1949年生まれの著者の自伝的青春小説。十和田の工業高校を卒業したての主人公の「卒業式の三日後の一日(p.10)」を描く。主人公の活動範囲に三沢があることから、ベトナム戦争の話がからむのはその時代ゆえ。1日に凝縮した物語で、主人公がバイクで走り回ることもあり疾走感がある。
主人公が早朝家に戻る途中、十和田市の市街地を遠望して「何だかものすごくちっぽけな街に思えてきたので、不思議な驚きと戸惑いを覚えてしまった。(p.443)」という箇所で「スタンド・バイ・ミー」を思い出す。そういう感慨は、子ども・青春時代のどこかで多くの人が感じるものなのだろう。それまで全世界と信じていたものが、限られた、部分的な小世界だということに気づいたときの感慨。大人になったという感慨。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥817¥817 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥817¥817 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥468¥468 税込
無料配送 6月17日-21日にお届け
発送元: ショップ・シンフォニー 販売者: ショップ・シンフォニー
¥468¥468 税込
無料配送 6月17日-21日にお届け
発送元: ショップ・シンフォニー
販売者: ショップ・シンフォニー
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
四月になれば彼女は (集英社文庫) 文庫 – 2009/2/20
川上 健一
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥817","priceAmount":817.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"817","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"K9Y74fXQpZ6GxKETEmk6P4mSsTY8hnVuNQtE1rqfA%2B2APVZEvnEt50wGwURe1JMBChiqwGZ1qr8g6wZwo%2F0%2FeDtufEAWdhLTmwUefDHv0xe7SeqQZpNmZa2lH5sy7VEe","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥468","priceAmount":468.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"468","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"K9Y74fXQpZ6GxKETEmk6P4mSsTY8hnVuyDLmAZsrw2Gm0KKtI2kUXG7xV95OcmFpWiekD9ssWm6oiB8%2B2avsJsZg2Jmj1W%2Fa%2FKNKLcgGAAxXAnxTLbh5%2FWkmBWUCEr4Pj8WsLjN1QnNC2qDFS0x41RUGlnP%2F%2BBfQpXrmhmyoTFkqYT105zw6jQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
卒業、純愛、友情。駈けぬける’60s青春グラフィティ
恋にケンカに友情に…。春浅い十和田の町で、高校を卒業したばかりの男子が体験したスリリングな24時間。人生の岐路に立つ青春群像を、鮮明に描きだした自伝的長編小説。(解説/椰月美智子)
恋にケンカに友情に…。春浅い十和田の町で、高校を卒業したばかりの男子が体験したスリリングな24時間。人生の岐路に立つ青春群像を、鮮明に描きだした自伝的長編小説。(解説/椰月美智子)
- 本の長さ488ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/2/20
- ISBN-104087464067
- ISBN-13978-4087464061
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 四月になれば彼女は (集英社文庫)
¥817¥817
最短で6月14日 金曜日のお届け予定です
残り14点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2009/2/20)
- 発売日 : 2009/2/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 488ページ
- ISBN-10 : 4087464067
- ISBN-13 : 978-4087464061
- Amazon 売れ筋ランキング: - 276,267位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
13グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。
2017年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田舎の高校を卒業して数日後の、1日の出来事を書いた物語です。
川上健一さんの本は初めて読みました。長年のS&Gファンなのでタイトル買いです。
1日の中に良くもまぁこれだけ出来事があるなということと、それを日常としてさらっとこなすエネルギーは若さほとばしる18歳のなせる技でしょう。自分はもう50代なので懐かしくもありつつ、今では遠い場所から眺めるだけになってしまいました。
そんなわけで、どうしても物語にダイブして楽しめるという心境ではありませんし、かと言ってまだ甘酸っぱい若き日を懐かしんで心温まるという年代でもありません。まだまだ年齢なりに現役だと思ってるので(笑
通勤時の時間つぶしとしては楽しめましたが、読み終わって「で、一体何を伝えたいの?」というのが正直な印象です。
手応えも、心に残る言葉も、得るものもありません。
きっと感受性が鈍っているのでしょうね。
川上健一さんの本は初めて読みました。長年のS&Gファンなのでタイトル買いです。
1日の中に良くもまぁこれだけ出来事があるなということと、それを日常としてさらっとこなすエネルギーは若さほとばしる18歳のなせる技でしょう。自分はもう50代なので懐かしくもありつつ、今では遠い場所から眺めるだけになってしまいました。
そんなわけで、どうしても物語にダイブして楽しめるという心境ではありませんし、かと言ってまだ甘酸っぱい若き日を懐かしんで心温まるという年代でもありません。まだまだ年齢なりに現役だと思ってるので(笑
通勤時の時間つぶしとしては楽しめましたが、読み終わって「で、一体何を伝えたいの?」というのが正直な印象です。
手応えも、心に残る言葉も、得るものもありません。
きっと感受性が鈍っているのでしょうね。
2013年12月6日に日本でレビュー済み
青春の24時間は、長い。とても、濃密な時間。
その濃密な時間を、最初はとっ散らかすような感じで、混沌とさせ、
そして、丁寧に一つずつ、すっきり最後は、さわやかにまとめあげられた
気持ちの良い本です。
時には、ちょっとキュンとして、さわやかなこんな本もよい。
その濃密な時間を、最初はとっ散らかすような感じで、混沌とさせ、
そして、丁寧に一つずつ、すっきり最後は、さわやかにまとめあげられた
気持ちの良い本です。
時には、ちょっとキュンとして、さわやかなこんな本もよい。
2005年8月28日に日本でレビュー済み
川上健一さんの小説は殆ど読ませて頂きました。どれも思春期の時に戻った純粋な気持ちにさせてくれる作品で大好きです。高校卒業をして直ぐ仲間をスーパーカブの後ろに乗せそいつの彼女との駆落ちの手助け??? 青春だねぇ!自分も今考えると高校時代にこんなような馬鹿げた事してたっけなぁ!少し大人を意識しはじめた主人公の行動と心の変化
、「翼はいつまでも」の3年後の続編として読んでみても面白いのでは・・・
、「翼はいつまでも」の3年後の続編として読んでみても面白いのでは・・・
2005年12月20日に日本でレビュー済み
出版の順番で言うとこの件についてはあまりマニアックでない僕には、どうでもいいことなのだろうけれど、「翼はいつまでも」で川上ワールドにのめりこんだものとしては、その後に読んだ作品(何度も言うけど、発売順ではない)は、どれもこれも、「うるうる」しないではいられないものであることを率直に認めざるを得ない。
しかしながら、「最初に出会った少女が、最後の恋人」というようなコンセプトの川上ワールドでは、「翼はいつまでも」と比較すると、どうしても、今ひとつという感じを持たざるを得ない。
繰り返すが、決して、駄作だとか、二番煎じ(発売順では逆かもしれない)というのではなく、偉大なマンネリという印象を持つ。
それでも、何で読むのか?
そりゃ、寅さん映画を毎回見るようなものですよ。
たとえが古くて悪いけど。
なお、題名は、サイモンとガーファンクルに由来してますね。
しかしながら、「最初に出会った少女が、最後の恋人」というようなコンセプトの川上ワールドでは、「翼はいつまでも」と比較すると、どうしても、今ひとつという感じを持たざるを得ない。
繰り返すが、決して、駄作だとか、二番煎じ(発売順では逆かもしれない)というのではなく、偉大なマンネリという印象を持つ。
それでも、何で読むのか?
そりゃ、寅さん映画を毎回見るようなものですよ。
たとえが古くて悪いけど。
なお、題名は、サイモンとガーファンクルに由来してますね。