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「世界」とはいやなものである 東アジア現代史の旅 (集英社文庫) 文庫 – 2006/10/18
関川 夏央
(著)
アジア現代史の現場を描く、傑作紀行文。
職業的観察旅行者・関川夏央が歩いた20世紀から21世紀にかけての激動の極東地域。暗黒の北朝鮮、融解するソ連・ロシア、そして巨大な中国。明晰な分析力で読み解く、アジア現代史の紀行文集。
職業的観察旅行者・関川夏央が歩いた20世紀から21世紀にかけての激動の極東地域。暗黒の北朝鮮、融解するソ連・ロシア、そして巨大な中国。明晰な分析力で読み解く、アジア現代史の紀行文集。
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2006/10/18
- ISBN-104087460924
- ISBN-13978-4087460926
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2006/10/18)
- 発売日 : 2006/10/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 328ページ
- ISBN-10 : 4087460924
- ISBN-13 : 978-4087460926
- Amazon 売れ筋ランキング: - 899,517位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2013年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ああ、そんなことがあったなあと、自分が歩んできた時代を振り返る機会を与えてくれる一冊です。その当時の、メディアの扱い方とは異なった事実を教えてくれていて、興味深い作品です。
2008年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は関川氏の海外に関するエッセイや旅行記を集めた本です。
その経験から、出した答えが「世界」とはいやなものである、ということの様です。
特に、長年「朝鮮半島」に関わってきた関川氏の「韓国」「北朝鮮」に関する分析は、鋭いものがある、と思います。
その経験から、出した答えが「世界」とはいやなものである、ということの様です。
特に、長年「朝鮮半島」に関わってきた関川氏の「韓国」「北朝鮮」に関する分析は、鋭いものがある、と思います。
2010年2月16日に日本でレビュー済み
関川夏央さんの、おもにアジアを中心にした紀行文と文明批評論集です。
関川節満載で、ファンにはこたえられない内容でした。
特に北朝鮮紀行は、名著「退屈な迷宮」の別バージョンという趣で、割と昔の訪問記なのに、今も色あせていないのは、著者の観察の鋭さと普遍性ゆえでしょう。
旅をする前に、あるいは後に、読んでみるといいと思います。
もちろん旅のおともにも最適です。
関川節満載で、ファンにはこたえられない内容でした。
特に北朝鮮紀行は、名著「退屈な迷宮」の別バージョンという趣で、割と昔の訪問記なのに、今も色あせていないのは、著者の観察の鋭さと普遍性ゆえでしょう。
旅をする前に、あるいは後に、読んでみるといいと思います。
もちろん旅のおともにも最適です。
2007年2月6日に日本でレビュー済み
ここ20年、東アジア世界の枠組みは大きく変動し、昔あった出来事が
古く風化しつつある。この本を読むと冷戦まっただなかの旧ソ連や北朝鮮
中国のその時の姿が浮かび上がっていく。
そんな中でも、韓国・北朝鮮に関する記述が多いのも特徴。
金正日体制の不気味さとそれに擦り寄る韓国政府の不可思議さがクリアに浮かんでくる
古く風化しつつある。この本を読むと冷戦まっただなかの旧ソ連や北朝鮮
中国のその時の姿が浮かび上がっていく。
そんな中でも、韓国・北朝鮮に関する記述が多いのも特徴。
金正日体制の不気味さとそれに擦り寄る韓国政府の不可思議さがクリアに浮かんでくる
2009年8月26日に日本でレビュー済み
なんで2006年の段階で文庫にするのか、理解に苦しむ内容である。
題名の「世界とはいやなものなのよ」とか言うコピーも、成長期を遠い昔に終えて、人口減少高齢化と衰退の形を模索する日本人に共通する気分ではあっても、隣の国に十何億といる中国人には当てはまらない。プチ・ナショナルな気分が、関川節と混ざり合って、もうげっそり。
拉致問題発覚時に、日下公人なんかとナカヨク感慨を交換している場面があるが、はあ、関川センセ、そんなに拉致問題にご熱心でしたっけと皮肉のひとつも言いたくなると言うものである。
題名の「世界とはいやなものなのよ」とか言うコピーも、成長期を遠い昔に終えて、人口減少高齢化と衰退の形を模索する日本人に共通する気分ではあっても、隣の国に十何億といる中国人には当てはまらない。プチ・ナショナルな気分が、関川節と混ざり合って、もうげっそり。
拉致問題発覚時に、日下公人なんかとナカヨク感慨を交換している場面があるが、はあ、関川センセ、そんなに拉致問題にご熱心でしたっけと皮肉のひとつも言いたくなると言うものである。
2007年2月17日に日本でレビュー済み
昨年、久しぶりにソウルを訪ねた関川夏央氏が「韓国人が一人で食事をするようになった。完全に先進国になりましたね。」と報告していたという。老練のコリア・ウォッチャーの炯眼衰えず、である。
完全に先進国化した韓国と「重武装したカルト的団体」北朝鮮との懸隔は、果てしなく大きい。
「世界」はますますいやなものになりつつあるようである。
しかし、「世界」なんてものはもともといやなものであったのである。私たちの人生が、もともと十分にいやなものであるように。「それが人生さ」と肩をすくめて生きていくほかはない。
筆者の憂鬱は、しかしなぜか痛快なのである。洞察に満ちた痛快な憂鬱を、ぜひ味わっていただきたい。
完全に先進国化した韓国と「重武装したカルト的団体」北朝鮮との懸隔は、果てしなく大きい。
「世界」はますますいやなものになりつつあるようである。
しかし、「世界」なんてものはもともといやなものであったのである。私たちの人生が、もともと十分にいやなものであるように。「それが人生さ」と肩をすくめて生きていくほかはない。
筆者の憂鬱は、しかしなぜか痛快なのである。洞察に満ちた痛快な憂鬱を、ぜひ味わっていただきたい。
2008年2月24日に日本でレビュー済み
この本を読んで朝日新聞の記者稲垣武氏が書いた「悪魔祓い」の戦後史を思い出しました。
この本は後半は北朝鮮を中心とする朝鮮半島の話がほとんどです。
韓国市民の民族主義は「井の中の民族主義」、北朝鮮は社会主義でなく「カルトの新興宗教国家」である。
大陸的性格とは島国根性に対する良い意味でなく「猜疑、裏切り、政治力、同盟、攻撃的、白熱する議論、孤立、歴史的時間への気の長さと現在的時間への気の短さの同居」を表す。
いろいろ参考になりました。
この本は後半は北朝鮮を中心とする朝鮮半島の話がほとんどです。
韓国市民の民族主義は「井の中の民族主義」、北朝鮮は社会主義でなく「カルトの新興宗教国家」である。
大陸的性格とは島国根性に対する良い意味でなく「猜疑、裏切り、政治力、同盟、攻撃的、白熱する議論、孤立、歴史的時間への気の長さと現在的時間への気の短さの同居」を表す。
いろいろ参考になりました。