派手な戦闘はないものの、読みどころ満載の巻。やはり白眉は、盧俊義を燕青が救出するエピソードだが、死線を超えて超人的な能力を発揮する男達の描写がど迫力だった。
廃人寸前に追い込む凄惨な拷問とか、男性器のみを切り取り女性への欲情は消えない残酷な「腐刑」とか、R指定したくなる描写も多いが、大人の私には十分に楽しめた。官軍側も含めてさまざまな人物の魅力が一際よく描かれた巻として高く評価したい。
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水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55) 文庫 – 2007/9/20
北方 謙三
(著)
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廬俊義、ついに捕縛される
青蓮寺は執拗に闇塩の道を探索していた。そして、ついに北京大名府で廬俊義の捕縛に成功する。苛酷な拷問にかけられる廬俊義を、燕青が飛龍軍とともに救出に向かうが――。(解説/張競)
青蓮寺は執拗に闇塩の道を探索していた。そして、ついに北京大名府で廬俊義の捕縛に成功する。苛酷な拷問にかけられる廬俊義を、燕青が飛龍軍とともに救出に向かうが――。(解説/張競)
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2007/9/20
- ISBN-104087462080
- ISBN-13978-4087462081
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2007/9/20)
- 発売日 : 2007/9/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 400ページ
- ISBN-10 : 4087462080
- ISBN-13 : 978-4087462081
- Amazon 売れ筋ランキング: - 138,601位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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昭和22(1947)年、佐賀県唐津市生れ。47年中央大学法学部卒。58年「眠りなき夜」で第1回日本冒険小説協会大賞、第4回吉川英治文学新人賞、平 成3年「破軍の星」で第4回柴田錬三郎賞、16年「楊家将」で第38回吉川英治文学賞、18年「水滸伝」で第9回司馬遼太郎賞、19年「独り群せず」で第 1回舟橋聖一文学賞、22年第13回日本ミステリー文学大賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 独り群せず (ISBN-13: 978-4167419110 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年9月1日に日本でレビュー済み
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2014年8月10日に日本でレビュー済み
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炳乎の章
前巻終盤の大きな出来事から否が応でも変化を迫られる梁山泊。
鷹揚としていただけの印象があった頭領がその影響を受け、ようやく
本来の頭領らしくなった感じを受けた。
本巻では梁山泊の、というよりそれが結成されるずっと前から糧道を
築き上げてきた人物が危機に陥る。その事態を重大にとらえ動き出す面々。
確保、尋問、奪回、処断。めまぐるしく動く中、死域に生を見る者あり。
敵味方とも躍動の巻。
前巻終盤の大きな出来事から否が応でも変化を迫られる梁山泊。
鷹揚としていただけの印象があった頭領がその影響を受け、ようやく
本来の頭領らしくなった感じを受けた。
本巻では梁山泊の、というよりそれが結成されるずっと前から糧道を
築き上げてきた人物が危機に陥る。その事態を重大にとらえ動き出す面々。
確保、尋問、奪回、処断。めまぐるしく動く中、死域に生を見る者あり。
敵味方とも躍動の巻。
2016年7月2日に日本でレビュー済み
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これを読むのは二度目。この章でついに関勝が加わる。
役者が揃った、これから更に深くなる。
役者が揃った、これから更に深くなる。
2014年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
紙面はきれいだし、香料も感じられなかったため、大満足でした。
2013年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キンドルで読み続けて早12巻目です。
この巻は、盧俊義を助ける燕青と呼延灼、その他梁山泊の漢たちの友情の物語です。
最後に、船着き場の近くの食堂で皆が集まり戦死した友を語るときの、行間にある哀愁と漢であらねばならない雄々しさに思わず涙しました。
素晴らしい物語です。
この巻は、盧俊義を助ける燕青と呼延灼、その他梁山泊の漢たちの友情の物語です。
最後に、船着き場の近くの食堂で皆が集まり戦死した友を語るときの、行間にある哀愁と漢であらねばならない雄々しさに思わず涙しました。
素晴らしい物語です。
2008年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
盧俊義が青蓮寺の拷問に会うという闇塩の道の最大のピンチ。
リアルな拷問シーンの後に何とか救出されはしますが、今後のますますの波乱を予想させます。
その一方で、饅頭一個の借りをつくって去ってゆく関勝、朱富の店で酒を酌み交わし語り合う梁山泊の豪傑たちのシーンなど戦いに身を捧げる男たちのすがすがしさを感じさせる場面が続き、巻の最後ではついに関勝が梁山泊へ合流する希望に満ちた展開です。
リアルな拷問シーンの後に何とか救出されはしますが、今後のますますの波乱を予想させます。
その一方で、饅頭一個の借りをつくって去ってゆく関勝、朱富の店で酒を酌み交わし語り合う梁山泊の豪傑たちのシーンなど戦いに身を捧げる男たちのすがすがしさを感じさせる場面が続き、巻の最後ではついに関勝が梁山泊へ合流する希望に満ちた展開です。
2012年11月18日に日本でレビュー済み
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商品の配送及び梱包j状態は良好です。本の中身は
まだ読んでおりませんので評価できません。
まだ読んでおりませんので評価できません。
2013年3月3日に日本でレビュー済み
代州軍の連環馬群によって踏み殺された友達が忘れられない男がいます。毎日崖を登り降りする姿を見て公孫勝は考える。使えるかもしれない。原典での入雲龍と混世魔王は方術が使えるという設定ですが、北方版ではズバリ暗殺。梁山泊側が仕掛ける暗殺も今後ありえます。
なお、この巻あたりから楊令の存在感がじわじわと。多くの伏線が張られます。この時点では子午山の王進スクールですくすくと育っているところ。期限付きで旅を続けている急先鋒が、ふと山中の庵を訪れる。楊令との運命的な出会いです。最終巻でこの二人が黒と青の疾駆を見せることになろうとは、夢にも思わなかったでしょう。扉絵は急先鋒。彼は梁山泊の同盟軍となる男にも会います。何となく忘れがたい思い。
一丈青や鉄笛は豹子頭のもとで梁山泊騎馬隊を指揮する立場になっていますが、一丈青は独竜岡戦以来かんじんなところで矮脚虎に助けられる運命にあります。容姿のレベルがまったく違うこの二人、これからどうなるのか。一丈青が密かに想うのは別の男。
梁山泊の最北拠点は今のところ双頭山ですが、さらに北の曾頭市を制圧したい。それで托塔天王みずからが兵を率いて遠征。いろいろあった後、毒矢にあたって..... 矢を射た敵の名前は原典でのものと全く同じであるものの、性格づけが大幅に違います。北方版のほうが圧倒的に面白い。この暗殺者がどうやってもぐりこみ、どうやってあやしまれないようにしたか。鍋の中を見よ。いずれにせよ青蓮寺は何年か前に手を打っていました。
巨星が絶命する寸前に見た幻とは?暗示的です。
なお、この巻あたりから楊令の存在感がじわじわと。多くの伏線が張られます。この時点では子午山の王進スクールですくすくと育っているところ。期限付きで旅を続けている急先鋒が、ふと山中の庵を訪れる。楊令との運命的な出会いです。最終巻でこの二人が黒と青の疾駆を見せることになろうとは、夢にも思わなかったでしょう。扉絵は急先鋒。彼は梁山泊の同盟軍となる男にも会います。何となく忘れがたい思い。
一丈青や鉄笛は豹子頭のもとで梁山泊騎馬隊を指揮する立場になっていますが、一丈青は独竜岡戦以来かんじんなところで矮脚虎に助けられる運命にあります。容姿のレベルがまったく違うこの二人、これからどうなるのか。一丈青が密かに想うのは別の男。
梁山泊の最北拠点は今のところ双頭山ですが、さらに北の曾頭市を制圧したい。それで托塔天王みずからが兵を率いて遠征。いろいろあった後、毒矢にあたって..... 矢を射た敵の名前は原典でのものと全く同じであるものの、性格づけが大幅に違います。北方版のほうが圧倒的に面白い。この暗殺者がどうやってもぐりこみ、どうやってあやしまれないようにしたか。鍋の中を見よ。いずれにせよ青蓮寺は何年か前に手を打っていました。
巨星が絶命する寸前に見た幻とは?暗示的です。