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広瀬正・小説全集・6 タイムマシンのつくり方 (集英社文庫) 文庫 – 2008/12/16
広瀬 正
(著)
広瀬正小説全集、完結
「タイムマシン」ものを中心に、「時間」に魅せられた作家・広瀬正の様々な手法ときらめく才能が詰まった珠玉のショートショート24篇と付録を収録。(解説/筒井康隆)
「タイムマシン」ものを中心に、「時間」に魅せられた作家・広瀬正の様々な手法ときらめく才能が詰まった珠玉のショートショート24篇と付録を収録。(解説/筒井康隆)
- 本の長さ456ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/12/16
- ISBN-104087463893
- ISBN-13978-4087463897
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/12/16)
- 発売日 : 2008/12/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 456ページ
- ISBN-10 : 4087463893
- ISBN-13 : 978-4087463897
- Amazon 売れ筋ランキング: - 389,685位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月21日に日本でレビュー済み
付録として収録されている「『時の門』を開く」が目当てで読みました。ハインラインの『時の門』の綿密な(というかマニアックな)分析がされていますが、その発見?はやはりマニアックな(そこ、こだわる?)ものでした。タイムマシンに乗って自分が自分に会いに行くと、話がとたんにややこしくなります。この短編集の広瀬正の作品にもその趣向のものがいくつか出てきます(『発作』、『タイム・セッション』、『タイムマシンはつきるとも』、『タイムメール』)。自分が過去の自分に会ったことが原因で、過去の自分は過去の自分に会いに行く、という無限ループが始まるわけですが、では最初に始めたのは「どの自分」なのか? と頭がくらくらしてくるのです。
2016年10月18日に日本でレビュー済み
2つ目のこの短編がとても印象深くて好きになり、作者の本を全冊集めました。親殺しのパラドックスという、時間ものの一大テーマが題材です。最後を読んだとき、思わず手を打ってしまいました。
2018年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
25編の短編集だった。
気に入ったのは、「化石の町」「計画」「異聞風来山人」「あるスキャンダル」
「UMAKUITTARAONAGUSAMI」「タイム・セッション」「タイムメール」かな。
気に入ったのは、「化石の町」「計画」「異聞風来山人」「あるスキャンダル」
「UMAKUITTARAONAGUSAMI」「タイム・セッション」「タイムメール」かな。
2011年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
広瀬正の短編集です。
”マイナス・ゼロ”、”エロス”
のようなノスタルジックな雰囲気はないかもしれませんが、
気軽に最初から最後まで楽しく読めると思います。
”マイナス・ゼロ”、”エロス”
のようなノスタルジックな雰囲気はないかもしれませんが、
気軽に最初から最後まで楽しく読めると思います。
2017年9月23日に日本でレビュー済み
本書に掲載されている「もの」は彼の傑作でもあり
、またこういった要素は彼の作品のあらゆるものに
共通するところで筆者のセンスが見事なまでに露出
している。しかしその特異性があだとなって彼の才能
がタイムマシン物ショートショートに傾倒していくことに
なってしまう。あの星新一が明快なショートショート
量産型としたら彼はSFマニアにだけしか愛されない
アイデア倒れの代物となる。
時間テーマをメインにした彼の作品はあまり報われる
ことはなかったが、本書には短命で終わった筆者の
総決算というか人生そのものであり執念すら感じさせられる。
、またこういった要素は彼の作品のあらゆるものに
共通するところで筆者のセンスが見事なまでに露出
している。しかしその特異性があだとなって彼の才能
がタイムマシン物ショートショートに傾倒していくことに
なってしまう。あの星新一が明快なショートショート
量産型としたら彼はSFマニアにだけしか愛されない
アイデア倒れの代物となる。
時間テーマをメインにした彼の作品はあまり報われる
ことはなかったが、本書には短命で終わった筆者の
総決算というか人生そのものであり執念すら感じさせられる。
2014年12月25日に日本でレビュー済み
何十年も昔のこと。たまたま聴いていたラジオから流れて来た短編小説の朗読。見知らぬ街に迷い込んだ男が、そこで体験するたいそう奇妙な出来事。私の心を捉えたその小説は、作者も題名もわからないまま、一編の映画のように、ずっと心に残っていて、いつか作者(題名)が知りたいと思っていました。最近になって広瀬正の「化石の街」だと判明し、すぐに取り寄せたのがこの本。話は、すっかり自分の中で映像化していて、それを追体験するような感覚で読みました。「化石の街」以外にも、多くの短編小説が収録されています。タイトルからも想像できますが、「時間」に関する話が多いです。早世されたのが惜しいですが、このような作家さんの存在を知れて良かった。
(購入したのは、1973年発行のハードカバーですが、こちらにも同じレビューを投稿しておきます)
タイムマシンのつくり方 (1973年)
(購入したのは、1973年発行のハードカバーですが、こちらにも同じレビューを投稿しておきます)
タイムマシンのつくり方 (1973年)
2010年10月20日に日本でレビュー済み
人に薦められ、先入観なく読み始めたら
時代を感じる表現が目に付いた
どうやらこれが書かれたのは50年近く前らしい!
著者が亡くなったのが1972年だという・・
そういう時代性を差し引けば
今でも十分に楽しめるSF短編集だ。
著者はすごい想像力の持ち主だったのだろう
『時の門』を開く、というのが付録で最後についているが
それなど全くついていけないくらいの複雑さで
著者の頭の良さを窺わせる
我こそはと思う片は是非チャレンジを!
時代を感じる表現が目に付いた
どうやらこれが書かれたのは50年近く前らしい!
著者が亡くなったのが1972年だという・・
そういう時代性を差し引けば
今でも十分に楽しめるSF短編集だ。
著者はすごい想像力の持ち主だったのだろう
『時の門』を開く、というのが付録で最後についているが
それなど全くついていけないくらいの複雑さで
著者の頭の良さを窺わせる
我こそはと思う片は是非チャレンジを!
2010年5月11日に日本でレビュー済み
これは、広瀬正氏本人が編纂したものではなく、同氏の死後、関係者が単行本化されていない同氏の作品を纏めたものです。
そのため、タイトルは「タイムマシンのつくり方」となっていますが、タイムマシンとは無関係な作品も多く含まれています。
そこで、他の広瀬作品で感動した方が、この本を読むと、肩すかしを食ったように思えてしまうかもしれません。
しかし、私のように、広瀬作品にすっかり惚れ込んでしまうと、広瀬作品を理解するために、この本は欠かせません。
広瀬氏がいかに不遇な時代を送ったか、そのときの葛藤と苦難の作品がわかります。
「『時の門』を開く」は、小松左京氏の推薦で掲載されたとありますが、たしかに立派な作品の一つです。
また、短編ではなく、長編化して欲しかった作品も含まれています(個人的には、タイム・セッションと鷹の子が好きです。)
星は万人向けではない、という意味で4つですが、広瀬正ワールドを堪能したい方には必読です。
そのため、タイトルは「タイムマシンのつくり方」となっていますが、タイムマシンとは無関係な作品も多く含まれています。
そこで、他の広瀬作品で感動した方が、この本を読むと、肩すかしを食ったように思えてしまうかもしれません。
しかし、私のように、広瀬作品にすっかり惚れ込んでしまうと、広瀬作品を理解するために、この本は欠かせません。
広瀬氏がいかに不遇な時代を送ったか、そのときの葛藤と苦難の作品がわかります。
「『時の門』を開く」は、小松左京氏の推薦で掲載されたとありますが、たしかに立派な作品の一つです。
また、短編ではなく、長編化して欲しかった作品も含まれています(個人的には、タイム・セッションと鷹の子が好きです。)
星は万人向けではない、という意味で4つですが、広瀬正ワールドを堪能したい方には必読です。