第6巻は、勝利がスパイスに拘り、カレーを作る場面から始まる。「ほかのことならいざ知らず、☕と料理に関してだけは手を抜くなんてプライドが許さない。」と主人公は心の中で呟くが、これは作者・村山由佳氏の信念でもある。彼女のツイッターを見れば一目瞭然である。読者の私も最近は、豆屋で豆を挽いた粉の☕を飲むようになった。
この第6巻最後の章で、本書のタイトル『おいしい☕のいれかた』が伝授されます。
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おいしいコーヒーのいれ方 (6) 遠い背中 (集英社文庫) 文庫 – 2004/6/18
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ピュアな「秘密の恋」を描く大人気シリーズ!
叔父夫婦の帰国を機に、花村の家を出て一人暮らしをすることになった勝利。これで5歳年上のいとこ・かれんとの「秘密の恋」に進展が? 二人だけの時間を作るつもりが、そうはウマくいかず…!?
叔父夫婦の帰国を機に、花村の家を出て一人暮らしをすることになった勝利。これで5歳年上のいとこ・かれんとの「秘密の恋」に進展が? 二人だけの時間を作るつもりが、そうはウマくいかず…!?
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2004/6/18
- 寸法10.5 x 2.2 x 14.8 cm
- ISBN-104087477053
- ISBN-13978-4087477054
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2004/6/18)
- 発売日 : 2004/6/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4087477053
- ISBN-13 : 978-4087477054
- 寸法 : 10.5 x 2.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 390,092位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。 2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学 賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 明日の約束 おいしいコーヒーの入れ方 SECOND SEASON 2 (ISBN-13: 978-4087465754 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年8月19日に日本でレビュー済み
シリーズ6作目。文庫2004/6刊。
いつものように、ストーリーが自然に流れていきます。
6巻で一番良かったのは、スペシャル・サイド・ストーリー。
ひげのマスターの視線で、自分と かれん と 両親の事故のことが、語られます。
3歳の かれん が、けなげです。
洋楽の章立てはこれ。
HONESTY : Billy Joel
(Special Side Story)
WHAT A WONDERFUL WORLD : Louis Armstrong
(84)
いつものように、ストーリーが自然に流れていきます。
6巻で一番良かったのは、スペシャル・サイド・ストーリー。
ひげのマスターの視線で、自分と かれん と 両親の事故のことが、語られます。
3歳の かれん が、けなげです。
洋楽の章立てはこれ。
HONESTY : Billy Joel
(Special Side Story)
WHAT A WONDERFUL WORLD : Louis Armstrong
(84)
2014年10月22日に日本でレビュー済み
優しさに包まれたような丁寧な描写が結構好き。
1巻目でどうなる事かと思ったけど、段々と馴染んでいったなー
で、もう6巻目・・と。
勝利君のやさしーやさしー性格が、何とも心地よいですな。
最後に、マスター視点の過去エピソードがある。
事故の描写が丁寧でいいけど、そのせいで辛かった。
飲酒運転、絶対嫌!! って叫んでた心の中で。
大きな動きは勝利君の一人暮らしぐらいでしたが、
それにより何かがこれから起きていくのかなーと期待を寄せます。
次巻へ。
1巻目でどうなる事かと思ったけど、段々と馴染んでいったなー
で、もう6巻目・・と。
勝利君のやさしーやさしー性格が、何とも心地よいですな。
最後に、マスター視点の過去エピソードがある。
事故の描写が丁寧でいいけど、そのせいで辛かった。
飲酒運転、絶対嫌!! って叫んでた心の中で。
大きな動きは勝利君の一人暮らしぐらいでしたが、
それにより何かがこれから起きていくのかなーと期待を寄せます。
次巻へ。
2004年6月24日に日本でレビュー済み
主人公の恋愛がゆっくり進むのがもどかしいけど、
さわやかで、すごく応援したくなります。
登場人物も魅力的で憎めないし、さらっと読めて読後感◎
描写がわかりやすいせいか、ビジュアルイメージが
はっきり目に浮かんでくる作品です。
個人的には大好きなシリーズだけど、筋は読めてるし
なにしろ軽い感じなので、読み終わった後にもう1回読もうという気は起きません。
毎回楽しみな「おまけ」も、前作の方が良かったかな?
ということを考えると、☆は4つどまりです。次回作に期待!
さわやかで、すごく応援したくなります。
登場人物も魅力的で憎めないし、さらっと読めて読後感◎
描写がわかりやすいせいか、ビジュアルイメージが
はっきり目に浮かんでくる作品です。
個人的には大好きなシリーズだけど、筋は読めてるし
なにしろ軽い感じなので、読み終わった後にもう1回読もうという気は起きません。
毎回楽しみな「おまけ」も、前作の方が良かったかな?
ということを考えると、☆は4つどまりです。次回作に期待!
2006年3月24日に日本でレビュー済み
花村の両親が帰ってくることで勝利は一人で暮らすことを決意。
そうすればかれんと会うことも多くなるとも考えて。
もちろん自分自身のステップアップも考えてるんだけど。
でも二人になる時間がなかなか作れないうえに星野りつこが摂食障害っぽくなってしまったから。
勝利の気持ちとは裏腹にかれんと距離が詰められず、行き違ってばかりといった感じです。
そうすればかれんと会うことも多くなるとも考えて。
もちろん自分自身のステップアップも考えてるんだけど。
でも二人になる時間がなかなか作れないうえに星野りつこが摂食障害っぽくなってしまったから。
勝利の気持ちとは裏腹にかれんと距離が詰められず、行き違ってばかりといった感じです。
2003年3月24日に日本でレビュー済み
「嵐の前の静けさ」といった感じです。
一巻~五巻までいろいろと波乱があったのですが、六巻は、たんたんと
進みます。
変化があったとすれば、勝利が一人暮らしをしたことぐらい。
でも春の日差しのように麗らかな、内容は好感を持ちます。
一巻~五巻までいろいろと波乱があったのですが、六巻は、たんたんと
進みます。
変化があったとすれば、勝利が一人暮らしをしたことぐらい。
でも春の日差しのように麗らかな、内容は好感を持ちます。
2003年9月30日に日本でレビュー済み
実は「おいコー」シリーズはこの巻から読み始めた。表紙の絵に引かれて買ったのである。読んでみて、私のお気に入りのシリーズになった。これには、挿絵の素晴らしさの効果も大きい。大人であるような、子供であるような「かれん」を見事に描いているからだ。