶はあるので、彼らには同じ物が見えていないのだ、ということは理解できる。しかし、これは大変孤独である。私が毎日毎日通勤途中に見えているものが彼らには「見えていない」わけだから。実のところ、この都市景観に対する失望感は、日本へ帰ってからの生活の中でかなりの重みを持っており、いかに灰色の街を見ても感情を害さずに居続けるかというのがここ最近の課題となっている。一種の瞑想であるが、意識を極度に現在に集中すると、どうやら大丈夫らしということに気づいている。

さて、私は毎日日本の景観について残念に思っており、人に会う毎にこの話をするが如何せん彼らの多くには「灰色の街」も「空を遮る電線」も見えていないので、あまり話は咬み合わない。書物においても、そもそもこのテーマの出版物が非常に少ない。そりゃそうだ、だって多くの人にとってこの問題は存在していないのだから。

本書が、日本の知識人の手によるものではなく、日本文化へ深い理解を持つ(本書の終わり近くに出てくる彼の書の出来栄えを見れば、ほとんどの日本人の到底及ばぬ境地に達していることが分かる)アメリカ人の手によることも、そうした意味では当然なのかもしれない。日本人の目には見えない問題だから、外国人の目から語られる必要があったのだろう。ユーモアと皮肉に満ちた写真の数々で日本の景観の問題点を次々に暴いていくが、どなたにとっても「言われてみれば...」という内容のはずである。いずれも実在しているので。ただこの問題を日本人の集合意識が認めていないだけである。ただ批判するだけだと不快感が残るが、本書の魅力は最終章で著者のアレックス・カーが日本の景観を回復させるべく奮闘している実際の活動内容が紹介されることである。そうか、このような活動を続けていけばもしかして、と希望を与える良書である。

本書を読んでもらいたい方々:
1. 首相、特に『美しい国、日本』というキャンペーンを張るような首相
2. 官公庁のトップ官僚、特に林野庁、観光庁など
3. 著名建築家、本書で槍玉に挙げられている黒川紀章氏は既に故人であるが、京都駅を設計した原広司氏には特に読んで頂きたい。東京オリンピックの会場についても明治神宮の森にザハ・ハディド氏の奇抜なデザインのオリンピックスタジアムを作ることが決まったそうだが、また同じ過ちを繰り返しているのでは?ハフィントン・ポストの記事「新国立競技場は建てちゃダメです」も参照されたい。
4. マスメディア関係者。上記のような人たちは実際に建築物を作ったり管理したりする側であるが、それを報道する側の意識の問題がもっと大きいかもしれない。公共の電波を使って映像を発信している人たちが、そもそも日本の景観の問題に気づいていない可能性は高い。すると、そのような意識で制作された番組を見る人も暗黙の内に製作者側の意識に影響される。つまり景観の問題は存在しないという意識を受信してしまうことにつながる。
5. 上記のような人たちも皆昔は学生であったはずで、学生の時分に気づかなかったことはその後も気がつかない可能性が高い。中学・高校の先生にも本書を読んで頂き、日本の景観の抱える問題をまず広く、未来を担う学生諸君と共に議論して頂きたい。
6. 建築家や行政だけでなく、結局は一般市民が日本の景観の崩壊を推進してきたと言える。広く一般市民がこの問題意識を共有することが事態改善の第一歩であると考える。

「私が破壊を推進しました!」という個人はほとんどいないだろうが、戦後70年もの間、この崩壊を容認し続けてきたのは市民である。本書でも述べられている通り、ヨーロッパで景観破壊を食い止めてきたのは建築家や行政というより一般市民の意識である。同じように戦争によって市街が破壊されたドイツは、戦前の建物を再建し、街の外観の復旧に務めた。どうして、日本人はその道を選ばなかったのか。第二次世界大戦の敗戦は、日本人の心、つまり集合意識に強烈な「自己否定」の観念を埋め込んだのだろう。敗戦を暗黙のうちに否認して終戦とよびつつ、戦前から続いていた古い日本文化の、最も身近な、形を持った遺産である建築や景観を「破壊」し、過去から訣別したい、そのような意識が強く働いていたと考えられる。

内田樹氏の『街場の戦争論』の冒頭がちょうど、琵琶湖の西岸、湖西地方を移動中に、あるところを境に建物が急に変わるのに気づいた、というエピソードから始まる。先日、内田氏に実際に会って話す機会があったので、この書き出しに非常に共感した旨を伝え、「なぜ日本人はこれほど景観を破壊したのでしょう」と問うたところ、「それだけ過去と決別したかったのでしょうね」と内田氏は答えた。その時の表情と口調は、日本人の心の痛みを体感しているかのようであった。このやり取りもあって上記のような見方が私の中では決定的となった。

実は日本の景観の問題は、景観だけには留まらないと私は考えている。出版やウェブ、さらにテレビ番組など、多岐にわたる分野で、日本人は無秩序のデザイン(これをデザインと呼ぶならば)を発達させてきた。これらの点についても包括的に扱うような本があればよいのだが私は知らない。知り合ったスウェーデン人の科学者の言葉を紹介しよう。彼は「日本人の科学者の発表なら、発表者を見なくても日本人だと分かる」と言うのである。興味を唆られた私がその訳を聞くと「日本人の科学者が作るパワーポイントのスライドは無秩序なデザインでそれとすぐに分かる。実はそれは東京の街の無秩序さと同じなのだ。」私がかねたから感じていたとおりの答だった。

都市景観の崩壊は、それが毎日人々が見るものであるゆえに、日本人の美意識の基準の低下をもたらしており、この影響がが至るところに顔を出している。となれば、これを立て直すのも、付刃的に個々の問題に当たるのではなく、まずは日本の景観を改善・回復させることが最も有効なのではないか、と私は考える。そしてその根底に求められているのは、自国の伝統文化の肯定、そして敗戦の受容であろう。

2015/12/26 追記
日経ビジネスオンラインのサイトではジャーナリストの清野由美さんがアレックス・カー氏へインタビューする「これでいいの?日本の景観」が連載されています。対談形式でより深く氏の考えを知ることができるでしょう。

このサイトでは読者のコメントも多数寄せられていますが、少なからず「このような反応は氏が欧米人だからであり日本を理解していない」といった論調の読者がおり、誠に残念です。こういう人たちは文化がどうのこうの言う以前に電柱が見えていません(私もかつてそうだったので分かります)。こういう人たちが街なかに電柱を残し続けていくのでしょう。

さらにいえばこのようにやや高飛車に、お前のような外国人に日本の何が分かるものか、と言う人はどれだけ日本の伝統文化を理解しているのでしょう。どれだけ仮名文字や草書が読めるでしょうか?筆で美しい字が書けるのでしょうか?生花の良し悪しが分かるのでしょうか?能の舞に侘び寂びを感じるのでしょうか?どれだけしばしば神社や禅寺の庭園へ出かけて伝統的な美を味わっているでしょうか?

ちなみに本書の締めくくりにはアレックス・カー氏が揮毫した「明珠在掌」の写真が出ていますが、私などはこれひとつで氏の日本文化の理解の深さを思い知り、自分を恥ずかしく思いました。私はとても書けない字ですし多くの日本人にとってもそうでしょう。氏のインタビューによると、本書の出版後政府関係者からの問い合わせが増えたということですので、日本政府の中にも心ある人はどうやらおられるようです。それでも(いかにも日本ではありがちな)お役所指導というよりは、民衆が目覚めることで景観革命が起こることが本筋でしょう。電柱が見える人を増やすことが急務なのだと思います。
53人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年1月30日に日本でレビュー済み
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日本の伝統的景観の保存については、後世の為にも積極的に取り組んでいくべきだし、学術的研究などから真摯な姿勢でなされていないと言うのも大いに賛成。

しかし、著者の思いが強すぎて、多くの人が述べているように、皮肉が過ぎるし、本質にこだわりすぎだと感じた。

日本文化や日本社会の現状を語るのと同時に、著者は日本人の伝統的価値観や精神論も学び、理解する必要があろう。

日本の場合、海外のような市街地と旧市街地に分けると言うよりは、現代の建築物と歴史的建造物をあえて「共存」させる事に意味があると言えるのではないか。

私個人は、そこに海外のセオリーとは違う、日本の独自性を感じる様に思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本著は出版まで5年。
写真を多用し、いかに景観という資源を無駄にしているかを訴えている。

看板を控えめに掲げるだけで、景観にグッと品の良さを感じられるようになる。
そして海外の例、特にパリの新旧のコントラストには心奪われる。

著者は指摘する
「人工的・斬新・新しいものほど尊い」という幻想。
対局する「自然・古いもの」ものへの敬意の欠如。

黒船来訪からのショックが今なお日本人には残っていると指摘。

国立競技場、周囲の景観と日本の歴史を尊重する形に落ち着きました。
今後、さらに景観に対して高い意識を持つべきですね。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年10月31日に日本でレビュー済み
景観論。内容的には十分、同意しますね。電柱、電線、街全体の景観など日本人は、戦後考えたことはあまりなかったのでは。明治時代以降
の近代化とは西洋の文化、文明を取り入れることが近代化です。ゆえに町全体は日本文化を取り入れた建築物にはならないわけです。
ずーとこの物まねは戦後も続いていたわけです。
内容としては、写真で日本のちぐはぐな町の写真で説明しています。しかし電線の地中化の説明はほとんどアバウトです。こんな風に
「埋設工事の費用は本来、日本の皆さんが思っているほど高いわけではありません。天下りが関与する会社に工事が独占的に任され、かつ硬直した時代遅れの規制によって、安価な埋設方式が妨げられているので、工事費用が本来の適正価格の2倍、3倍と、無理に高くなっているのです。」私は建設業ですが、地中化の適正価格とは?時代遅れの規制とは? この平成の時代でも地中化は大きな工事費が必要です。
安価な工事方法などなかなか見つかりません。景観??? 日本では手遅れですね。  どうしましょ・・・。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人の美的センスのなさを指摘され非常に耳の痛くなる本ですが、正論がほとんどです
ただ、中には極論にすぎるという論法もありますが、概ね論理的ですし、面白い本です
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月4日に日本でレビュー済み
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日本人が認識していない日本の景観論を記した名著だと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
写真が多く日本の景観がいかに汚染されてるかをダイレクトに伝えられてると感じました。

内容に関しても非常に合理的でわかりやすかったです。
2018年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アレックス氏の著書は一通り読んできた。
それぞれ学ぶべき事が多く事が多く気に入っている。
本書は日本の景観の残念さを具体的に指摘し、改善策を具体的に述べている。
全体に平易で読みやすく、主張も明確なので理解しやすい。ご丁寧に笑いどころまで抑えている。

さて、

2014年の発刊だが、2000年ごろの論旨のような、はっきり言えばステレオタイプの著述に終始している。
しかし、悲しいことに現在もなお改善されぬことに、本書の有効性が続いている。
総論は大賛成、各論はちょっと不足気味。
今こそ逆開発が必要だろう
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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