『となり町戦争』がどうも消化不良だったので、 もう1冊読んでみようという気になりました。
短編集で、どれもシュールと言うか、不条理な話。
発想はおもしろいけど、表題作も、まあまあ。
ただ、この作品の中で、どうしてこの話をタイトルに持ってきたのか、と思うと首をひねります。
ベストではないから。タイトルがおもしろいだけで、ちょっと商業思考で、それを許す作者が、ちょっと気に食わない。
ただし、最後の短編、『送りの夏』は秀逸。
相当いい作品だと思う。
情景も浮かぶし、人の心の動きがわかる。
すぐ、映像化できそうなくらい構成がしっかりしている。
もう1冊、読んでみよう。そう考えると、はまりつつあるのかな。
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バスジャック (集英社文庫) 文庫 – 2008/11/20
三崎 亜記
(著)
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三崎亜紀はやっぱり天才だ!
いかに美しくバスを乗っ取るか。いかに多くの大衆の支持を獲得できるか。それが問題だ……。バスジャックがブームになった社会を描く表題作ほか、三崎亜記の天才を実感できる傑作短編集。
いかに美しくバスを乗っ取るか。いかに多くの大衆の支持を獲得できるか。それが問題だ……。バスジャックがブームになった社会を描く表題作ほか、三崎亜記の天才を実感できる傑作短編集。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/11/20
- ISBN-104087463680
- ISBN-13978-4087463682
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/11/20)
- 発売日 : 2008/11/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4087463680
- ISBN-13 : 978-4087463682
- Amazon 売れ筋ランキング: - 100,390位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2007年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バスジャックとタイトルだけ見れば物騒なお話にしか見えないかもしれませんが、
読んでみるととても不思議なお話ばかりです。間違いなく私たちが暮らしている世界から見れば歪な世界観ですがどこか現実的な雰囲気を出しています。
バスジャックではバスジャックと言う行為がゲームのようになっていますが不謹慎な内容ではなく今の人間が忘れてしまったような情熱などを感じさせるお話です。
是非、一度手にとって読んでみて欲しいです。きっと不思議な感覚に包まれます。
読んでみるととても不思議なお話ばかりです。間違いなく私たちが暮らしている世界から見れば歪な世界観ですがどこか現実的な雰囲気を出しています。
バスジャックではバスジャックと言う行為がゲームのようになっていますが不謹慎な内容ではなく今の人間が忘れてしまったような情熱などを感じさせるお話です。
是非、一度手にとって読んでみて欲しいです。きっと不思議な感覚に包まれます。
2005年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を一読して三崎さんは「一発屋」ではないことを深く認識した。彼の描く小説世界はバラエティに富んでいて、枯れない井戸のようだ。『二階扉』や『バスジャックブーム』なんて「となり町戦争」(集英社)のように、その発想と寓意性に面食らう。「東都」と「南都」を舞台とする三崎ワールドの話をもっと読みたくなる。ただ残念なことに文体、ある表現の言い回しなどがステレオタイプ過ぎるきらいがあるように思われる。どこかで見たことがあるような文章が並び、メタファーの言葉選びに新味がなく、読んでいてそれが痣となってつっかえる。確かな文章力があることは認めるが。何行か目を通しただけで「あっ、三崎さんだ」とにんまりしてしまうような力強い個性が欲しい。
2016年5月7日に日本でレビュー済み
日常からちょっとズレた物語の短編集です。
もしかしてあるかもしれない、と思わせるところが絶妙です。
著者の個性とやさしさが感じられる一冊です。
もしかしてあるかもしれない、と思わせるところが絶妙です。
著者の個性とやさしさが感じられる一冊です。
2007年2月11日に日本でレビュー済み
『町内会で指示された二階扉の取り付け』『バスジャックブーム』
『禅問答のような恋人との会話』などといった、ふざけた、或いは
ぶっ飛んだ設定が大真面目に、且つ淡々と進行していく、『となり町戦争』
『失われた町』でも見せてくれた面白さを本作でも堪能することが出来る
三崎亜記の短編集。ありえない設定だと分かっていながらアクチュアリティを
感じるのは作者の技量だろう。手軽に『それはそれ』と割り切って楽しむ事が
出来る人なら◎。『送りの夏』は、子供の頃の夏の日の情景が自分の脳内に
うまく広げさせてくれる非常に秀逸な作品。
『禅問答のような恋人との会話』などといった、ふざけた、或いは
ぶっ飛んだ設定が大真面目に、且つ淡々と進行していく、『となり町戦争』
『失われた町』でも見せてくれた面白さを本作でも堪能することが出来る
三崎亜記の短編集。ありえない設定だと分かっていながらアクチュアリティを
感じるのは作者の技量だろう。手軽に『それはそれ』と割り切って楽しむ事が
出来る人なら◎。『送りの夏』は、子供の頃の夏の日の情景が自分の脳内に
うまく広げさせてくれる非常に秀逸な作品。
2007年2月15日に日本でレビュー済み
「となり町戦争」に続く作品集で表題作ほか6編が収められている。
新人賞を受賞して次の作品となると、作家も出版社も気を使うものだろうが、それにしてはこの第二作、
チョット早すぎたのではないか?
処女作のイメージに拘り過ぎて玉石混淆、いいものはいいが、レベル以下のものもあるのが気になる。
発想の自由さ、会話文の巧みさ、これから期待できる作家なのだから、大事に育てて欲しいと思う。
数がそろわないので、員数合わせで納得のいかない作品を収載してはいけない。
いい作品が引きずられて埋もれてしまう。
期待している読者を裏切らないで欲しいものだ。
つまり、わたしは期待していて、その期待を裏切られた‥というわけだ。
作家のせいではなく、出版社の責任だけど、…。
だから、星4つ。
新人賞を受賞して次の作品となると、作家も出版社も気を使うものだろうが、それにしてはこの第二作、
チョット早すぎたのではないか?
処女作のイメージに拘り過ぎて玉石混淆、いいものはいいが、レベル以下のものもあるのが気になる。
発想の自由さ、会話文の巧みさ、これから期待できる作家なのだから、大事に育てて欲しいと思う。
数がそろわないので、員数合わせで納得のいかない作品を収載してはいけない。
いい作品が引きずられて埋もれてしまう。
期待している読者を裏切らないで欲しいものだ。
つまり、わたしは期待していて、その期待を裏切られた‥というわけだ。
作家のせいではなく、出版社の責任だけど、…。
だから、星4つ。
2023年2月9日に日本でレビュー済み
そういう大御所のショートショートが大好きな高校生が書いたそれ風の短編集、かなあ。
しかし設定が単なる荒唐無稽だったりして、それじゃ何でもアリになっちゃうでしょー。フリもオチもご都合主義で幼いと感じました。
しかし設定が単なる荒唐無稽だったりして、それじゃ何でもアリになっちゃうでしょー。フリもオチもご都合主義で幼いと感じました。
2010年9月19日に日本でレビュー済み
初めて三崎 亜記を読んだ。
なぜか期待し過ぎていたため、
緩急がつかめない展開。
短編集だし・・・とはいうものの、
最初の「二階扉をつけてください」にはやられた。
最後の「送りの夏」は、いい。
寒い冬を迎える前の、人間の別れの場面。
そっとしまっておきたい物語も、ある。
なぜか期待し過ぎていたため、
緩急がつかめない展開。
短編集だし・・・とはいうものの、
最初の「二階扉をつけてください」にはやられた。
最後の「送りの夏」は、いい。
寒い冬を迎える前の、人間の別れの場面。
そっとしまっておきたい物語も、ある。