映画『シグナル〜月曜日のルカ〜』原作者の最新作。
そして「愛媛」が舞台の“ご当地小説”であるか・・・で購入。
(関口氏の作品は、この2作しか読んでいないのですが、他にも
地方(都市)を舞台とした作品を、積極的に書かれているのですね)
今じゃ5年ひと昔、の時代。作中、登場人物がスマホを当たり前に
使いこなす・・・まさに、リアルな青春小説。
(実は主人公は、大学生時代の作者が投影されているのかもしれませんが)
読み終わって。
う〜〜ん、オジサンには、こんなハチャメチャなヒロインにぶん回され
ながらひと夏を過ごして、「一生に一度の特別な夏」と呼べるほどの気力
はないな・・・・で、☆ひとつ減。
今どきの大学生といえば、リクルート・スーツを着込んで、真夏でも
就職活動・・というイメージばかりあるのですが、
“失恋して、愛媛へみかん農家にアルバイトに出かけてしまう”
そんな大学生も、きっと実在するんだ・・・・・
すべての若者の「青春」に乾杯!。
オジサンは、そんな心境にナリマシタ。
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ナツイロ (集英社文庫) 文庫 – 2012/6/26
関口 尚
(著)
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あの夏を忘れない…書き下ろし青春小説
みかん農家のアルバイターとして暮らした愛媛で知り合った女子はシンガーソングライター。彼女に振り回された季節は、それでも輝いた日々だったのかもしれない。今どき大学生の青春小説。
みかん農家のアルバイターとして暮らした愛媛で知り合った女子はシンガーソングライター。彼女に振り回された季節は、それでも輝いた日々だったのかもしれない。今どき大学生の青春小説。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2012/6/26
- ISBN-10408746850X
- ISBN-13978-4087468502
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2012/6/26)
- 発売日 : 2012/6/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 280ページ
- ISBN-10 : 408746850X
- ISBN-13 : 978-4087468502
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,432,608位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年7月6日に日本でレビュー済み
Yesマンである自分に嫌気のさしている主人公。
お馬鹿、だから最強なシンガーソングライターの女の子。
一夏、振り回されて。。。
(まぁ、男なんて、綺麗な女の子には振り回されるモノですが。何歳になっても。)
「弱いゆえの事なかれ主義」だった主人公、「自分の本当のイエスのために、傷だらけに前進する」ヒロインの強さを少し学んで。読後感も爽やかな、青春!な逸品です。
なんといっても、ハチャメチャで、でも魅力的なヒロインが光る一冊。
*好みは分かれそうですが。。。
お馬鹿、だから最強なシンガーソングライターの女の子。
一夏、振り回されて。。。
(まぁ、男なんて、綺麗な女の子には振り回されるモノですが。何歳になっても。)
「弱いゆえの事なかれ主義」だった主人公、「自分の本当のイエスのために、傷だらけに前進する」ヒロインの強さを少し学んで。読後感も爽やかな、青春!な逸品です。
なんといっても、ハチャメチャで、でも魅力的なヒロインが光る一冊。
*好みは分かれそうですが。。。
2012年8月19日に日本でレビュー済み
関口さんの君に舞い降りる白やシグナルが良かったので楽しみにしていたのですが、ちょっと残念でした。
主人公の譲に感情移入し、彼の視点で読んだら最後、破天荒娘リンにイライラする事間違いないです。
というか、譲の事なかれ主義にもイライラです。
つまり、主役の2人が揃って読者にイライラを提供してくれるのです。
これをストレスなく読み終えるには人としての寛大さ、
あるいは、物語に入り込み過ぎず、ある程度の距離を持って作品に接する事が必要だと思います。
ところどころ、良い描写もあったんですがね。
主人公の譲に感情移入し、彼の視点で読んだら最後、破天荒娘リンにイライラする事間違いないです。
というか、譲の事なかれ主義にもイライラです。
つまり、主役の2人が揃って読者にイライラを提供してくれるのです。
これをストレスなく読み終えるには人としての寛大さ、
あるいは、物語に入り込み過ぎず、ある程度の距離を持って作品に接する事が必要だと思います。
ところどころ、良い描写もあったんですがね。
2012年8月13日に日本でレビュー済み
リンのことを好きになれるかどうかで評価はわかれるでしょう。私はこういう人間は全くダメ。リンを破天荒なキャラにしたかったのは分かりますが、設定が行き過ぎ。不愉快で、存在すら許しがたいレベル。それでもストーリーに捻りがあればもう少しよかったのですが、トモキの真相なんて、中高生の小説かと思うくらいチープ。まず立ち読みして、最初のリンの言動にイラっと来た人は購入しない方がいいと思います。