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歌舞伎を救ったアメリカ人 (集英社文庫) 文庫 – 2001/12/14
岡本 嗣郎
(著)
戦後、GHQの弾圧を受け、瀕死状態にあった歌舞伎。マッカーサーの側近でありながら、その窮地を救った男がいた──。今明かされる、感動の戦後秘話。巻末鼎談に小泉純一郎氏も登場。
- 本の長さ472ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2001/12/14
- ISBN-104087473961
- ISBN-13978-4087473964
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2001/12/14)
- 発売日 : 2001/12/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 472ページ
- ISBN-10 : 4087473961
- ISBN-13 : 978-4087473964
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,074,774位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 158位演劇・舞台ノンフィクション
- - 731位歌舞伎・文楽・能
- - 7,267位演劇 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
既に読んでいる本ですが、手元に置いておきたく購入しました。
2013年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
虚言癖のあるバワーズの発言をもとに、嘘でかためた美談を作りあげてしまった悪書。この本がばらまく嘘を修正するために、ハワイ大学の研究者をはじめ、多くの研究者が無駄な努力をしいられている。
この著者の悪質さは、ボナー・フェラーズが原爆をつかうことを肯定していたことを知りながら、その事実を隠してフェラーズを美化している著書「陛下をお救いなさいまし」からも明らか。
この著者の悪質さは、ボナー・フェラーズが原爆をつかうことを肯定していたことを知りながら、その事実を隠してフェラーズを美化している著書「陛下をお救いなさいまし」からも明らか。
2013年7月28日に日本でレビュー済み
バワーズは確かに歌舞伎好きのGHQ関係者ではあったが、ここに語られているような美談の多くは、歌舞伎関係者の誤解を意図的に修正しなかった虚構が真実として語り継がれた物である。
商品説明にある「マッカーサーの副官」というのがまず事実に反するが、日本語に堪能だったバワーズ本人がそれを否定しなかったという事からもこの人物の品格がわかる。
ここに描かれているのは忠臣蔵でいえば、史実の大石内蔵助ではなく歌舞伎の大星由良之助の事であるというぐらいに割り引いて読まないとならない。
バワーズの真実の姿については、『歌舞伎 研究と批評40』所載の浜野保樹「バワーズ伝説の検証」が詳しい。
ヘンリー・スティムソンらが京都を原爆から救ったという大嘘と並ぶ、いまだ信じられている「GHQ美談」の一つであろう。
商品説明にある「マッカーサーの副官」というのがまず事実に反するが、日本語に堪能だったバワーズ本人がそれを否定しなかったという事からもこの人物の品格がわかる。
ここに描かれているのは忠臣蔵でいえば、史実の大石内蔵助ではなく歌舞伎の大星由良之助の事であるというぐらいに割り引いて読まないとならない。
バワーズの真実の姿については、『歌舞伎 研究と批評40』所載の浜野保樹「バワーズ伝説の検証」が詳しい。
ヘンリー・スティムソンらが京都を原爆から救ったという大嘘と並ぶ、いまだ信じられている「GHQ美談」の一つであろう。