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TOEIC亡国論 (集英社新書) 新書 – 2018/3/16
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あなたの英語がダメになる!
TOEICが「使える語学力」を標榜し官民総出で支持され始めてから四〇年近くになったが、日本人の英語力は一向に上達していない。むしろTOEIC至上主義の結果、私たちは間違いだらけの英語教育を受ける羽目に陥っている。それなのに、なぜいまだに文部科学省や教育関係者、企業経営者、一般学習者はTOEICに振り回されているのか。本書では、長年語学学習に携わってきた著者がそのからくりを明かし、「早期英語教育はムダ」「中高年こそ英語が上達する」「読み書きができれば会話はできる」など大胆かつ具体的な学習法を論じる。
[著者情報]
猪浦道夫(いのうら みちお)
ポリグロット外国語研究所主宰。横浜市立大学、東京外国語大学イタリア語学科卒業後、同大学大学院修士課程修了。『語学で身を立てる』など著作多数。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2018/3/16
- ISBN-104087210235
- ISBN-13978-4087210231
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2018/3/16)
- 発売日 : 2018/3/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4087210235
- ISBN-13 : 978-4087210231
- Amazon 売れ筋ランキング: - 685,786位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
猪浦道夫(いのうら・みちお)
ポリグロット外国語研究所代表。翻訳家。東京外国語大学大学院(ロマンス言語学専攻)修了(在学中イタリア政府国費留学生としてローマ大学に留学)。在学中より12か国語の翻訳にたずさわる。1990年には企業研修会社を設立、野村証券、旧日本興業銀行、ブリヂストン、キャノン、ソニー等多くの主要企業において、7か国語の海外赴任者向け語学研修講師を務め、高い評価を得る。2000年以降は、一般学習者向けに「9か国語の超速習セミナー」「再チャレンジ英語セミナー」を主催、以後門下からは優秀なポリグロット(複数言語翻訳者)を多く輩出している。2002年に、集英社新書『語学で身をたてる』は語学業界とベスト&ロングセラーとして、現在に至るまでも増刷され続けており、定期的に『語学起業塾』も開催している。
米国ニューポート大学日本校準教授、大前研一氏主宰のブレークスルー大学講師を務め、オンラインセミナー「限られた時間で英語をマスターするための心得」は特に話題を集めた。また、DHC翻訳者新人コンテストの審査委員長を務めたほか、DHC総合教育研究所ホームページにて、翻訳者向けのエッセイ「外国語とつきあう方法」を連載。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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長きにわたる英語(教育)への疑問は、すでに鳥飼玖美子さんに、たっぷり代弁していただけましたが、それをTOEICの側面で深掘りしていただいたのが本書、という感じです。
TOEICを作ったのは通産省(当時)と経団連だったのですね。 そうとなれば、それを(で)「繁盛」させないわけにはいかないでしょう。 英語ビジネスに活用され、既得権益の確保に利用されている、、、その、いわば被害者は、英語を習う子どもたちとその教師ってことになりそうです。
P82から、「学習者が必要としている語学力」として、必要とされる英語スキルが9つに分類されて提示されます。 どうってことない表なのですが、あらためて整理すると、英語を実際に運用できるかどうか測れないTOEICの有用性への疑問が浮き彫りにされます。
著者は、TOEICがまったく無駄だ、と全面糾弾しているわけではありません。 英語教育において、学習者の目的に呼応していない側面に批判的なわけです。
夏休みの読書感想文と同じで、役に立つかどうかは別にして「つべこべ言わずにやってしまえ」という器の大きさもあっていいかもしれません。 しかし仮にそうだとしても、お金と制度と、日本全体の教育にあまりにかかわるとなると楽観できません。 最初に述べたとおりビジネスの餌食になるだけ、といってもさほど大げさではなさそうです。
英語の学習には、その当事者の目的に適ったやり方と自主性が重要となることは、著者も縷々述べておられるとおりです。 言語学の特性上、まずは国語を徹底的に学んだうえでとりかかるべき、という著者の主張は腑に落ちます。 日本語と英語が構造的に著しく異なり、文化的なバックグラウンドもまったく異なるため、逐語的に訳すような学習では歯が立ちませんし、丸暗記型の学習やコツを覚えれば、というような(TOEICのような)英語教育の方法論では非効率すぎます (「おわりに」で著者がのべておられるとおり)。
日本語の文法と比較することで、まずは英文法をきっちり習得する。 そうしながら「論理的思考力」をフル稼働させることが英語教育へのあるべき姿であろうと確信しました。 そうすれば、文科省イチオシ(?)の英会話力も「ついでに」向上するでしょうね。 英語を教育「させる」立場の方々には、刹那的で表層的な英語教育ではなく、「英語を教育に生かす」という発想を持ってほしいと感じました。
文科省の担当者に読んでいただきたい本です。
もう少し言うと、金髪、サングラス等といった画像を自己紹介に使用する、昨今のやや説得力にかける一部の方々の対策本 産業?から未成年や初学者を保護しようとする良心的な一冊とも読めるかもしれません。
(私自身は学者以外の方の本に説得力は感じませんが)
ただ、最近の受験者にはきっと、TOEICが英語に対する全てではないことをわかった上で、だからこそ、TOEICのスコアはさっさとある程度まで上げてその上で本格的に英語の勉強に励みたいと考える方も多いのではないでしょうか。そういう学習者にはむしろ怪しげな対策本でもとりあえず手っ取り早くスコアが上がる方が都合が良いように思います。
著者の方も指摘されていますが、TOEICの普及は既得権益者が企業に働きかけた結果かと思います。
大抵において、語学が堪能な方の履歴書を拝見すれば判断できるはずですが、そこでTOEICをよく知らずにハイスコア≒英語の即戦力だと勘違いする企業の罪も大いにあると思います。
取り立てて目新しい事が得られる内容では無かったのですが、良心的な内容であることと、外国語以前の国語力に対するご指摘、書籍中の2万語覚えなさい、といった著者の真摯な姿勢敬服いたします。
日頃の初学者、社会人に対する叱咤激励を頂けたのだと思います。
日本語能力が大事と主張しつつ、P104では「筆者はそういう方々を
決して卑下しているわけではない」と書いており、「卑下」の使い方を誤っている。
卑下とは、自分を対象(目的語)として使う語である。
激しい思い込みが散りばめられているが、それはそれで非常に面白く、
私の個人的(かつ非アカデミックな)体験に照らしても、得心できる部分があった。
本の構成は第1部「わが国の英語教育の現状とTOEIC」、第2部「望ましい英語学習のあり方」という、きわめてスケールの大きな章立てである。「亡国論」を論ずるに相応しく、通常は知り得ぬ学術的・実用的情報が豊富であり、得るものが多い。
先ずわが国の言語教育(英語のみならず)の診断から始まり、TOEICの概要を明らかにした上で、読者の知りたい「TOEICはグローバルスタンダードか」「『英語脳』は可能か」「TOEICとどうかかわるべきか」など数多くの興味深い「問い」を読者に投げかけ、そして切れ味の良い分析、解答・解説を読者に与えてくれる。第一部を読み終えた時点で、かねてから気になっていた語学学習の漠然とした疑問はかなり払拭された。
新書サイズで高水準の情報を得られたので、これだけでも十分満足してしまうが、著者のサービスはこれに留まることはない。さらに「望ましい英語学習」第2部へと読者を誘うのである。
「良い辞書とは」「良い参考書とは」「語彙の爆発的増進法」などは、語学学習者であれば誰しもその“解”を知りたいと思うだろう。著者はその豊富な経験から、論理的でありつつ、曖昧さを排してそれら問いの“解”を具体的に提示している。
そして、何と言っても最終章は圧巻である。語学学習に年齢バイアスはない、寧ろ加齢が言語習得を味方すると論じているのだ。「言語性の知能は60代に最高値に達する」とするくだりは、読者に知的ちゃぶ台返し(コペルニクス的転回)の快楽すら与えるであろう。
ところで、私の心を最も強くとらえた一節は「四の五の言わず2万語覚えろ」である。ポルトガル語の池上岑夫(みねお)教授と外大学生時代の著者とのエピソード披露の場面が3ページにわたって展開されている。本を買わずとも、手に取ってここだけは読むべきである。しびれるような話とはこのことを言うのだ。日本全国の読者に向けた著者の重要なメッセージは、この本の価値を格段に高め、かつ内容をキリッと引き締めている。
要は、あなたの人生の時間を正しくない英語学習に注ぎすぎた結果何も残らず、あとになってそれを後悔してももう手遅れですよ。この本が治療戦略です、と解釈してまず間違いない。
それを踏まえた上で、この試験に振り回されている現状について鋭くメス。
TOEICで測れる英語力,測れない英語力がわかりました。
個人的には、TOEICについて書かれた前半部より、
正しい英語学習法について書かれた後半部が面白かった。
上っ面だけの会話の授業やヒアリングマラソンとかは意味なし。
それよりもまずは国語を学習し、論理的思考能力をしっかり身につけることが大事ということか。
壮年になってからでも英語学習は遅くないということで非常に励まされた。
確かに本書の通りに学べば行けそうな気もしてきます。
教育関係者や英語をあきらめた人などにオススメの良書でした。
著者は長年英語教育に携わり、TOEIC は英語力4技能の一部しか測定できず、企業等によるTOEIC への過度な傾倒は、本来の目的であった『真の英語力』に繋がってはいない、との主張。
新たな英語力測定試験の話があるも、やはり完璧なものにはならず、『真の英語力』という永遠の理想へのいたちごっこにならないか。
本内で書かれているTOEIC批判はTOEIC学習者にはよく知られたものや、的外れなものが多いです。
前半分がそんな調子ですので、後半は読んでませんが期待できないと思います。
ところで元ニューポート大学準教授らしいですね。すごいです尊敬します。
って、んなわけない。ディプロマミル(学位販売工場)です。
http://archive.is/RoeGH
ググればディプロマミルの件は英文でたくさん出てきますので英語が全くできない人向けの本だと思います。
おそらく英語ができなくて不安になっている人向けに集英社が書かせた本なのかと。