高校時代、確かにこういうような時間が流れていたな。
登場人物の誰にでも自分が混ざっているような不思議な感覚で読み進めていった本でした。
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桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 文庫 – 2012/4/20
朝井 リョウ
(著)
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映画化大ヒット青春小説!
バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。(解説/吉田大八)
バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。第22回小説すばる新人賞受賞作。(解説/吉田大八)
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2012/4/20
- 寸法10.7 x 1.1 x 15.2 cm
- ISBN-104087468178
- ISBN-13978-4087468175
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2012/4/20)
- 発売日 : 2012/4/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4087468178
- ISBN-13 : 978-4087468175
- 寸法 : 10.7 x 1.1 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,999位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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岐阜県生まれ。小説家。
2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。
2014年『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞を受賞。
2021年『正欲』で第34回柴田錬三郎賞を受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月15日に日本でレビュー済み
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自分のことを棚に上げて他の人たちの言動に文句を付ける、まさしく僕が高校生のときそうだった。上とか下とか、レギュラーがどうとかそういったものから逃げられなかった高校生活。10年前の感情を思い出した。自分はその時から成長しているのだろうか。
2022年5月25日に日本でレビュー済み
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映画がヒットしたことは知っていますが、観ていません。19歳での作家デビュー作ということで、さすがに文体もまだ未熟だけれど、高校生たちがとてもフレッシュ。ただ、ストーリーというものは特になく、数日間の断片が描かれているのみ。これを、どう映画化したのでしょう。もう少し全体の流れが欲しかったです。
2023年6月10日に日本でレビュー済み
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個人的には、もう少し展開が欲しかったかも……
2023年12月3日に日本でレビュー済み
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朝井りゅうさんの本を読んでいましたが、夕梅いなこの本は読めてませんでした。高校生の話と言う事で手に取れてませんでした、
とても、面白く読めましたが、最近の高校生は大変だなーってのが一バッbでした
通りすぎた時間だからそー思えるのか
自身がこの年齢のときはそれなりに大変だったのかもしれません
とても、面白く読めましたが、最近の高校生は大変だなーってのが一バッbでした
通りすぎた時間だからそー思えるのか
自身がこの年齢のときはそれなりに大変だったのかもしれません
2021年10月24日に日本でレビュー済み
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タイトルの桐島くんは最後まで登場しないので肩透かしを食らった。桐島くんは小説内から退場したのだろうか。
言葉遣いが今風でリアル。短い作品だけれど心理描写は細かい。スマホで読むには丁度いい。ただ逆に言えば少し物足りないかもしれない。映画部と、母親想いの実果の話、が良かった。
言葉遣いが今風でリアル。短い作品だけれど心理描写は細かい。スマホで読むには丁度いい。ただ逆に言えば少し物足りないかもしれない。映画部と、母親想いの実果の話、が良かった。
2022年11月13日に日本でレビュー済み
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本書の最大の長所は、若者の感性(好み、思考)があますところなく描かれている点である。著者が大学生という高校生に近い年齢で書いたことの利点である。
一方で、若すぎる作家は、欠点も残す。それは人生経験であり、多くの読者が人生の先輩であることから批判も起こる。サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』のように突き抜けたものがあれば、ほとんどの大人は黙るし、称賛する。しかしながら、本書はそれがなかった。人物描写が浅く、また作家が苦労とするキャラクター作りも浅い。物語の展開も変化がなく凡庸。タイトルは、他のタイトルでもよく、なぜこのタイトルでないといけないのか、分からない。本作の内容とあまり関係ないタイトルをつけても構わないが、本作は倍率千倍以上の投稿作品の頂点である。小説としてもっと気の利いたタイトルをつけるべきであろう。
以下はネタバレになるが、本書の欠点である。
① 本作は複数の登場人物の一人称で描かれる。3人称多視点よりも登場人物を描きやすい代わりに、登場人物を掘り下げることが求められる。しかし、人物の掘り下げが浅い。例えば、菊池のバレーボールの描写は細かく、バレーに熱中している様子が伝わる。高校生といえども強豪高校となれば、かなり専門的な知識を身につける。これに対して、沢島亜矢のブラスバンドにおける知識はごく簡単な表現で終わっている。映画部の前田涼也もそうだ。映画のコンクールで受賞するならば、映画の撮影技術についてのこだわりや情熱があってしかるべきだが、それが描けていない。いや、著者が調べようとしていないことが、読者に丸わかりなのだ。そして、どの人物も表現や個性が同じであることから、どの人物がどのようなことで悩み、成長しようとしているのか掴みづらい。登場人物を二人に絞って、本作を書く方が、良いできになったであろう。
② 思春期は実際には棘がある。この棘を描けてこそ、甘く酸っぱい青春時代を思いだす。本作はただ甘さだけが伝わる。例えば、宮部実果は、これだけ複雑な環境ならば、周囲にフラストレーションを発散するはずである。実際には、女子高校生は繊細で、傷つきやすく、苦しい時には平気で人を傷つける。このような実態こそが自然であり、その棘に大人は考えさせられる。どの登場人物にも棘があっていいはずだ。それこそ、思春期特有の事情により、人生最大の生きがいである部活を辞めた桐島の棘を描くべきであろう。
小説作法の未熟さは、かえって本作の魅力だから、あえて批判はしない。しかし、これも1回きりしか使えない裏技であり、著者は成熟していくことが求められるだろう。
一方で、若すぎる作家は、欠点も残す。それは人生経験であり、多くの読者が人生の先輩であることから批判も起こる。サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』のように突き抜けたものがあれば、ほとんどの大人は黙るし、称賛する。しかしながら、本書はそれがなかった。人物描写が浅く、また作家が苦労とするキャラクター作りも浅い。物語の展開も変化がなく凡庸。タイトルは、他のタイトルでもよく、なぜこのタイトルでないといけないのか、分からない。本作の内容とあまり関係ないタイトルをつけても構わないが、本作は倍率千倍以上の投稿作品の頂点である。小説としてもっと気の利いたタイトルをつけるべきであろう。
以下はネタバレになるが、本書の欠点である。
① 本作は複数の登場人物の一人称で描かれる。3人称多視点よりも登場人物を描きやすい代わりに、登場人物を掘り下げることが求められる。しかし、人物の掘り下げが浅い。例えば、菊池のバレーボールの描写は細かく、バレーに熱中している様子が伝わる。高校生といえども強豪高校となれば、かなり専門的な知識を身につける。これに対して、沢島亜矢のブラスバンドにおける知識はごく簡単な表現で終わっている。映画部の前田涼也もそうだ。映画のコンクールで受賞するならば、映画の撮影技術についてのこだわりや情熱があってしかるべきだが、それが描けていない。いや、著者が調べようとしていないことが、読者に丸わかりなのだ。そして、どの人物も表現や個性が同じであることから、どの人物がどのようなことで悩み、成長しようとしているのか掴みづらい。登場人物を二人に絞って、本作を書く方が、良いできになったであろう。
② 思春期は実際には棘がある。この棘を描けてこそ、甘く酸っぱい青春時代を思いだす。本作はただ甘さだけが伝わる。例えば、宮部実果は、これだけ複雑な環境ならば、周囲にフラストレーションを発散するはずである。実際には、女子高校生は繊細で、傷つきやすく、苦しい時には平気で人を傷つける。このような実態こそが自然であり、その棘に大人は考えさせられる。どの登場人物にも棘があっていいはずだ。それこそ、思春期特有の事情により、人生最大の生きがいである部活を辞めた桐島の棘を描くべきであろう。
小説作法の未熟さは、かえって本作の魅力だから、あえて批判はしない。しかし、これも1回きりしか使えない裏技であり、著者は成熟していくことが求められるだろう。