直木賞受賞作品ということで興味を持ち、特に期待せずに読みはじめました。
なるほどねー、最近の日本文学ってこんな感じなのねーと淡々と読み進めて、5話目の「せんせぇ」で不覚にもやられました。良い意味で。
本編から一番逸れているようで、一番核にあるような、ちょっと英米文学っぽさも感じる、なのに完全なる日本文学。さすが。
映画もあるとは知らず、予告だけを観てみましたが原作の方が1000倍良さそうだな、と感じました。映画はぜったい観ません。
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ホテルローヤル (集英社文庫) 文庫 – 2015/6/25
桜木 紫乃
(著)
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北国のラブホテルの一室で、心をも裸にして生々しく抱き合う男と女。互いの孤独を重ねる中に見えてくるそれぞれの人生の大切な断片を切り取る。第149回直木賞受賞作の文庫化。(解説/川本三郎)
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2015/6/25
- 寸法10.7 x 1.2 x 15.2 cm
- ISBN-104087453251
- ISBN-13978-4087453256
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2015/6/25)
- 発売日 : 2015/6/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4087453251
- ISBN-13 : 978-4087453256
- 寸法 : 10.7 x 1.2 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,626位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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4 星
期待してたけど
ちょっと前に「起終点駅 ターミナル」を面白く読んで今回が二冊目。書評欄に「〜北の大地の思い空気が漂う。男女の性を描きながら、地方で生きる者たちの、生命力に満ちた静かな一瞬を切りとった、爽やかさが残る。たくましい女、ふがいない男、どちらもいとおしい。」とありすごい期待で昨日は一日で読みました。でも、何か、読後感がちょっと違う。自分でもどう表現していいのかわからないのだけれど。違和感があって。素直にその世界に。小説世界に。入り込めなかった。「ホテルローヤル」という湿原のそばにたたずむ、廃墟となったラブホテル。色々興味深い事柄は多々あったものの。人物というか人間の描き方に奥行きがないというか。何かちょっとつまらないの。魅力的でないというか。特に男性がもの足りない。悪なら悪でいいのにね。帯には「恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員、「人格者だが不能」の貧乏寺住職、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦、親に家出された女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師、働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女性、ホテル経営者も複雑な事情を抱え・・・」とあり、ワクワクするような面白さが漂ってくるとおもうんだけれどわりと他愛なかったってかんじかしらんね。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それぞれのはなしが微妙に繋がっていることと、はなしの流れが逆に現在から過去へ遡って行く形式にもなっていて意外性を感じた。
2023年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編が好きなので購入しました。まぁまぁ面白かったです。実写化もありましたが原作の方が面白いです。
2022年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
桜木紫乃は、長編より短編集の方がうまいと思うのは私だけだろうか⁉️このホテルローヤルも1話1話に関連性のある短編集で構成されており、とても読みやすく、ほぼ一気に読めた。以前彼女のラブレスを読んだ時は、途中で投げ出してしまったが、今回は、構成もよく、飽きずに最後まで楽しく読むことができた。1度手に取って読んでもらいたい作品である。
2022年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホテルローヤル収録作品
1. シャッターチャンス(ホテルが廃墟になってからのお話)
2. 本日開店(前振りがあるけど骨壺のお話)
3. えっち屋(ホテルを閉めるお話)
4. バブルバス(夫婦でホテルを使うお話)
5. せんせぇ(このお話だけホテルと関係がないのかなと思っていたら…)
6. 星を見ていた(ホテルの従業員のお話)
7. ギフト(ホテルを始めるお話)
それぞれの短編に出てくる登場人物が絡み合うことはありません。
短編の主役全員がホテルローヤルに関係するのですが、時間や関係性ですれ違うことすらありません。
野暮ですが時系列で追うと、7,4,2,5,6,3,1の順でしょうか?
この本の主人公はタイトルの通り、ホテルローヤルではないかと。
その場所で、人々の切ない話が続きます。
◎ 感じたところ
最初の2話まで、ぼんやりしたイメージで「面白いの?」と思って読み進めましたが、3話目以降は引き込まれました。
特にホテルとは関係なさそうな5話目を読むと1話、3話目の内容が腑に落ちます。
時代設定が 1970〜1990年あたりで、時代に取り残された地方でさらにその地方経済からも取り残された人たちが主人公なので、明るいお話ではありません。
ラブホテルがメインですので性的描写も出てきますが、ドライに書かれている印象を受けます。全く興奮はせずに寂しい感じ、義務的な描写がほとんどです。
直ぐに読み終える頁数の物語ですが、短篇のそれぞれが他の短編を修飾する構成になっているので記憶に残るお話ではないかと思います。
素人が受賞作を評するわけではありませんが、この本の風景描写や文章より、今年(2022年)に入ってから日経新聞に載せているコラムの方が表現が上手くなったように思います。(受賞後10年弱経っていますから当然?)
1. シャッターチャンス(ホテルが廃墟になってからのお話)
2. 本日開店(前振りがあるけど骨壺のお話)
3. えっち屋(ホテルを閉めるお話)
4. バブルバス(夫婦でホテルを使うお話)
5. せんせぇ(このお話だけホテルと関係がないのかなと思っていたら…)
6. 星を見ていた(ホテルの従業員のお話)
7. ギフト(ホテルを始めるお話)
それぞれの短編に出てくる登場人物が絡み合うことはありません。
短編の主役全員がホテルローヤルに関係するのですが、時間や関係性ですれ違うことすらありません。
野暮ですが時系列で追うと、7,4,2,5,6,3,1の順でしょうか?
この本の主人公はタイトルの通り、ホテルローヤルではないかと。
その場所で、人々の切ない話が続きます。
◎ 感じたところ
最初の2話まで、ぼんやりしたイメージで「面白いの?」と思って読み進めましたが、3話目以降は引き込まれました。
特にホテルとは関係なさそうな5話目を読むと1話、3話目の内容が腑に落ちます。
時代設定が 1970〜1990年あたりで、時代に取り残された地方でさらにその地方経済からも取り残された人たちが主人公なので、明るいお話ではありません。
ラブホテルがメインですので性的描写も出てきますが、ドライに書かれている印象を受けます。全く興奮はせずに寂しい感じ、義務的な描写がほとんどです。
直ぐに読み終える頁数の物語ですが、短篇のそれぞれが他の短編を修飾する構成になっているので記憶に残るお話ではないかと思います。
素人が受賞作を評するわけではありませんが、この本の風景描写や文章より、今年(2022年)に入ってから日経新聞に載せているコラムの方が表現が上手くなったように思います。(受賞後10年弱経っていますから当然?)
2020年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
NHKの「あさイチ」で直木賞作家桜木紫乃が紹介され、100万部売れている受賞作が
映画化されるとのことでKindle版をダウンロードした。
舞台は、ラブホテルをメインに北海道の釧路で展開されている。
何十年も前のことが描かれているようであるが、受賞は2013年である。
題材が身近なものであるだけに幅広い人に読まれていることが想像できる。
他の作品を読んでみたいとは思わなかった。
映画化されるとのことでKindle版をダウンロードした。
舞台は、ラブホテルをメインに北海道の釧路で展開されている。
何十年も前のことが描かれているようであるが、受賞は2013年である。
題材が身近なものであるだけに幅広い人に読まれていることが想像できる。
他の作品を読んでみたいとは思わなかった。
2023年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どんな内容だったか記憶がない
2022年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編だが、一件のラブホテルの現在から過去に遡るという流れができており、人間模様やその時代背景が端的に表現されており読み進めやすく、読んだ後は一種のノスタルジーを感じさせるような内容だった。