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関口 尚
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プリズムの夏 (集英社文庫) 文庫 – 2005/7/20

関口 尚 (著)
3.7 5つ星のうち3.7 33個の評価
すべての形式と版を表示
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購入オプションとあわせ買い

僕は、彼女を救えるだろうか。高三の「ぼく」は映画館で働く松下さんに恋をしていた。だが、彼女はうつ病日記をネットで書く「アンアン」ではないかと思い始め――。真直ぐな思いを鮮烈に描く青春恋愛小説。第15回小説すばる新人賞受賞作。(解説・海原純子)
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  1. 本の長さ
    200ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    集英社
  4. 発売日
    2005/7/20
  5. ISBN-10
    4087478394
  6. ISBN-13
    978-4087478396
  7. すべての詳細を表示
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2005/7/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/7/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087478394
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087478396
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 33個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

YAMATØ
5つ星のうち5.0 オススメです☆
2017年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大事な人を救いたい、ただその一心の為に、
脇目もふらず、真っ直ぐに行動を起こす
“Free Child”の大切さを、
改めて噛み締めるが出来ました☆

こんなデジタル化な現代に生きる若者こそ、
この書籍を是非、真剣に読んで欲しいと
凄く願っています☆
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 レポート
Amazon カスタマー
5つ星のうち3.0 美女を救い出す高校生二人
2018年10月17日に日本でレビュー済み
内容:男子高校生二人は水戸の映画館で美しい年上の女に出会う。女はそこでアルバイトをしていて、二人は親しくなろうと近づくも全て空振りに終わる。そんなある日、鋭い映画批評を書いたブログを見つけるが、ブログの内容は映画の批評から、うつ病や自傷歴があると言った暗い話しが綴られる様になる。二人はこのブログ作者が映画館の彼女ではないかと気づく。ブログの内容は更にエスカレートしていき、彼女がこの世から消えそうになる限界に達した時、二人は彼女の住所を突き止め、ギリギリのところで助け出す。っていう感じの話しです。
感想:話しの内容はシンプルで読みやすかったです。シンプルさが物足りないと感じる人もいるかもしれません。
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９２４
5つ星のうち4.0 正統派の青春小説
2019年7月11日に日本でレビュー済み
　キャラメイクも文体もしっかりしていて崩れが無い、物語も読ませる作り　主人公の親友のキャラが凄く良いので他のキャラがやや霞む　奇をてらうものでなく正統なので物足りなく思う人もいるかも知れない　とにかく親友の姿が強く頭に残る、ヒロインよりも主人公よりも、、、　作品舞台になる高校生に薦める、現代純文学マニアには物足りないかもしれない
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アマゾンのレビューを書く者
5つ星のうち5.0 良い。
2018年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は本は、作者やブームで選んだりは、しないのです。これは表紙の絵とタイトルに惹かれて購入しました。
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ヒューブーン
5つ星のうち3.0 心境描写は秀逸、ストーリーはまんま
2014年10月30日に日本でレビュー済み
年上の女性に憧れる青少年の心理は、まさにこんな感じだと思う。
ただ展開がまったく想像の範疇の真っただ中をただ進むだけで、意外性もなにもない。
また一読者としての感想だが、松下さんの素性が明らかになるにつけ、彼女の魅力が減退していくのを感じた。
全体としては上記のような感想だが、ラストをもっと工夫することで、かなりの名作になるような気もする。
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Sayuri
5つ星のうち4.0 憧れと現実
2012年1月14日に日本でレビュー済み
『君に舞い降りる白』で作者の関口さんの文章に「綺麗な文章を書く方だなぁ」と
感じて、この『プリズムの夏』も購入しました。

読んで最初に感じたのは、作者は謎めいていて少し病的な女性がタイプなのかな？と思いました。
『君に舞い降りる白』でも、性格は違えど謎めいた女性が登場するのです。

どちらの作品にしても、作者の中で「人を救うってどういうことだろう」「何もできないかもしれない
自分に、何ができるだろう」といった、テーマがあるのかもしれません。

また、誰しもが抱く「憧れの人にはこうあって欲しい」という理想。
相手に近づきたいけれど、もっと知った時にその理想は崩れるかもしれない。

憧れが強いほど、理想が崩れるのは誰しもが怖いのでは。
「夢を見ることも幸せ」「現実を受入れられるのも幸せ」、そうわかっていても
私は勝手に傷ついてしまったりします。

でも、主人公の植野君達は現実を受入れたくない気持ちがあっても
、憧れの女性のありのままの姿を一生懸命受入れようとしていくんです。

話の展開としては、あまり明るくないですし、うつの女性も登場するので
病的な要素も感じます。最後の部分も「ちょっと…」と感じます。

ただ、作者の関口さんはやはり綺麗な文章表現をする方だと、私は思います。
なんというんでしょう…、文章がスーっと入ってきやすいんですよね。

なので、内容としては☆３つですが文章も考慮して☆４つにします。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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kazu
5つ星のうち5.0 水のように透明な小説
2021年4月17日に日本でレビュー済み
「最近、妙にひねこびた小説や音楽が氾濫していることへの苛立ちの間に、するりと滑り込んできたまっすぐな視線にたじろぐものがあった」と五木寛之氏による帯の言葉通り、俺の文才で審査員をギャフンと言わせてやろう(笑)みたいな嫌らしさを全く感じさせない。関口さんの文章が水のようにサラサラと心に入ってきた。私がこの本を読んだときは主人公と同じ高校3年生で今改めて読むと受験に対する不安とか異性への憧れとか当時を懐かしく思い出せた。純粋な心を失いそうになった時…(笑)ふと読みたくなる作品です。
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"pinta"
5つ星のうち1.0 期待と風評とはうらはら
2003年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友情や恋愛感、主人公心の動きに感情移入できなかった。
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