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猫背の王子 (集英社文庫) 文庫 – 2000/11/17

4.2 5つ星のうち4.2 64個の評価

小劇団を主宰するレズビアンのミチルは、熱狂的なファンに囲まれる日々を過ごしていたが、劇団が解散に追い込まれ……。俊英のスキャンダラスな幻のデビュー作、ついに解禁。(解説・山本文緒)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2000/11/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/11/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 408747268X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087472684
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 64個の評価

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中山 可穂
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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はじめにこの作品の続編を読んだのですが、何故先にこの作品を読まなかったのかと、後悔しました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
例え神の視点からの描写であっても、男性の作家と女性の作家では作品にその性別がにじみ出る。ひょっとしたら中性的なのかな、と思ったりしたが結果としては女性作家の作品だと思った。作品全体に張りがあり中山可穂の世界に引きずり込まれた。

・主人公をはじめ、登場人物がみな個性的に描かれていた
・演劇に全身全霊でぶつかる姿勢と奥深さを知ることができた
・「トオルを失うこと=劇団の解散」への味付けがもうひとつ
・せっかくレズビアンの世界を描いたのであるから、なぜそうなのか、なぜ男性ではダメなのか、という基本的姿勢について少しでも言及があれば分かりやすかった
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月13日に日本でレビュー済み
女たらし、淫乱、奔放。王子ミチルを形容する言葉には決して良いイメージはないのだけれど、どうしてああも純粋で、舞台に関するわがままやプライドには気高ささえも感じさせるのだろう。全ては芸の高みに達する為のささいな余白であって、それ以上でも以下でもないからだと思う。いかに俗っぽいこと、乱れたことをしようとも、それは穢れですらないのだろう。そのミチルの余白の中で、幾人もの男と女が束の間の恍惚と、諦念を抱いては彼女の元から去って行く。
どの場面も映画のワンシーンのように、鮮やかに映像が目に浮かんだ。でもミチルを演じれる女優(俳優?)は全く思い浮かばない。
彼女を買いかぶりすぎかなあ、、
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年1月4日に日本でレビュー済み
これを「ポルノ」と呼んでも悪口を言ってることにはならないと思います。

何せ性交性交また性交と言った内容ですから。

きわめて良質のポルノ小説だと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年8月3日に日本でレビュー済み
 表紙のインパクトに惹かれて読んだ。がりがりに痩せた女が、ナイフを握りその瞳の先を見据えている、迫力のある表紙。その姿は、まさにこの物語の主役王寺ミチルをあらわしていた。
 この作品の主人公はレズビアンの劇団員。女性の同性愛がどんな風であるのか全く知らなかったが、嫌な感じはなかった。同性に惹かれることもあるだろうと思えた。王寺は、全く中性的な人物だった。彼女の行動全てが、印象的というか、魅力に思えた。続編が二作あり、それでもまだ収まっていない部分があるから、この著者は王寺を主役にまた書くのかもしれない。もう一度、読みたい。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月1日に日本でレビュー済み
良い所

情景描写が非常に美しかった

個人的にはこの本の一番の見所だと思う

物語の主題自体はかなり地味だけど上手く読者を引き込んで

次へ次へとページをめくらされる

悪い所

老婆のエピソードが本編とあまり関係ない上気色悪い

演劇論を語るシーンにあまり必然性が無い上中2病臭い

主人公が感じ悪い(女性が読むと純粋にカッコイイと思えるかもしれない)

総評

デビュー作故か小説として下手な部分もあったけど

センス自体は光っててその荒削りな感じも楽しめた
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月29日に日本でレビュー済み
「自分とセックスしている夢を見て、目が覚めた。」

印象的な書き出し、印象的な表紙写真、印象的な登場人物。

とにかく強力なインパクトを持った作品です。

特に主人公の王寺ミチルは、極めて強烈でリアルな存在として読者の目の前に立ち現れます。

現実の友人や同僚よりも、はるかにリアルな存在として読者の生活の中に現れ、そして読者のハートを奪っていきます。

読み終わる頃には、王寺ミチルがずっと昔からの知人であったかのような錯覚すら覚えることでしょう。

自分の現実の生活をすらきっと王寺ミチルにかき回されることになりますが、それもまたこの作品の楽しみのひとつです。

時間と心に余裕のあるときに、どうぞお読みください。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年1月31日に日本でレビュー済み
主人公のミチルが、骨ばっていて自堕落、不器用な感じでいとしい。
ただ作者初期の作品と言うことで、キャラクターの動きに一貫性がないところがあり、たまに違和感も感じた。
ミチルの劇団に対するまっすぐで強い思いが、細かいたくさんの言葉で伝えられる。
作者が劇団出身とあり、あとがきにもそちらに触れていたので、少し大げさな感じはしても、リアルな言葉なのだろうと思う。
呼んでいる側に響きやすい。
本のレビューに「青春恋愛小説」とあったが、劇団に対する「青春」のほうがはるかに強く、「恋愛」の印象は少し薄かった。
主人公にはとても惹かれるので、この作者の本をもっともっと読んでみたい。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート