とても面白く読みました。いきなりフィリッポ・リッピから始まるところなど、他のルネサンス関連の書物ではありえなくて、とても嬉しくなります。
ルネサンスに関してまだまだ知らなかったことも沢山書かれていて、とても勉強にもなりました。
ヤマザキマリさんの本業である画家としての視点から書かれているところが、評論家や批評家の視点と微妙に違っていて、そこが特に面白いです。
ところで最終章で日本の江戸時代の鎖国を非常に残念がっておられますが、鎖国による江戸の文化の充実をどのように考えておられるのか知りたいところです。江戸文化は鎖国なしには考えられません。
また、日本の宗教として仏教しか見ておられませんが、なぜ神道を無視しているのか疑問に感じました。ギリシャ・ローマ時代の宗教と同様に神道も多神教ですし、土着の信仰としてはむしろ仏教を凌ぐのほどですので無視できない要素だと思いますが。
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ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 (集英社新書) 新書 – 2015/12/17
ヤマザキ マリ
(著)
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ルネサンスを生み出した愛しき「変人」たち。
大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリを、ただ古代ローマと風呂が好きなだけの漫画家だと思ったら大間違い。実は一七歳で単身イタリアに渡り国立美術学校で美術史と油絵を学んだ筋金入りの美術専門家なのだ。そんな彼女が初の美術論のテーマに選んだのは、偏愛する「ルネサンス」。しかしそこは漫画家。あの大巨匠も彼女にかかれば「好色坊主」「筋肉フェチ」「人嫌い」と抱腹絶倒のキャラクターに大変身。正統派の美術論ながら、「変人」をキーワードにルネサンスを楽しく解読する、ヤマザキ流芸術家列伝!
[著者情報]
ヤマザキマリ
漫画家。一九六七年東京都生まれ。一九八四年よりイタリア国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で美術史と油絵を学ぶ。一九九七年漫画家デビュー。二〇〇八年連載開始の『テルマエ・ロマエ』が空前の大ヒットとなり、二〇一〇年のマンガ大賞、手塚治虫文化賞短編賞を受賞。同作品は映画化もされた。漫画作品では他に『プリニウス』(とり・みきと共著)、『スティーブ・ジョブズ』など。『男性論 ECCE HOMO』『国境のない生き方』など評論、エッセイの著書も多数。
大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリを、ただ古代ローマと風呂が好きなだけの漫画家だと思ったら大間違い。実は一七歳で単身イタリアに渡り国立美術学校で美術史と油絵を学んだ筋金入りの美術専門家なのだ。そんな彼女が初の美術論のテーマに選んだのは、偏愛する「ルネサンス」。しかしそこは漫画家。あの大巨匠も彼女にかかれば「好色坊主」「筋肉フェチ」「人嫌い」と抱腹絶倒のキャラクターに大変身。正統派の美術論ながら、「変人」をキーワードにルネサンスを楽しく解読する、ヤマザキ流芸術家列伝!
[著者情報]
ヤマザキマリ
漫画家。一九六七年東京都生まれ。一九八四年よりイタリア国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で美術史と油絵を学ぶ。一九九七年漫画家デビュー。二〇〇八年連載開始の『テルマエ・ロマエ』が空前の大ヒットとなり、二〇一〇年のマンガ大賞、手塚治虫文化賞短編賞を受賞。同作品は映画化もされた。漫画作品では他に『プリニウス』(とり・みきと共著)、『スティーブ・ジョブズ』など。『男性論 ECCE HOMO』『国境のない生き方』など評論、エッセイの著書も多数。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2015/12/17
- 寸法10.8 x 1.1 x 17.4 cm
- ISBN-10408720815X
- ISBN-13978-4087208153
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2015/12/17)
- 発売日 : 2015/12/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 232ページ
- ISBN-10 : 408720815X
- ISBN-13 : 978-4087208153
- 寸法 : 10.8 x 1.1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 63,135位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13位ルネサンスの美術史
- - 124位集英社新書
- - 251位趣味・実用の絵画 (本)
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2022年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イタリア旅行して美術館に行くと出てくる名前ながら帰ってきたら忘れちゃう。さすがにダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロは覚えていても、マンテーニャ、メッシーナって言われても・・・名前は覚えてるけど・・・・どんな絵だっけ…。
当方そんなレベルの美術好きですが、読んで面白かったです。
ファン・エイク兄弟からフーゴ・ファン・デル・グース、その影響を受けたアントネロ・メッシーナ、そしれダヴィンチへと。このなんとなく知ってる人たちの画業が、ヤマザキ氏の軽やかな文章で繋がっていくのは楽しいです。
ダヴィンチは、深掘りされていますが、馬が好きだったというのは初めて知りました。そのくせ人間嫌いで、クールかつ客観的に見ていたからキリスト教全盛の時代に解剖する度胸があったのでしょう。「変人」と定義していますが、その通りかなと思いました。
最後にヤマザキ氏は中途半端な変人は嫌いだが、突き抜けた「変人」は好きだそうです。それはダヴィンチであり、現代ではスティーヴ・ジョブスだそうです。読みながらそうかなと思いました。(笑)
当方そんなレベルの美術好きですが、読んで面白かったです。
ファン・エイク兄弟からフーゴ・ファン・デル・グース、その影響を受けたアントネロ・メッシーナ、そしれダヴィンチへと。このなんとなく知ってる人たちの画業が、ヤマザキ氏の軽やかな文章で繋がっていくのは楽しいです。
ダヴィンチは、深掘りされていますが、馬が好きだったというのは初めて知りました。そのくせ人間嫌いで、クールかつ客観的に見ていたからキリスト教全盛の時代に解剖する度胸があったのでしょう。「変人」と定義していますが、その通りかなと思いました。
最後にヤマザキ氏は中途半端な変人は嫌いだが、突き抜けた「変人」は好きだそうです。それはダヴィンチであり、現代ではスティーヴ・ジョブスだそうです。読みながらそうかなと思いました。(笑)
2016年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変面白いです。ルネサンス美術への理解が違う視点で親しめることができました。
2018年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美術の歴史の本として読み始めたが、最終章に至っての文化論に圧倒された。
しっかりとした教養書として、推奨されるべきである。
しっかりとした教養書として、推奨されるべきである。
2019年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人物紹介?人物愛を軸にルネサンスを論じていて、わかりやすい。スッと読めたし、イメージがつきやすくて、さすがだと思った。
ただ、時代背景に至るにはやはり別の方の著書のほうがよい。
あくまで、本気で画家を目指した方ならではの視点ということ。
ただ、時代背景に至るにはやはり別の方の著書のほうがよい。
あくまで、本気で画家を目指した方ならではの視点ということ。
2016年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヤマザキマリさんの波乱の半生も垣間見える内容で面白かったです。
ミケランジェロが苦手というところでは「わたしも!」と思わず心の中で手をあげました。うん十年前ヴァチカンでミケランジェロの作品群を見たとき「どんだけ筋肉が好きなの・・・」と辟易したのを思い出しました。(おばあさんまで筋肉モリモリ・・・)わたしのお気に入りの画家フィリッポ・リッピが取り上げられているのもうれしい。「聖母子と二天使」はモデルへの愛をすごく感じさせる作品ですものね。個人的には息子フィリピーノは手前の天使のモデルでは?とにらんでます。根拠はカメラ目線でかわいいから、ってだけですけど(個人の感想です)。
取り上げられていない方々もいましたが、ヤマザキマリさんの好みや鑑賞の仕方が感じられ興味深く読めました。
ミケランジェロが苦手というところでは「わたしも!」と思わず心の中で手をあげました。うん十年前ヴァチカンでミケランジェロの作品群を見たとき「どんだけ筋肉が好きなの・・・」と辟易したのを思い出しました。(おばあさんまで筋肉モリモリ・・・)わたしのお気に入りの画家フィリッポ・リッピが取り上げられているのもうれしい。「聖母子と二天使」はモデルへの愛をすごく感じさせる作品ですものね。個人的には息子フィリピーノは手前の天使のモデルでは?とにらんでます。根拠はカメラ目線でかわいいから、ってだけですけど(個人の感想です)。
取り上げられていない方々もいましたが、ヤマザキマリさんの好みや鑑賞の仕方が感じられ興味深く読めました。
2016年8月15日に日本でレビュー済み
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先日3D 4K映画[ウフイツイ美術館〕というロードショウ映画を見ました。ヤマザキマリさんのこの本を読んでいたので大変参考になりました。感想を私のブログ […] にのせてヤマザキマリさんの本も紹介しています。
2017年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
70代半ばの男性が、ラジオで著者の話を聞いたので読んでみたいということで、購入を頼まれました。「面白いよ、もうすぐ読み終わる」と言っていました。