さすが東野圭吾ですね。
文章の作り方・会話の流れに才能とセンスがほとばしる!
登場人物が舞い上がる気持ちを抑えて、平静さを装う行動はは思わず手を打ちたくなるような描写(クスクス笑い)…読んでいる人の心をモゾモゾさせる現実感と人間臭さ…
滑稽、哀れ、勘違い、いろんな作家・編集者が登場しますが、超ベストセラー作家、東野圭吾の上から目線の作品では決してなく、それでも東野圭吾でなくては書けない出版界の内幕。
作家志望の人、編集者に憧れている人にとって必読、愛蔵すべき作品
ここのレビューに従い、黒笑小説も一緒に注文しました。だけどまだ届かない(笑)
実は黒笑小説は以前に読んだことがあるのですが、東野圭吾自身がモデルじゃないかというような登場人物がいましたね。
直木賞が欲しくてたまらず、みっともないくらいあたふたとしている作家
驚きました。プライドを捨てて、よくこんなに赤裸々に書けると…
今や直木賞作家!
東野圭吾が書いたというだけでも値打ちがあり、またそれだけに真実味がありました。
作家は無理でも編集者に憧れる人は多いはず…
林真理子さんのエッセイに出てくる編集者は東大出の二枚目とかモデル並みの美人とか…
実際そうなんだろうけど、東野圭吾はそういう点も風刺してるね。
だけどやっぱり本好きにとって出版界は永遠の憧れ!私だって…
遠い世界を身近に感じさせてくれた東野圭吾さんありがとう!
知りたかった秘密をこっそり教えてもらえたような満腹感がありました。
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歪笑小説 (集英社文庫) 文庫 – 2012/1/20
東野 圭吾
(著)
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禁断の小説業界舞台裏を描く、東野笑劇場!
新米編集者が初接待ゴルフで知った、「伝説の編集者」の仕事ぶり。自作のドラマ化に舞い上がる作家。担当編集者に恋心を抱く小説家…小説業界をネタに、ブラックな笑いで贈る連作小説集。
新米編集者が初接待ゴルフで知った、「伝説の編集者」の仕事ぶり。自作のドラマ化に舞い上がる作家。担当編集者に恋心を抱く小説家…小説業界をネタに、ブラックな笑いで贈る連作小説集。
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2012/1/20
- 寸法10.8 x 1.5 x 15.2 cm
- ISBN-104087467848
- ISBN-13978-4087467840
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2012/1/20)
- 発売日 : 2012/1/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 360ページ
- ISBN-10 : 4087467848
- ISBN-13 : 978-4087467840
- 寸法 : 10.8 x 1.5 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 125,183位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。エンジニアとして勤務しながら、85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 使命と魂のリミット (ISBN-13: 978-4043718078 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は東野作品では最後に、読めば良かったと思った。
出版社の舞台裏とか小説家のことがよくわかって良かったけど、短編2作品にショック 東野ロスがリアルだったから・・・・でも 再婚おめでとうございます
出版社の舞台裏とか小説家のことがよくわかって良かったけど、短編2作品にショック 東野ロスがリアルだったから・・・・でも 再婚おめでとうございます
2019年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
息子が小6の頃、小話集として、読んでいました。
ちょっと難しいところもあるようです。社会勉強だと思ってくれ。
ちょっと難しいところもあるようです。社会勉強だと思ってくれ。
2012年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大体、表紙からして笑わせる。「歪笑」?ゆがんだ笑い?、分けて読むと「不正な笑い」?何だそれは?
と思ってちょっと薄暗めの写真に目を転ずると、この小説内に出てくる本が3冊積まれている。そして、
上から2冊目には、さんざんこき下ろされている「撃鉄のポエム」の書名がさりげなく見えるようにして
ある。読後に見ると、これだけでも笑いがこみあげてくる。
そして巻末にも、小説内に出てくる作家たちの本を「灸英社文庫 好評既刊」と称してパロディーの広告
が掲載されている。そのタイトルと紹介文が、また小説の内容と関連して笑わせるのだ。
つまり、頭からしっぽまでアンコの入ったたい焼きのように、表紙から巻末に至るまで、東野氏のイタズラ
心が炸裂したノリノリの一冊なのである。
12の短編も、それぞれ独立していながら、巧妙につながっており、前の話の中身が、後に出てくる話の可笑
しさをさらに増幅するような“仕掛け”に満ちている。
軽妙、洒脱にして粋な東野節が満載。「夢の映像化」で“稀代のスター木林拓成”が出てくる最後の一行は、
切れ味鋭い落語の「オチ」といった感じだし、「小説誌」の最後では、何かほろっと涙しそうになる。一本
一本、見事に東野氏の術中に心地よくハマっていく感覚に陥る。
「序の口」に出てくる小説家の「番付」を借りて言えば「やっぱり東の横綱は東野かな」という、ダジャレ
とも本心ともつかぬ独り言が出てくる。そういう秀逸な作品である。
と思ってちょっと薄暗めの写真に目を転ずると、この小説内に出てくる本が3冊積まれている。そして、
上から2冊目には、さんざんこき下ろされている「撃鉄のポエム」の書名がさりげなく見えるようにして
ある。読後に見ると、これだけでも笑いがこみあげてくる。
そして巻末にも、小説内に出てくる作家たちの本を「灸英社文庫 好評既刊」と称してパロディーの広告
が掲載されている。そのタイトルと紹介文が、また小説の内容と関連して笑わせるのだ。
つまり、頭からしっぽまでアンコの入ったたい焼きのように、表紙から巻末に至るまで、東野氏のイタズラ
心が炸裂したノリノリの一冊なのである。
12の短編も、それぞれ独立していながら、巧妙につながっており、前の話の中身が、後に出てくる話の可笑
しさをさらに増幅するような“仕掛け”に満ちている。
軽妙、洒脱にして粋な東野節が満載。「夢の映像化」で“稀代のスター木林拓成”が出てくる最後の一行は、
切れ味鋭い落語の「オチ」といった感じだし、「小説誌」の最後では、何かほろっと涙しそうになる。一本
一本、見事に東野氏の術中に心地よくハマっていく感覚に陥る。
「序の口」に出てくる小説家の「番付」を借りて言えば「やっぱり東の横綱は東野かな」という、ダジャレ
とも本心ともつかぬ独り言が出てくる。そういう秀逸な作品である。
2012年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作中に出てくる人名はもちろん架空のものなんだけど、
「あれ? これってあの作家じゃあない?」と思っちゃうのがああります。
何もかもがつまらないです。
何度も途中で読むのをやめようかと思ったぐらいでした。
「あれ? これってあの作家じゃあない?」と思っちゃうのがああります。
何もかもがつまらないです。
何度も途中で読むのをやめようかと思ったぐらいでした。
2012年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『黒笑小説』を読んでいる方は必読の一冊。
編集者と作家の笑えないけど笑える話が満載です。
短編集ながら、すべてが1本につながるように計算された
構成が素晴らしい。
乱歩賞受賞後、現在のような人気作家になるまで
長い不遇時代があった作者ゆえに、背景には
編集者に対する複雑な思いも感じられます。
また、出版不況下の小説誌の現状などはかなりリアル。
「戦略」の作家のキャラチェンジは、シーンが想像
されて、思わず吹き出しました。小説で笑ったのは久々。
巻末の広告まで要チェックです。
『ミステリーの書き方』(幻冬舎)を読んでおくと
「ミステリ特集」はより面白いかもしれません。
編集者と作家の笑えないけど笑える話が満載です。
短編集ながら、すべてが1本につながるように計算された
構成が素晴らしい。
乱歩賞受賞後、現在のような人気作家になるまで
長い不遇時代があった作者ゆえに、背景には
編集者に対する複雑な思いも感じられます。
また、出版不況下の小説誌の現状などはかなりリアル。
「戦略」の作家のキャラチェンジは、シーンが想像
されて、思わず吹き出しました。小説で笑ったのは久々。
巻末の広告まで要チェックです。
『ミステリーの書き方』(幻冬舎)を読んでおくと
「ミステリ特集」はより面白いかもしれません。
2013年2月18日に日本でレビュー済み
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東野圭吾というと、どんでん返しのミステリーとか登場人物の人情味を楽しみにしていましたが、なんだかこの小説は作家と出版社の裏話が書き記されているようで、あまり興味を持てませんでした。
2012年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまで、東野さんはこの「笑」シリーズを3巻発表しています。いずれも著者のお笑い好きのなせるもので、3巻ともとても楽しめました。で、今回のもいつものつもりでいたところ、途中で少し今までのと違うなと思いました。が、読み終えて、やっぱり東野さん、いいなあと思いました。
今回のこの「歪笑小説」が、これまでのものと少し違っているところがあるというのは、これまでのは、いろんな場面、シチュエーションでお笑いを展開していましたが、今回のは東野さんのお得意のひとつである「小説業界モノ」とでもいうべきものに限っているところです。「本」に関するお話ばかりなのです。と言っても、編集から売り込み、はては、小説家の結婚にまで至っていて、結果、読んでいて、全然飽きさせないものになっていますが。
それと、もうひとつこれまでのものと違うところはお笑いだけでなく、なんだか心温まるような話があったり、東野さんの決意みたいなものが読めるようなものがあったりするところです。でも、どの話も、とても人間的で、そういった意味では「ユーモア小説集」と言った感じで東野さんの新しい挑戦でしょうか。
さて、読み終えて思ったのは、東野さんって本当に「本」が好きなんだなあということです。もう、愛情ヒシヒシですね。そして、こちらの心も温かくなりました。
いろいろと、しんどい日々が続きますが、とても温かい気持ちになりました。とてもいい本です。お勧めです!
今回のこの「歪笑小説」が、これまでのものと少し違っているところがあるというのは、これまでのは、いろんな場面、シチュエーションでお笑いを展開していましたが、今回のは東野さんのお得意のひとつである「小説業界モノ」とでもいうべきものに限っているところです。「本」に関するお話ばかりなのです。と言っても、編集から売り込み、はては、小説家の結婚にまで至っていて、結果、読んでいて、全然飽きさせないものになっていますが。
それと、もうひとつこれまでのものと違うところはお笑いだけでなく、なんだか心温まるような話があったり、東野さんの決意みたいなものが読めるようなものがあったりするところです。でも、どの話も、とても人間的で、そういった意味では「ユーモア小説集」と言った感じで東野さんの新しい挑戦でしょうか。
さて、読み終えて思ったのは、東野さんって本当に「本」が好きなんだなあということです。もう、愛情ヒシヒシですね。そして、こちらの心も温かくなりました。
いろいろと、しんどい日々が続きますが、とても温かい気持ちになりました。とてもいい本です。お勧めです!