1970年代80年代、高度経済成長とバブル崩壊、日本が今よりももっと元気で、その時代を生きた主人公の若者は、破天荒でエネルギッシュ!面白かったです!
同時期を過ごした、かつての若者だった私自身を重ねて読みました。
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東京物語 (集英社文庫) 文庫 – 2004/9/17
奥田 英朗
(著)
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直木賞作家が贈る青春グラフィティ。
1978年4月、親の反対を押し切って上京した久雄は、バブル期を迎えた80年代の東京で、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく。眩しくて懐かしい、青春グラフィティ。(解説・豊崎由美)
1978年4月、親の反対を押し切って上京した久雄は、バブル期を迎えた80年代の東京で、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく。眩しくて懐かしい、青春グラフィティ。(解説・豊崎由美)
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2004/9/17
- ISBN-10408747738X
- ISBN-13978-4087477382
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2004/9/17)
- 発売日 : 2004/9/17
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 408747738X
- ISBN-13 : 978-4087477382
- Amazon 売れ筋ランキング: - 85,682位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1959年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て作家活動に入る。2002年『邪魔』で大藪春彦賞、04年『空中ブランコ』で直木賞、07年『家日和』で柴田錬三郎賞、09年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 無理 (ISBN-13: 978-4163285801 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
1 星
奥田作品としては低調
名古屋から上京し予備校から全く勉強せず大学も合格したが父親の会社が倒産し、大学も中退した。零細企業に勤めながら青春時代を描いた作品だが、奥田作品にしては面白くなかった。一般文学通算2507作品目の感想。2021/04/01 18:20
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2023年2月10日に日本でレビュー済み
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2020年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョン・レノンの死亡が中3の冬でした。
当時は洋楽聴き始めで当然ビートルズは入口。
当時は何が何だか分からず友人に話をしたら、俺にその話をするな!!な反応でした。
バブル時の街の不動産業はえげつなかったですね。
上の階、下の階の不動産屋が当該ビルの地上げを始めた、なんて話も有りました。
昭和の終わりは世代の違う私にとっても、いつまでも学生気分じゃいられないなぁと感じ始めた頃ですね。
時節柄一番印象に残ったのが名古屋オリンピックの招致。
すっかり忘れていましたが、そうそう!でした。
東京オリンピックはどうなることやらですが…
面白かったです。
当時は洋楽聴き始めで当然ビートルズは入口。
当時は何が何だか分からず友人に話をしたら、俺にその話をするな!!な反応でした。
バブル時の街の不動産業はえげつなかったですね。
上の階、下の階の不動産屋が当該ビルの地上げを始めた、なんて話も有りました。
昭和の終わりは世代の違う私にとっても、いつまでも学生気分じゃいられないなぁと感じ始めた頃ですね。
時節柄一番印象に残ったのが名古屋オリンピックの招致。
すっかり忘れていましたが、そうそう!でした。
東京オリンピックはどうなることやらですが…
面白かったです。
2023年11月2日に日本でレビュー済み
「リバー」が面白かったので、今、同じ著者の過去作を一気読みしている。もともと「最悪」や「オリンピックの身代金」は読んでいたので、それなりのファンではあったのだが、「家」シリーズや本作を読んで、著者の作家としての守備範囲の広さと作品の質の高さに今さらながら驚いている次第。
著者とほぼ同じ年代、さらに田舎出身の上京組という点で、当時の東京の状況が私にも手に取るようにわかる。それだけに、それぞれの短編は宝石のよう。レノンの死、江川の初登板、キャンディーズの解散、ラグビーブーム、バブルの到来などなど。どれもこれも懐かしい。
中でも気に入ったのは「彼女のハイヒール」。まんま、わたせせいぞうの世界だ(と言っても、若い人にはわからないと思うが)。「ハートカクテル」でやってそう。この著者、さぞもてたのだろう。
著者とほぼ同じ年代、さらに田舎出身の上京組という点で、当時の東京の状況が私にも手に取るようにわかる。それだけに、それぞれの短編は宝石のよう。レノンの死、江川の初登板、キャンディーズの解散、ラグビーブーム、バブルの到来などなど。どれもこれも懐かしい。
中でも気に入ったのは「彼女のハイヒール」。まんま、わたせせいぞうの世界だ(と言っても、若い人にはわからないと思うが)。「ハートカクテル」でやってそう。この著者、さぞもてたのだろう。
2018年3月28日に日本でレビュー済み
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あゝ、そんな時代だったなと甘酸っぱい懐かしさを感じながら読みました。東京への憧れ、上京してからの期待と寂しさ、いわゆるバブルと言われた時代の様子。本当に奥田さんは時代の描き方が上手。浮かれているだけなように見える主人公ですが、悩んだり後悔したり、周りの人へのやさしさが感じられるのも奥田さんならではの温かさですね。「青春が終わり、人生は始まる」その人生はけっこう重くて長い!みんな頑張れ。
2018年2月17日に日本でレビュー済み
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私は楽しめませんでした。
あるあると思って読んでました。
しかし、それ以上の物がない。
古い懐かしいレコードを聴いているような本です。
懐かしさをつついてくる感はあります。
あるあると思って読んでました。
しかし、それ以上の物がない。
古い懐かしいレコードを聴いているような本です。
懐かしさをつついてくる感はあります。
2017年2月11日に日本でレビュー済み
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学生時代の出来事が次々と思い出され、懐かしさがこみあげて来ました。授業のあと、毎日友人とつるんで渋谷の街を遊びまわっていて、時間をつぶしていました。けれど、そんな一見無駄な毎日が、今の自分の性格形成につながっている。そんなことを思い出させてくれたのが、「東京物語」でした。
◇
小説にはテーマがあって、それを書き綴るために時代背景や考証を調べる。普通小説はその様に書かれるのではないでしょうか。けれど「東京物語」は、先に出来事があり、そこにストーリーを組み込んだ感じなのです。
そのくらい当時の出来事や流行や若者の思いが取り入れられていまする。しかし、心配しないでいただきたい。時代背景が主でストーリーが従だと言っても、「友人との関わり」、「親会社や上司の無理難題」、「強いられたお見合い」、「独立後の生活」など、綴られたストーリーの一つひとつが本当に楽しいのです。あるあるです。
◇
「ビラ配りの人から紙切れを差し出され、反射的に受け取っていた。ゲームセンターのもので最新の《ブロック崩し》ゲーム機を五十台も入荷したと書いてあった」
「鈴木が帰ってきた。『ただいま』こっちは覇気がない。トロいくせしてボートハウスのトレーナーを着ていた。青山のショップに並んで買ったのだろう。その労力をなんで仕事に回さないのよと皮肉を言いたくなる」
「『まったくね。あーあ、どこかに気前のいい女子行員はいねえかなあ』カメラマンのジョークにみんなで笑った。最近、銀行の預金係がオンラインを悪用して一億円も男に貢ぐ事件があり、世間を騒がせていたのだ」
「この三行目の《ならば今夜はトーキング・ヘッズのポリリズムに打ちのめされてみようではないか》って何よ。いったに何人のユーザーがトーキング・ヘッズなんか知ってるのよ。《略》自分の趣味を押し付けてどうするの。そうだろう?」
「『こっちだってろくに化粧もしとらんし、葬儀にでも行くような黒い服着て――』母親同士が甲高い声で互いに子どもをけなしあっている。洋子という多分コム・デ・ギャルソンの服を着た女を見た。不機嫌そうに下を向いていた」
こんな記述が所々あります。50歳代の方、懐かしいでしょう。
◇
当時の記憶を呼び覚ましてくれ、私はタイムスリップして楽しむことができました。
トーキング・ヘッズのポリリズムに打ちのめされてみたくなって、聞き返したことをお伝えしておきます。
◇
小説にはテーマがあって、それを書き綴るために時代背景や考証を調べる。普通小説はその様に書かれるのではないでしょうか。けれど「東京物語」は、先に出来事があり、そこにストーリーを組み込んだ感じなのです。
そのくらい当時の出来事や流行や若者の思いが取り入れられていまする。しかし、心配しないでいただきたい。時代背景が主でストーリーが従だと言っても、「友人との関わり」、「親会社や上司の無理難題」、「強いられたお見合い」、「独立後の生活」など、綴られたストーリーの一つひとつが本当に楽しいのです。あるあるです。
◇
「ビラ配りの人から紙切れを差し出され、反射的に受け取っていた。ゲームセンターのもので最新の《ブロック崩し》ゲーム機を五十台も入荷したと書いてあった」
「鈴木が帰ってきた。『ただいま』こっちは覇気がない。トロいくせしてボートハウスのトレーナーを着ていた。青山のショップに並んで買ったのだろう。その労力をなんで仕事に回さないのよと皮肉を言いたくなる」
「『まったくね。あーあ、どこかに気前のいい女子行員はいねえかなあ』カメラマンのジョークにみんなで笑った。最近、銀行の預金係がオンラインを悪用して一億円も男に貢ぐ事件があり、世間を騒がせていたのだ」
「この三行目の《ならば今夜はトーキング・ヘッズのポリリズムに打ちのめされてみようではないか》って何よ。いったに何人のユーザーがトーキング・ヘッズなんか知ってるのよ。《略》自分の趣味を押し付けてどうするの。そうだろう?」
「『こっちだってろくに化粧もしとらんし、葬儀にでも行くような黒い服着て――』母親同士が甲高い声で互いに子どもをけなしあっている。洋子という多分コム・デ・ギャルソンの服を着た女を見た。不機嫌そうに下を向いていた」
こんな記述が所々あります。50歳代の方、懐かしいでしょう。
◇
当時の記憶を呼び覚ましてくれ、私はタイムスリップして楽しむことができました。
トーキング・ヘッズのポリリズムに打ちのめされてみたくなって、聞き返したことをお伝えしておきます。
2016年4月30日に日本でレビュー済み
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名古屋から上京した若者の青春グラフィティー。奥田英朗の文体は自然で読み易く、軽やかだが味わい深い。僕はこの作家の文章が好きだ。
主人公の田村久雄、作者の奥田英朗、そして僕は同年輩である。久雄が東京で過ごす70年代末~80年代は、僕が20代を過ごした十年間とほぼ重なる。ジョン・レノン殺害、ウォークマン、雑誌ブルータス、キャンディーズ解散コンサート、幻の名古屋オリンピック、ロス疑惑、アルマーニ、地上げ屋、そして最終章のベルリンの壁崩壊。あの時代のイコンが次々に登場し、リアルタイムを経験した者にとっては懐かしいこと極まりない。しかし本作は懐古趣味に終始している訳ではない。若さの持つエネルギー、純情、葛藤、傲慢、やるせなさ等が瑞々しく描かれており、いつの時代の若者にも当て嵌まる普遍性をも兼ね備えているのだ。驚天動地の大傑作ではないかもしれないが、読後感の爽やかな青春小説であり、同年代の読者は固より、80年代を知らない世代にも広く薦めることの出来る作品である。
主人公の人物造形は見事で、読み進むうちに彼に感情移入し、自然と彼を応援している自分に気づく。主人公を取り巻く人々も魅力的だが、とりわけ女たちがビビッドで素敵だ。就中、僕は第5章のハイヒールの彼女に完全にやられてしまった。こんなにイイ女を逃すなんて、何やってんだ、久雄!この空け者めがっ!
主人公の田村久雄、作者の奥田英朗、そして僕は同年輩である。久雄が東京で過ごす70年代末~80年代は、僕が20代を過ごした十年間とほぼ重なる。ジョン・レノン殺害、ウォークマン、雑誌ブルータス、キャンディーズ解散コンサート、幻の名古屋オリンピック、ロス疑惑、アルマーニ、地上げ屋、そして最終章のベルリンの壁崩壊。あの時代のイコンが次々に登場し、リアルタイムを経験した者にとっては懐かしいこと極まりない。しかし本作は懐古趣味に終始している訳ではない。若さの持つエネルギー、純情、葛藤、傲慢、やるせなさ等が瑞々しく描かれており、いつの時代の若者にも当て嵌まる普遍性をも兼ね備えているのだ。驚天動地の大傑作ではないかもしれないが、読後感の爽やかな青春小説であり、同年代の読者は固より、80年代を知らない世代にも広く薦めることの出来る作品である。
主人公の人物造形は見事で、読み進むうちに彼に感情移入し、自然と彼を応援している自分に気づく。主人公を取り巻く人々も魅力的だが、とりわけ女たちがビビッドで素敵だ。就中、僕は第5章のハイヒールの彼女に完全にやられてしまった。こんなにイイ女を逃すなんて、何やってんだ、久雄!この空け者めがっ!
2023年1月3日に日本でレビュー済み
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本の表紙が気に入って注文したのに違う表紙の本が届いた!問い合わせするも回答が無し!酷い店!!